南桑は大丈夫
まだ、水の色は抹茶色。ただ、水量は徐々に徐々に減ってきている。 やっぱり和田さんより先に到着したので、とりあえずライフワークのフェンスの草取りを始めた。和田さん達が到着してからは、無事な家財道具を和田さんの車に積み込んだあと、倉庫の泥を掻き出す。昨日より手伝いの人数が多いのであっという間。
途中で抜けさせてもらって、診療所へ行ってみた。一応、今日も来るように言われていたので行ったけれど、足の傷はもう問題なし。昨日の貧血症状のことを話してみるが、どうも薬の影響ではなかったようだ。ただ単に体調が悪かっただけのようで。
そのついでに、小学校の様子を見てきた。もう殆ど作業していない。大方の作業は済んでしまったようだ。すばらしい。明日からの開校に間に合っている。中庭に出された小物は、きっと生徒が明日以降きれいにするのだろう。その後、泥掻きを継続。ひと段落ついたところで、昼食をとる。
昼食後、外回りの洗浄をみんなでやっていたが、ちょっと人が溢れている状態なので、ライフワークを続けた。フェンスがすっかりきれいになった頃、外回りがきれいに磨かれているのを見た。すばらしい。泥にまみれた庭が、コンクリートの地肌が見えて、きれいになっている。もう、和田さん宅はあとはプロの仕事。リニューアルオープンも近いだろう。
床上浸水どころではない、土砂災害だった南桑。行き交う人はかなり疲れた様子。だけど、もう、南桑は大丈夫。もちろん完全復旧まではまだまだ時間がかかるし、明日以降もまだボランティアを必要としている状態。だけど、これだけ町内の結束が強ければ、南桑はすぐに復活するだろう。都会だったら、こんな風に回復できただろうか。
コメント
2日間にわたるボランティアお疲れ様でした。連日の作業は、本当に大変だったと思います。釘の足は大丈夫ですか?
南桑のみなさん、美川のみなさんの大変さをこの目で見て、まだまだ人手が足りないなと正直思いました。ボランティアの募集は9/25までと聞いております。できる限り参加したいと考えています。楽しさと喜びをいただいている、その恩返しだと思っております。
速報はキクちゃんさんのこのブログが最速です。毎日こまめに拝見しております。ありがとうございます。橋の下の様子はこの目でチラと見ましたが、ウッドビレッジ側からの写真はまた違う印象を受けました。川砂が相当流れ込んでいますね。複雑な思いです。
和田さんが「そんな美川町、南桑がますます好きになりました」と書かれているのが嬉しかったですね。
復旧作業,お疲れ様でした。なんだか錦川も穏やかな姿に戻った感じですね。しかし,被災者の方々の大変さはこれからなのかもしれませんね。お手伝いできることがあれば,ぜひ,声をかけてください。
fusaiさん:
いやぁ、私のやってることなんてボランティアのボの字の濁点のひとつにも満たないものです。
速報って言っても、そこらのニュースソースを無断でコピーして貼り付けてるだけですんで、最速なんてことはありません・・・。まぁ、橋の下写真は最速ですかね!?
ボランティアと行政がうまく連携できていないという話もありましたが、行ってみてどうでした?
mojio6000さん:
錦川は水量こそ落ち着いて来ていますが、みんな土砂を川に捨ててますんで、衛生的にはちょっとどうなんでしょうね。
昨日くらいから土砂は川に捨てないようにと連絡があったみたいですけど、そんなの守っていられないというのが実情のようです。
またダムを放水するくらいに増水してくれればキレイになるんでしょうけど・・・。
災害センターの対応は、我々にとってわかりやすく、働きやすいものでしたよ。うまくこなされていると思いました。県から良い指導者が来られているのだろうかと想像しました。川への砂廃棄ですが、川からきたものだから川へ帰すのだとおっしゃっていましたが、衛生面ではやはり心配ですね。しかしあれをどこへ持っていけばよいのでしょうか。いちいち「廃棄場へ」なんて言ってられない状況でしたね
そうでしたか。
連携が云々は、そう感じた人のまわりで、たまたま情報の混乱などあったのかもしれませんね。
後半は、一部は土嚢袋に土砂をつめていましたが、ねこ車に投げ込むのと袋に詰めるのでは効率が違いすぎますからねぇ。