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7/18~20 通常スクール

 海の日は海へ。というわけで島渡りを計画していたけれど、梅雨前線が南下する予報だったのであきらめて「仕方なく」通常スクールへ参加。風も雨も強かった。

 今回はサボって写真が少ないので動画と天気図で「倍増」してみた。


 1日目。朝は少し寝坊気味で目覚めた。いつものように夜中入りの車中泊。夜中につくとナベさんの車が泊まっていた。朝方は暑くなって、車につけた網戸が初めて役に立った。裏を返せば、網戸のおかげで寝坊したのだ。

 そんなこんなで目覚めると、先週から1週間キャンプ合宿を続けている師匠とウッチーが浜に戻ってこられていた。今回初参加の神戸からいらっしゃったHさんが浜で最初の練習をされている中、慌てて準備したが先に行って頂くことにした。

 さらっと向こうからいらっしゃった僕の父親と同じくらいの年齢のAさんは先日奄美のシーカヤックマラソンに参加されて、見事完走されている。若いってすばらしい。その武勇伝を聞いているとカガミンさんがいらっしゃった。3人で出艇することにした。

 島につくと1週間ですっかり野生化したKSさんがいらっしゃった。1週間で複数のロールを習得し、師匠もウッチーもぐうたらしていた雨の日も早朝から練習を重ね、潮流激しい直島諸島のツアーも夜光虫パドリングもこなしたりと、いやそんな技術的なことはもとより、師匠のつまらなくないギャグに対する受け答えも見違えていた。

 バランスしながら撮ったスターン。この日はこれしか写真がない・・・。苦労して撮ったわりには沈脱して浮きながら撮ったのと何もかわらないという。天気がよかったのでツアーを中止にした判断が正しかったのかという考えがずっと頭をぐるぐるまわっていた。

 食事は、昼は炊飯してカレー。夜はツマミに焼き豚とキッコーマン うちのごはん すきやき肉豆腐。すきやき肉豆腐はごはんにかけて丼にしてもうまそうだ。しかし炊飯したのは食べ終わった後だった。皆さんにいろいろ頂いて腹いっぱいになった。カガミンさんにたくさん飲ませて頂いたのでかなり酔っ払った。

 2日目。朝にtanakaさんと初参加のSさんがいらっしゃって、島は沈むんじゃないかっていうくらいの大賑わい。ちょっと二日酔い気味でウッチーにバカにされつつボチボチ準備して、KSさんのお見送りについていった。お帰りになられるのを惜しむような強い風。帰れませんねーまた泊まっていくしかないですね~なんて話しながら浜まで一緒に戻った。またご一緒できるといいですね!

 島に戻ったのは正午頃。雨が降り始め、雨はしばらくして止んだがその後も強い風が続いた。金曜日に見た予報では前線が南下していくようだったので、それかと思ったが、帰ってから考えるとちょっと違っていた。北風と思っていたのは南よりの風で、前線はまだ通過していなかったのだった。

 浜では風速5~10m/s、最大で13m/sの風が吹いていた。一人で島を一周しに行ってみると、風裏の岬を回ったところであきらかに違う雰囲気。これから進むべき方向からドーーっと強い風が吹いていた。風速計では9~12m/sの風が途切れることなく吹いていて、白波があがっていた。せっかくなので風の中を進んでいった。向かい風は上り坂。レースじゃないんだからスピードを維持するために力を入れるんじゃなくて、速度はゆっくりでもいいから漕ぐピッチを維持する方向で、ローギアにして漕いで行ってみた。3km/hほどの速度しか出ないが確かに疲れない。こんな短距離じゃわからないけど。

 強風のためテントが次々と倒壊していく中、うちのテントはよくがんばった!テント場の近くの木も倒れてたので、ちょっと怖かった。

 風は若干落ち着いてきた様子だが、入り江で練習しているとかなりのスピードで流された。ウッチーが近くに寄ってきて、流されたから帰ってきたのかと思ったら「○○ができた」とかいちいち報告してくる。いろいろありすぎて、もうその時何を報告しにきたのかさえ覚えてない。このときは左のボディバランスとかだったかな??そんなに簡単に出来るようになってもらっちゃ困るな~というわけで、とりあえず何の役に立つのかわからないような珍妙なロールをしてみせて「これまだできんやろ」と言うのが精一杯。でももうネタがつきそうだ。

 そんな間に師匠と練習されていたSさんがファーストロールをキメた。改心のガッツポーズ。でも僕が一周している間にtanakaさんが指導されていたそうだ。2回目3回目もリンクだけ残しておきます。うれしそうに「早く来ればよかった!」とおっしゃったのが印象的だった。おめでとうございます!!

