ノーライトデザイン シオン
初めて、シーカヤックの新艇を購入しました。北海道のカヤックビルダー、ノーライトデザインのシオンという、世に出て間もないカヤックです。多分、世に出たシオンの3艇目くらいになるのかな?到着が翌日になりそうだったので営業所止めにしてもらったにも関わらずなぜか夕方のうちに配達されてしまったというある意味印象的な(?)出会いでした。
いやぁ~、待ちに待った新艇です。待ちに待ったと言っても、有名人でもないのに発注確定してからすぐ届きました。いや~スバラシイです。
ラサSサイズと迷って悩んだのですが、結局シオンにしました。ラサはとにかくコントロールしやすいしリーンターンがスパッと決まるし深く深くリーンしてもグラッとこないしロールもしやすいし乗ってて楽しかったのですが、何か、何かが足りないのか、ビビッときませんでした。その理由は何だか今となってもわかりません。だから、シオンの登場を待って、シオンに試乗して、それからどっちにするか決めようと思ったのです。
試乗してみて、というかコクピットに座ってみて、ビビッときました。ケツが教えてくれました。これだってケツが言ってます。それから二日間乗り倒し、乗って倒れて満足してそれから即購入を決め、師匠と何度もメールのやりとりをさせて頂いて、サイズや艤装・カラーなど細かい仕様を詰めて、そしてやっと届いたのです。
ノーライトのWebページにあるカラーテスタで色見本を作って、最後まで悩みました。あまり見かけない色がいいと思って、デッキをホワイトグレー、ハルをブラックのタイプが有力だったのですが、結局、クリアでカーボン地を見せるブラック仕様でお願いしました。
そんな風にいろいろ指定して決めたものですから、梱包を解くのはもうドッキドキ。でっかいぷちぷちシートが手に入ったヨロコビもあり(?)、ドッキドキです。もったいないのでぷちぷちシートを丁寧に丁寧に一枚一枚剥いていきました。
えらく時間をかけて剥いて出てきたシオン。いや~何もかも正解!しばらく家の前でコクピットに乗ってました。バカです。でもこんなときは敢えてバカになります。もとからバカっていうまめ情報はいりません。
さて、そこからは大急ぎでフィッティング。今回は、アウトレットで手に入れてこの日のために熟成させたボンバーギアのバックレストと、新しく購入したジャクソンカヤックのHip Pad Kit。シーカヤックでフィッティングをガチガチにする人ってそんなにいないでしょうけど、でもあるとないとではリーンの反応とロールのしやすさが雲泥の差だと思うのです。きつくないようにするのはもちろんですが、ちょっとの動きがコクピットと体の「アソビ」に吸収されてしまわないようにすれば、シオンのクイックなターン性能をさらに引き出せると思います。
ジャクソンカヤックのSweet Cheeksはちょっと調整が必要だったのでまた後日ということにして、とりあえずこれで終了。もう辺りは暗くなっていました。
これからどんなストーリーが始まるのか、楽しみです。