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10/16 倉橋島 南湾だいたい一周ツーリング

 時間があったので午後からちょろっと漕いできた。

 シーカヤックを初めてすぐくらいに出航地だけチェックしておいて、でも行程からしてまだ無理だろうと放っておいた島巡り。でも時間切れでショートカットでただ漕いだだけになってしまった21.1km。


 出航したのは午後2時。出航するにはちょっと遅いので、日の入り時刻から逆算して帰還開始時刻を4時に設定。どこまで行けるかな?

 出航した浜のすぐ目の前にある鍋島のあたりで風を避けつつスプレースカートをはめた。この鍋島との間はほんのちょっとの距離なのに漁船が通るらしい。

 天気はいいが風が強い。風速計では4~5m/s。柱島群島がよく見える。あそこまで漕いで行けるようになるもんかね。

 とりあえず今回は倉橋島の南湾(名前はないんかな?)の島を巡る旅。目先の黒島にバウを合わせて行こうとするが・・・。なんと大型船が通っているじゃないか。ここは航路なのか?

 振り返ると右の遠くにも船の影が見えるので通過待ちした。なんか左側通行でしたけど。

 行き先をチェックすると、鹿島と羽山島の間を通過していった。でもあの辺では右側通行だった。原油高の影響でショートカットしているのか通常もそうなのかはよくわからんけど・・・。この島々の内側が航路だったとは、ノーチェックだったなぁ。

 途中は結構波が高くなってきたが、いい感じのペースで黒島まで横断した。ここでひとやすみ。上陸も可能な様子。

 そこからすぐ目と鼻の先のカシノコ島へ。こっちも上陸可能。

 島というより岩の集まりのような島だった。

 次は名も無き島、というか岩。上陸可能な浜?もあるにはあった。

 向かい風がだんだんきつくなってきたが、とりあえず横島。砂浜が豊富な島。

 上陸して振り返ってみた。結構来た気がするが6km程度。

 さてここから猛烈な向かい風・向かい波がやってきているのだけど、鹿島へ渡らなければならない。羽山島に渡ろうかと思ったけど、一気に鹿島まで行くことにした。

 航路と知ってしまったからには向かい風だからといってちんたらしているわけには行かない。風速計は出す余裕はないけど、5~7m/sよりは確実に強い風。10m/sくらいあったんじゃないかなぁ。その中を7~8km/hでマジ漕ぎできたことには感心した。もう波の高さとかどうでもいいね。といえる程度の波だから言えるんだろうけど・・・。

 一部だけ風裏になって穏やかだったけど、そこを抜けるとどこも風が吹き抜けていた。鹿島の東側とか行ってみたいけど今回はパス。

 北風が強いが、ここで風の位置エネルギーを稼いでおけば後が楽なのでとりあえず北上しておくことにした。

 鹿島北端の入道鼻までやってきて、鹿島大橋だけちらっと覗いて帰路に着くことにした。鹿老渡の東側とか水路とか行ってみたいけど、また次回。

 笹小島めがけて湾をショートカット。北東の風を浴びながら北西に行くもんだから、ずっと横風横波。でも微妙に斜め追い波なので、うまく斜めサーフィンしながらすばやく笹小島を目指した。

 桂ヶ浜とか寄りたいところだけど、もうパスパス。全部パス。逆行で進むもんだからサングラスをしていてもまわりがよく見えない。

 日が落ちてきて、柱島群島や防予諸島がよく見えた。

 こんな微小追い波でも、空荷のシオンはよく走る。走りすぎて前の波を追い越してしまうのが玉に瑕。8~11km/hでぐいぐい進んだ。風の位置エネルギーを放出している感じ。

 おもしろい形の奇岩もあったりして、もっとゆっくりそれぞれの湾の中をなめるように漕いでみたい。でも今回はパス!帰らなきゃ。

 ボディに映る夕日もきれいだったんだけど、写真で見るとそうでもないやね。

 出航地にやっと帰還。車があったのでホッとした。車がなかったらどうしようとか、考えん?

 ずーっと前のブログタイトル画像に使ったこともあるこの鍋島の夕景が再び。今回はシオン付。きっと誰も知らんだろうけど・・・。

 片付けもせず夕日を眺めてしまった。きれいだなぁ~。

 空の色の変化もきれいだねェ~。

 先日GPSのトラックログがメモリいっぱいになってしまった。解像度を高めにしておいたまま、しかもその前のツーリングログを残したまま長距離ツーリングに出てしまったのが原因だった。今回は出航前に注意して消したところまではよかったけど、メモリがいっぱいになったときにトラック記録モードがオフになって、手動でオンにしないといつまで経ってもオフのままだったらしい。ということを気付いたのはこの記事を書き始めた時なので、今回の記事には記録はナシ。残念。

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コメント

  1. あづ より:

    瀬戸内海の島の豊かさを感じるレポートですね。

    自由に島を、海を渡るのが素敵です。
    流石です。
    うーん、見習います!!

    これから寒くなるけど、こっそり経験積んで、
    島を自由に渡れるように成らなくては。

  2. quickturn. より:

    ほんの1年前までは、航路と知るや進路変更、風が吹けば出艇中止、波が出れば涙も出るという感じでしたけど、皆さんと一緒に漕がせて頂いて少しずつできることが増えてきました!

    昔はベタ凪15kmが一日コースだったのになぁとか思うと、風と波の中を半日で20kmも漕げたなんて、かなり進化してるっぽいですね!(自画自賛)

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