周防大島(2)
周防大島。昨晩のうちに出発。
カートップする時には雨は降ってなかったが、そのうち降ってきた。
夜中の高速を飛ばしてるとあまりに眠くなったので、玖珂PAで休憩。
ただの休憩のつもりが熟睡して、気がつくともうかなり明るい。
やばい!と思って時間を見ると朝5時半頃。
ヨユウの時間だった。
でも、寝ようとして寝ていないときにはシートも倒さずヘンな格好で寝るから体が痛い。
朝7時頃の周防大島は大荒れ。突風が吹いてるわ、雨が叩きつけるわ、こりゃ今日は中止だなぁと思いつつ、四国からのお客様を丁重にお迎えして(といっても港で寝てたらいつの間にかフェリーが着いてた)集合場所へ。
目が覚めたときにはだいぶ風が収まっているように見えた。
出向は前と変わらぬ白鳥海水浴場の横の方。
北側の方が波が少ないだろうという判断。
確かに、波はなかった。
総勢6人で、まずは、前回の調査行と同様に目の前の飛瀬島へ渡る。
右側から風が吹き、風見鶏現象で右を向く。特に、あまり慣れてない人はうまくコントロールできていないようだった。
確かにあの艇はボリュームがでかくて風の影響を受けやすい。
そのまま符崎の鼻を目指し、少し行ったところで上陸。そこでランチ。
ランチの後でポップコーンを作った。そして野点。お抹茶でさっぱりとする。
その頃には晴れ間が見えていい天気になってきた。
ロール練習組とツーリング組に別れ、ロールの練習のお手伝いに加わる。
この方、2日目のロール練習で起き上がったのだが、それから半年くらいのブランクがあるのでちょっと忘れ気味。
でも、ヒップスナップと最終の姿勢はなかなかいい感じなので、またすぐに思い出すだろう。
もうちょっとあったかくなってから練習しよう。
まったりとした時間を過ごしていると、ますますいい天気になってきた。
ツーリング組が帰ってきたので、しばらく休憩して、出発。
風がおさまり、波は全くなく、とても漕ぎやすい。
帰りにハイブレースターン(?)の練習をしていたら、ふと気づくとデッキにつけておいた愛用の合成セーム皮の布がなくなっていた。
プラスセーヌという洗車用の合成セーム皮で、もう10年くらい前にワゴンセールで180円くらいでいくつか手に入れたもの。
普通は800円くらいするらしい。
これはスグレモノで、かなり吸水するし、きゅっと絞れば水が殆ど抜け切ってしまう。
タバコに火をつけるときにこれで手を拭けばフリント式ライターでもライターを濡らすことがなく、ビルジスポンジとしても使える。
しかし、メインの用途はサイバーショットU60のレンズ部についた水滴を拭き取ること。
これだったら濡らさないように防水して持っておく必要もなく、PFDのポケットに突っ込んでおけばよい。
使うときにぎゅっと絞ればいいだけ。
なんと便利!
・・・というお気に入りのシロモノだったのだ。また新しいのをおろさなければ。
再び符崎の鼻から飛瀬島へ渡り、島の反対側を通って出発地点へ。
出発の時とは全く異なる天気で清々しい。
船の時間があるので、慌しく片付けをして、再び港へ。
朝とは全く違ういい天気の中、高速船を送り出す。
ホタル見に行くかもと言っていたC氏にメールしてみると、行かないという。
ということで、今夜は翌日の上関に近いところで休むことにして、とりあえず大畠大橋を渡る。
橋を渡る途中に道路傍にどうもコクピットカバーのように見える黒い布の物体が見えた。
お客さんでコクピットカバーを付けていた方がいらっしゃったので、どうしても気になって、大畠観光案内所に車を停め、全長1000mの橋を歩いて戻った。
そしたら作業服だった。ある意味残念。
その後、あまりにも時間がありすぎるのでどこかその辺でいいところがないかとC氏に聞いてみると、ダーツをしようと言ってくれて、光市役所で待ち合わせ、徳山まで連れて行ってくれた。
ダーツをやってみたらなかなかおもしろい。
これははまりそうなので控えめにしとかないといけない。
楽しい、いい時間が過ごせた。ホントにありがとう。
禁酒解禁をお祈り申し上げます。
ということで、光市役所内にて車中泊。