SEAL LINE Electronic Case
昨年、「新アクアパックの憂鬱」で書いたように、新しくなったアクアパックがすぐ穴があくので、同等サイズの防水ケースを昨年いろいろ入手した。
そのひとつがSEAL LINE Electronic Case。買った後結石とかで漕がないまま使わないままだったのだが、今年2回のシーカヤックで使ってみた。
これのバージョンアップする前の古い方も持ってて、それはプラティパスと同じような素材で全然穴があく気がしないほど丈夫で信頼していた。ジップ部分もしっかり止まるし完全防水を唱える性能を持っていた。ただ、クリアの部分が若干曇ってきたので中身の視認性にかけてて、財布とか鍵とか入れるのに使ってる。
一方新しくなったコレは、ちょっとクリアの部分が柔らかくなって心配ではある。アクアパックと同じ道を辿ることになるのかもしれない。
ま、それでもこないだの柱島シーカヤックツアーで完璧な防水性能を誇り、あとは使い方次第かな、と満足してブログネタにしようと帰る途中で上の写真を撮ったあとのことだった。
それは既に行程の9割ほど漕いだとこ。海水浴場をあとにしたあたりで、ふと見るとケース内がやたら湿気で曇っていた。なんと口がパックリ開いて、湿気どころじゃなく、海水がしっかり中に入り込んでいたのだった。当然それまで浸水していなかったので閉め方に問題があったわけではない。途中で開けることもしていない。「自然に開いた」ということがもしあるならば、それなのだ。これでは旧タイプほどの信頼性はない。ちょっとカッコイイのに残念だ。こういうデッキ上使用などでは何らかのロック機構が必要なのかもしれない。
中に入れていたGPSは一応防水なので問題はないけれど、これが防水じゃない機器だったときは泣くに泣けない。これ、iPhoneなどにオススメらしいけど、大丈夫なのかな・・・。Oregonみたいに分厚いのじゃなく、スマートフォンみたいに薄ければ大丈夫なのかな・・・。それより中身が海にポチャンと行かなくて幸運だった。運がよかっただけなのかも。というわけで、ストレステスト失格を言い渡す。ていうかストレスかけてないんだけど。