 夕食の頃には風がほとんど止んだ。Hさんも既にこの場に溶け込んで、師匠のつまらなくないギャグをこなしていた。夜光虫はちょびっとだけ出ていた。合宿中には大量に出てきたそうだが、残念。夜遅くに風向きが変わった。そしてその後すぐ雨が降り始めた。多分このときにやっと前線が南へ通過したのだろう。

 激しい雨音がテントを叩く中、なかなか眠れず天井方向を撮影してみた。そういえば普段他人のテントの中を覗くことはないので晒してみた。こんな風に細引きで天井に干し物をしてある。水が滴るようなのは入れてないけど、湿ったまましまっておくと臭くなりそうなのはこうやってひっかけている。雷鳴が轟き、風がテントを揺らしていたが、いつの間にか寝ていた。

 3日目。朝方も強い雨で、テントから出たくなかったが、そのうち雨も止んだ。その後は降ったり止んだりになった。出て行って朝食のときに、あちこちのテントの浸水被害の話を聞いた。うちのテントは大丈夫だった。よく頑張った。

 2日目とは全く違う様相の海。雨は降ったり止んだりが終日続いたが、風は強くなくおだやかだった。

 またウッチーが左のCPCができたとか言ってたので(この時点であきらかに追い越されている)、じゃぁリバーススイープロールをやってみれと言ってみた。いまいち理解できてないようだったので、もっと単純なフロントシャフトをしてみてと言ってみたら一発で成功しやがった。なんてことだ。

 次に左もやってのけた。しかも一発で。なんてことだ。

 お手本となっているナベさんのフロントシャフト。ナベさんはフロントハンドロールもできてしまう方なのでさすが余裕。

 ほんじゃぁちうことで沈からボディバランスをしてもらった。最初はどうすればいいのかよくわかってなかったみたいだが、息継ぎをしながら整えて、最後には成功させてしまった。ファーストチャレンジで即成功。何てことだ。

 2回目はコツを掴んだようであっさりハンドスカリングで上がってきた。なんてことだ。

 せっかくなので、巻き戻しもしてもらったらこれまた成功。なんてことだ。もうなんてことだとしか言えない。いや目上の人に「なんてことだ」は失礼だ。なんということでございましょう。あとで左の沈からバランスもできていたようだ。なんということでございましょう。

 こうやっていろんなロールができるようになったことを書いたりロール動画ばっかり載せるから知らない人から見るとウッチーはロールしかしてないように思うかもしれない。しかしいつ見てもバックストロークしてるしずーっとドローストロークしてるし、ランニングハイブレイスもやってるし、フォワードストロークは既に僕なんかよりずっときれいだし、師匠に言わせるとロールはできるが基本はまだまだということだがますます加速してうまくなっていってると思う。これだけ基礎技術が高くなったうえで、秋に計画されているというたくさんのツアーをこなして経験を蓄積していけば、こりゃもう末恐ろしい。と同時に師匠の技術体系と年間スケジュールにカチッとハマったらどんなになるか、ということを彼女が証明しているのだろう。逆にこれだけ高速で進化していくと、アルジャーノン・ゴードン効果みたいなことがちょっと心配だったりして。

 ナベさんも腰が悪いのにフロントハンドをバンバンキメていた。僕は左のハンドがちーっともあがらん。ねっちり左シャフトをやってその後パドルを持ってるつもりでやると一回はうまくいくけど、その後同じイメージでやってるつもりでさっぱりあがらん。結局進化なし。

 ナベさんとウッチーが先に島を出られたあとでは、HさんとSさんが漕いでいた。Sさんのロールも徐々に力が抜けてきたようだった。Hさんは参加を決めてからすぐキャンプ道具などをそろえていったそうで、情報収集に余念がなかった。また次にお会いする頃にはたくさん新しい道具が増えているんだろうなぁ。僕は片付けが佳境に入りずっと荷物をまとめるばかりだった。もっとさっさとできんもんかね。まったく。

