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自分の写真

わたくし  いつも撮影する側なので、自分の写真は珍しい。mojio6000さんに頂いた。ありがとうございます。最近、こんな風に傾けて過ごすことが多くなった。漕いでるときもだけど、止まってるときも。

 カレントデザイン・スコール。リーンしてもホントに曲がらないカヤックで、ラダーがないとコントロールできない船だと思っていた。 他のカヤックに乗ると、リーンかけるとすーっとターンしてくれるし、スイープストロークで方向をカンタンに変えることができる。なんて曲がらないカヤックを選んでしまったものだと思っていた。 でも、今までよりももう少しリーンするとすっとターンが始まることがわかった。この写真はターン中じゃないから、これくらいはちょっと行き過ぎだけど。

 この船の性質がわかるまで、実に2年近くかかった。というよりは、中古だけど初めて買ったシーカヤックで、しかも(今でもだけど)素人同然で買ったものなわけで、やっとカヤックのコントロールのしかたがわかってきたっていうところだろう。リーンターンができるようになってからは、ラダーを出すことがなくなった。だって重いんだもん。フォワードストロークがニガテなので、漕ぐのは軽い方がいいに決まってる。

 ロールにしてもそう。コクピット周りが高くて、最初の頃はなんてロールしにくい艇なんだと思っていたけれど、バックロール(リバースロール?)は割と楽に起き上がる。もっともっといろんなことができそうだ。

 ロールにしてもリーンにしても、荷物が満載のときの方がコントロールしやすいようだ。浮力が強すぎるのかなんなのか。リーンした時の安定感が空荷のときと比べると大違い。ロールは勝手に体を引っ張り上げてくれる感じがしてくる。

 ポリ艇だけに重くて持ち運びは辛いけれど、とにかく頑丈なので細い水路もガンガンいけるし、今ではとても気に入っている。かーるいカヤックが欲しいなぁって思うこともあったけど、今はまだしばらくいいや。もっと乗りこなしたら、もっと良さがわかるようになるだろうか。噛めば噛むほどっていうけれど、今のところそんな感じ。まだまだ噛みがいがあるみたい。もっと噛みしめようと思う。

 でも最近、扱いが荒っぽいとちょっと反省。ずりずりやっちゃうし、ゴツゴツやっちゃうし。もうちょっと丁寧に扱わないといけません。命を預けているんだし。ね。

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コメント

  1. mojio6000 より:

     今回のお題は,まさに自分のテーマと同じでびっくりしました。つい先月,リーニングやエッジングの練習ばかりしていたもので…
     僕の艇もラダーが付いていますが,ほとんど使ったことがありません。どういうときに使うのかもよくわからなかったのですが,自分のスキルで艇をコントロールできるようになりたいと思ったときに,ラダーが邪魔になりました。quickturnさんと同じように,曲がらない艇だなあ…と思ってばかりいたのですが,怖くてあまり傾けられなかったんですね。1年近くたって,やっと,自分の艇の特性がわかるようになってきました。
     今では逆にラダーの使い方を覚えなくちゃ,と使う機会を増やしていますが,ラダーが出てると艇で遊びにくいんですよね。しばらくはラダーレス仕様です。

  2. quickturn より:

     ラダーの使い方・・・コントロールできなくなったり、コントロールするのが面倒なときにラダーを出すっていう程度で、あんまり考えてないんですけどね・・・
     今は、傾けっぱなしで漕いだりするのも「俺って傾けてるぅー」っていう感じで楽しんでます(?)

  3. oyaji より:

    いつも楽しそうですね。拝見していてこちらもワクワクしてきます。
    カレントのボートを乗りこなすのは面白いですよ。
    15年程前にカレントのオーナーのブライアンと一緒に乗ったり話したりした事がありますが、アリューシャンスタイルが基本なのでハイボリュウムで荷物を積載してロングツーリングがコンセプトと言っていました。他のメーカーよりも2次バランス(スタビリティー)が良いのでキールアップしてターンしていました。
    自分もカレント3艇乗りましたが硬派なメーカーです。
    是非今以上に乗りこなして下さい。カレントを手の内に入れれば他メーカは何でも乗りこなせます。頑張って下さい。

  4. quickturn より:

    oyajiさん、ありがとうございます!
    はい、楽しいです!
    私はひとの言葉に影響を受けやすいので!?そうおっしゃって頂けると
    益々他のカヤックに乗り換えられません。
    確かにハッチ内が大きくて、パッキングが下手な私にはこれ以上
    ボリュームの小さいカヤックではキャンプ道具が載せられないでしょう。
    もっともっと乗りこなしていきたいです。

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