ドライトップとドライパンツの接続方法
先日のドライトップの着方の続き。ドライトップとドライパンツのつなぎ方について。「接続することができます」とは書いてあっても「どうやってつなぐか」について言及しているものが今まで見つけられなかったので、これで合ってるのかどうかさっぱりわからんけれど、こんな風につないでますっていう話。流儀とかあるのかなぁ。
ダブルウエストのドライパンツとダブルウエストのドライトップをご用意下さいませ。まずは、写真のようにドライパンツのアウターウエストバンド(?)をこんな風に下に折り返します。
多分ここから流派によっていろいろやり方があるんだろうけど、僕はとりあえずドライパンツのインナーウエストバンド(?)を下に折り返します。その奥に見える黒いのは僕の腹黒い腹でございます。
そうそう、この前にドライパンツ内の空気をしっかり抜いておくことが大事です。
次に、ドライトップのインナーウエストバンド(?)をさっきのドライパンツのインナーウエストバンド(?)の上に重ねます。どちらのインナーウエストバンド(?)にも端っこにゴムバンドがついていると思います。そこを重ねるようにします。
ドライパンツがシングルウェストだったりネオプレンパンツと組み合わせたりする場合はこのままスプレースカートを装着します。スプレースカートを装着するときにはきっとインナーウエストバンド(?)がずりあがると思いますので、装着後しっかり引き下げておきましょう。大抵濡れるのは背中側なので、シートに座るときもインナーウエストバンド(?)がずり上がらないように気をつけて。あとはビルジスポンジなど使ってこまめに排水すると、シングルウエストのドライパンツでも結構濡れずにイケます。
ここからも流儀が分かれるところだと思いますが、僕は上から下に巻きたいので、先ほど重ねたバンドを両方あわせたまま1バンド分上に持ち上げて、折り曲げます。
こんな風に曲げて・・・
くるっと回します。こっち向きの方が水が溜まらなくてよさそうかな?と思って。
さすがにわかりにくいので絵にしてみました。こんな感じ!わからん?赤いのがパンツのインナー、青いのがトップのインナー。こんな風に背中まで一周折り曲げます。折り曲げ幅はできるだけゴムバンドと同じ幅がいいでしょう。ぴっちり巻くと巻き厚(?)が小さくなって、より多く巻くことができます。これが厚いと漕いでるときになんか腹周りが気になるかも。
一回下に(パンツ側に)インナーを落とすなら下から上に巻いた方が巻きやすい気がするのですが、なんででしょうかね。気付いたら上から下に巻いてました。その方が水が溜まりにくいっていうのはあるかもしれませんが?
そのまま(僕の場合は上から下にと)巻ける限り巻きます。3回は折り返した方がいいのかな。
で、その巻いたところをドライパンツのアウターウエストバンド(?)で巻いて、アジャスターバンドをしっかり締めておきます。こうやって、折り曲げたところが戻らないようにしてやるわけですな。
そのままスプレースカートをつけて・・・
ドライトップのアウターウエストバンドを下ろします。これで完成!!
試しに泳いでみました。ちょっとの間でしたが、全然漏れてくる様子はありません。少々沈脱しても大丈夫かな?普通に漕いだりロールして遊んだりする分にはまず大丈夫でしょう。
用を足すために毎回この手間が必要になることを考えると小用ジッパーがついたドライスーツにはどうあがいても勝てません。ドライスーツなら接続がうまくいかなくて水が浸みてくるなんてこともありませんしね。でも、個人的にはドライトップ+短パンとかもよく使うのでこっちの方が使い回しが効くし、トイレのとき上は脱がなくていいし、どこかが故障しても上だけとかパンツだけ交換とかできるから出費が少ないし、とか言い訳をして高価なドライスーツは買わないでいますが・・・。これから先温暖化が進んで雪が積もらなくなって雪遊びをしなくなって真冬も漕ぐようになったら買っちゃうんだろうなぁ~と思います。
なんらかの原因ですぐ漕がないといけない、ロールアップしてるヒマがない、という時は、ドライパンツのインナーウエストバンドを胸くらいまで引き上げて、その上からドライトップのインナーウエストバンドをケツくらいまで引き下げておくと(前述のようにスプレースカートを装着するときと乗るときに注意)とりあえず普通に漕いでる分にはドライに保てると思います。