バウとスターンのそりあがり
グリーンランドタイプと呼ばれるカヤックはバウとスターンが反り上がっているのが特徴のひとつっぽい。これって、もしかしたらロールのしやすさに関係あるのかも?
例えば半円ほどにバウとスターンが反り上がったカヤックがあったとする。
これはひっくり返そうと思っても、多分横になったままそれ以上沈むことはないだろう。
沈しようとする力に対して、バウとスターンの浮力が勝ってしまうのだ。
さすがにそこまでバウとスターンは反り上がってなかったとしても、多少なりとも反り上がったバウとスターンには、反り上がってないカヤックよりもバウとスターンの先端に浮力がある。
ということは、少し傾きさえすれば、反り上がってないカヤックに比べて起き上がる方向に傾いてくるということでは?
ということは、バウとスターンの浮力がロールの初動にプラスになるのでは?
うちのスコールは、デッキが平らではなく、山型に盛り上がっている。
そのため、沈してると大抵どちらかに傾いている。
だから、ロールするときは起き上がりたい方向に傾けたのを確認してからロールの初動を開始すると楽に起きられる。
バウとスターンのそり上がりによっても、きっと沈した状態では安定しにくい。
その不安定要素がロールのしやすさの一因になるのでは??
ならないかな??