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上体と艇の分離

 漕がない日々はイメトレです。DVDを見ながら、特に基本のところをもう一度しっかりと。


 上体と艇は時に反対の動きをします。また時に別の動きをします。例えばリーン。傾けたい方向に体を倒すと、重心の移動によってちっとは傾きますが、体を倒す動きは艇を傾ける動きとは反対の動作。例えば右にリーンしたいときに体を右に倒すと、右の腰が縮んで左の腰が伸びますよね。でも、艇が右にリーンするためには、右の腰が伸びて左の腰が縮まないといけません。あくまでも、水面と艇との力学で運動するスポーツなので、艇に対して働きかける必要があるってことですね。

 ちょっと話がそれるけど、リーンをおケツでやるっていう感覚が最近ちょっとわかってきた気になってきました。ひざとつまさきとおケツが艇と一体化したとき、ひざや足は動きようがなくなって、ひざでどうこうとか足で蹴飛ばすとかそういうのは一切なくなるわけですね。だって一体化してるんだから。あくまでも、足は艇を艇の中からキャッチするためのもの。だから、ようは腰が動けば艇が動く、腰の中で艇に張り付いてるおケツで艇を感じるわけですな。たぶんね。

 前に漕いでバウを刺したいときは、重心を前にするのも大切ですが、しかし体を前に倒すだけでは艇の先端を水面下に押し込む力にはなりません。しっかりと足先を水面下に押し込むようなイメージが必要でしょう。でもあれですね。最近はフォワードストロークの方が大切な気がしました。浮力に打ち勝つだけのパワーを艇に伝えるためには、水に入れたブレードの先に足先を突っ込むような感じかな。漕ぐって思うとぱちゃぱちゃするだけになっちゃうような気がします。腰のひねりを利用して、足をぐーっとぐーっとぐーーーーっと押し込むような。

 ダブルポンプからバウを刺すときは、バックスイープで後ろから前に漕ぐと。漕ぐといっても、実際は体はそのままで艇が動くんですな。そしてその時腰はバウを水面下に押し込む回転方向と逆の回転をしなきゃいけないわけですよね。バウを刺してスターンを刺すときは、先に体が先回りしておいて、スターンを刺す方向に艇が回転するのと逆の回転を体はするわけですな。でも回転するのは体じゃなくて艇の方。運動方向は逆になると。あれですね、ルービックキューブを回す手首の動きみたいな感じ?右手に持った面を右にまわすのに左手は左に回ると。右手と左手が逆の動きをすることによって、回転するわけですね。でも、手はずっとまわらないので、一旦手を離して右手は先回りして、また逆の運動をすると。わけわかりませんね。なんかちょっと違うような気もしますね。でも自分の中でイメージができたのでそれでいいのです。ハハハ

 で、スターンを刺すとき、右のスターンを刺すのに体はしっかり左の腰を縮めて右リーン、体は(右手首を先に回すように)先回りして艇の回転を迎えます。スターンが刺さったら、また体は先回りして、ダブルポンプと同じようにバックスイープすればカートホイールになると。体は先回り、体は艇と逆方向。腰の回転で力を溜めて一気に元に戻すことによって艇を運動させるってことですね。で、水圧と浮力を最小限にするために、確実にリーンをすると。

 また話がそれるけど、ウェーブでカートホイールしている映像を見ると、バックスイープの前にフォワードスイープのようなパドルの動きをしていました。これって静水でやるのとちょっと違う感じですよね。これによって流されにくくなるのかな?

 思考の過程で適当に書いたので支離滅裂でしかもだんだんタイトルとずれてきたけどまぁいいか。イメトレすると漕ぎたくなってくるなぁ~。でも52回のうち雪があるのはほんのちょっとしかないからなぁ~。

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