 最後に島を出たのは4人。また雨が強くなっていたが海はおだやかだった。

 大柄なSさんはラサに試乗されて、ラサの大きなコクピットがお気に召された様子。今お使いのPOINT65°Nのは見た感じもスモールサイズ。僕が乗ると乗り降り沈は免れないだろう・・・。でも一緒に漕いでいるとピューっと先に行ってしまわれるくらい速いみたい。

 久しぶりにちょっと埃をかぶっていたエピックのパドルを持ってきてみた。何度か書いたと思うが、手首を傷めてからベントシャフトしか使えなくなり、加えて川用でカーボンパドルを使うようになってからこのケブラーブレードのパドルはふにゃふにゃした感じがしてしまい、しばらく使えないでいたのだった。細いパドルも太いパドルもいろいろ使ったうえで、やっとこのパドルの良さがやっとわかるようになってきた気がする。入水がやたら静かなのは何だろう。他のパドルでは進行速度と入水速度をあわせないとバシャっとなってしまうが、このパドルは適当に漕いでもスルッと入ってしまう。ロールしたときには水を鷲掴みするような、不思議な力がある。あまり使わなくなっていたので手放そうかと考えていたが、今のラインナップにはケブラーブレードっていうのがないようなので、ちょっと大事に持っておこうと思う。

 そういえば雑談の中で師匠にキャンプ道具は最終形かと聞かれた。もう何かアレが欲しいコレが欲しいというのは特になくなってきているが、ちょっと食事のときにも、鍋はこっちガスはこっちガスカートリッジはこっちカトラリーはこっち水はこっち食材はこっちと全部バラバラになってしまっていて、テントから食卓(?)まで殆どのキャンプ道具を移動させているような状態になっている。これはやっぱりアホなのでこれはどうにかしたい。大きな防水バッグやケースに入れてしまえばいいんだろうけどそれじゃぁシオンに入らないし。今みたいに種類別に出航時にまとめられた静的パッキングじゃなくて、出航時は昼食用で、昼食が終わったら次の夕食用をパッキングしておくとか、都度最小パックを作っていくような、いわば動的パッキングにしておくと後片付けも楽になるのかも。知らんけど。

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コメント

  1. POINT65 より:

    quickturnさま、動画ありがとうございました。

    しかし、愛車さながらに充実したブログの内容に感服
    致しました。
    初めての参加でしたが顔見知りのTさんが来て頂いた
    り、同じく初参加のHさん、quickturnさんをはじめ
    常連メンバーの方々も気さくで充実した初参加となり
    ました。ロールだけでなく、キャンプ生活も大変勉強
    になりました。テントは真っ先に考えなくてはならな
    いアイテムですね!料理やパッキングについても参考
    になりました。
    2回目、3回目の動画も提供してもらい感謝です~ :face_happy:

    また、ご一緒になった時はよろしくお願いしますね :c_hand:

  2. quickturn. より:

    改めまして、初ロールおめでとうございます!
    そういえば初カヤックキャンプとおっしゃっていましたね?
    初の無人島キャンプがあんなひどい天気で残念でしたが
    あれはあれで思い出に残るのではないでしょうか??
    またよろしくお願いします!

  3. うっちぃ より:

     動画をたくさんのせて頂いてありがとうございます。
    そして、いっぱい褒めて頂いてありがとうございます。
     でも今の私があるのも、純粋な気持ちで「見て~♪」と行ったとき、必ず「これはできんやろ」と、小技を見せてくるクイックさんの勝ち誇った上から目線あってこそです。
     とりあえず、私は海もカヤックもキャンプも…そしてウクレレも楽しくて楽しくて♪まだまだ夏はこれからだぁ~!!
     また、水上タクシー乗せてくださいね~(^^)/

  4. quickturn. より:

    べ、べつに褒めてなんかないんだからねっっ
    ていうか本当は動画はひとつで十分なのに、新しくできるようになることがたくさんありすぎて、動画もたくさんになってしまって困っているんです。もうあまり上達しないで頂けませんか。どうかお願いします。きっとtukaraさんはそれを願っているはずです。

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