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沈下橋張り付き再び

2005/07/23 沢トレッキング・洞窟探検のあと。

 南桑で泥落としを兼ねて?川で練習。そのとき、野球少年30人以上のカヌー教室をやっていたKさん達がまだいたのでちょっとお話。その30人以上を相手に沈脱練習もやったらしい。30回以上の水抜きだけでも大変だと思う。お疲れ様でした。

 その話の中で、先週の土曜日だから7/17のこと。例の事故があった沈下橋の同じ橋脚にダッキーが張り付いたらしい。幸い、乗員4名(明らかに定員オーバー)は脱出したらしいが、この軍団もまたほぼ初心者だったようだ。

 そこにたまたま居合わせたKさんが張り付いたのを2時間かけて引き剥がしてあげたらしい。諦めるように言っても聞かず、突っ込んで行きそうな感じでちょっと怖かったという。なんでも、先輩から借りたものだったそうな。

 そりゃ借りたものを張り付かせてしまったら高価なものだしなんとかして剥がして返さないとって思う気持ちもわからんでもない。だけど、川の怖さを知らない人に貸すその安易さもどうにかしてほしい。

 レスキューの技術もしっかりしているKさんがたまたまそこに居合わせたからよかったものの、もしいなければなんとか剥がそうとして二次災害が起きていたかもしれない。

 その話を聞いて、そういえば大島からの帰りにその沈下橋を渡ったことを思い出した。橋の上から若そうな人たちが橋の下を覗き込んでいた。で、その脇にKさんがその日乗ってきていた車と、あのカヤックの組み合わせが止まっていたのも覚えていた。ただ、Kさんの姿が見えなかったし、Kさんといえばワゴンにあのカヤックを載せているイメージだったので全くつながらなかった。 その若い人たちがそのカヤックでそこでゴールしたのだろう、という程度にしか思ってなかった。 そこで一旦止まって声をかけたりすれば、ちっとは手伝えたのかもしれないと思うと、そういう声かけも大切なのかな。

 クローズドデッキのカヤックだと何となく練習しないといけなさそうっていうのがわかりやすそうなので大丈夫なんだろうと思うけれど、シットオントップやダッキーは割と安易に乗れてしまうので、初心者でも穏やかそうに見える錦川へ漕ぎ出してしまいやすいのかもしれない。乗る人も危険を十分に知った上で艇をコントロールできるようになるのは当然のこと、売る側も貸す側も、十分に危険を教えて、これ以上残念な事故を起こさないように気をつけてほしいと思う。

深谷川の沢トレッキング

2005/07/23 深谷川1
2005/07/23 深谷川2 2005/07/23 深谷川3 2005/07/23 深谷川4 2005/07/23 深谷川5

2005/07/23 深谷川への沢トレッキング。

 山口ODSNの沢トレッキングに参加。集合場所はいつもの南桑の木工センター前なので、夜中のうちに南桑の橋の下入り。なんだかんだで到着したのは午前3時を回っていた。誰かが橋の下にブルーシートを敷いて場所取りをしていた。いつもは誰もいないこのキャンプ地にも、この季節はバーベキューをする人が急に増える。仕方がないのでちょっと横にテントを張る。

 朝6時頃には目がさめる。あんまり寝てないのでどうかなと思いつつ、朝8時半に出発。深谷川へ到着。メンバーはゆかいな奥様方とベースの少年。そこから装備を固めて川を上流へ向かって歩き始めた。

 階段状の護岸に固められた川で、子ども達が水遊びをしている間をフル装備に固めた一団が歩いていく。しかしちょっと歩くとそこはもう別世界。人間の手が入っていない、自然の川。かと思いきや、いきなり堰が出てきて興醒め。

 堰のあたりでアブに刺された。しかもラッシュガードの上から。和田さんはなんとハエたたきを持ってきていたので、それを借りてアブをたたくたたくたたく。一体何匹やっつけたのだろうか。気を取り直して堰を越えると、そこはもう、美しい渓谷が広がる。

 涼しげな流れを浴びながら、ジャブジャブと歩いていく。わざわざ難しそうな岩を選んで登ってみたり、滝の流れに対抗しながら岩を越えたりする。巨大な岩が多く、流れはどこまでも透明。すごくきれいな世界。

 大岩から淵へ飛び込んだり、もぐって泳いでみたりする。こう暑い日は、水遊びするに限る。エアコンの効いた部屋にいては息がつまりそうだ。日本中の人が土日に川で遊べば、消費税分くらいの電気代は節約できるのではないかと思う。

 まぁそんなことを考えながら歩いていくと、大きな堰が現れる。どうしてこんなところにこんな巨大な堰を作らなければならなかったのか。きっと何億年もこの沢はこの形であったろうに。ほんの一瞬で人間は自然に手を入れてしまうのだ。

 帰りは流れに身を任せ、川を下っていく。このコースは上流でゴールというところまでいくと退屈な沢歩きが待っているので、引き返すのがベストらしい。なので、中国自動車道の橋が見えるところで引き返す。深谷大橋はまだ上流だ。


2005/07/23 でかまるくん 2005/07/23 洞窟探検

 本日は2本立て。美川町へ戻り、洞窟探検が待っている。美川町のシンボル、でかまるくんの裏から奥へ入り、ひみつの洞窟へ。遊歩道を外れ、道なき道を歩いていくと、そこに洞窟。どろんこになりながら奥へ進む。

 ベースの少年は高い身体能力を活かして岩の間をするすると登っていく。手足が長いのはうらやましい。きっと、その登ったところにまた違う景色が待っているのだろう。

 洞窟2本を探検して、本日のイベント終了。沢はいい。気持ちいい。暑い日は沢がいい。