「宇佐川」一覧
5/13 宇佐川 上流~中流編
5/13は、錦川の支流、最後の清流宇佐川へ!水量アップで迫力アップで難易度アップの宇佐川を、オトコ達は駆け抜けました!
回送中はきれいだった宇佐川にも、どこからか茶色の水が流れてきて、茶色い水と競争しながらの川下りとなりました。
続きを読む10/23 宇佐川
錦川本流だったらもっと人数多くても大丈夫だけれど、宇佐川ではこの人数でせいいっぱいか。
本日初めての方と元気な神戸からの4人組、そして常連のKさん。
4人さんは四万十遠征をやったり、そのうちお二人は釧路川に2回も行ったりしているとか。
そこまで川好きとは、とてもいいことだ。
朝7時半には集合場所の道の駅ピュアラインにしきに到着。
時間をもてあました。
思い立って、中国温泉大図鑑をめくった。
雙津峡温泉グリーンパレスが8:00からの営業。
となりの憩の家やもっと先の深谷温泉は10:00から。
というわけで、グリーンパレスへ。
着いたのは7:45。
準備をしていると、和田さんが上流へ向かっていった。
こんな早くから準備をしているのだ。
ちょっと早かったけど、受付すると、どうぞと言って頂いた。
入浴料の400円を払って入浴。
貸切の湯。
気持ちいい。
湯上りホカホカでマッサージ機など使ってみる。
湯上りホカホカで再び道の駅へ。
みんな集まった。
あいにくの曇り空だが、時折晴れ間が見える。
そのうち晴れてくるだろう。
雨のおかげで多少水量が多いようだった。
いくつか遊べるウェーブもある。
4人組のひとりは明らかに漕ぎ方が違う。
PFDもロータスデザインズ。
何かが違う。
そう思いながらとりあえず下る。
流れを読み、岩をよけ、はじかれながらのダウンリバー。
プチクリーク、プチエクストリームと和田さんは呼ぶ。
これが、宇佐川の面白さ。
だけど、今日初めての方にしてみたら、ハードすぎたかも。
今回、ノーズクリップを新調した。
こんなにグリップ力がよかったっけ。
気付かないうちにだんだん弱くなっていくんだと感じた。
これで4つ目くらいかな。
昼食ポイントで焚き火をした。
今シーズン初焚き火。
さすがに薪が湿っていて火がつきにくい。
そこは力任せに付けた。
和田さんのランチを腹いっぱい頂いたあと、午後の部。
ここからは激しい沈の戦いだった。
スタッフを除いて、誰一人として沈を免れることはできなかった。
瀬が来るたびに、誰かが沈をした。
最大の落ち込み、須川家族村のホールでは、6人中5人が沈。
いや、名誉のために言っておかなければ。
あの漕ぎ方の違う彼女は違ったということを。
着水と同時にスプレースカートが外れてしまった。
そして水没してしまったのが原因。
外れさえしなければ、ホールは漕ぎぬけていたのだ。
戦い終盤、一人が激しい沈をした。
どうやら手のひらを打ったようだ。
骨折がないか確認してちょっと休憩。
ところが寒さのためか震えはじめていた。
相次ぐ沈による低体温の可能性があった。
その場で焚き火に火をつけた。
Yさんの持っていたサバイバルシートをかぶり体温回復。
持ってはいても使ったことないが、かなり暖かいようだ。
ゴールはすぐそこなので、他のメンバーを送り出し、二人で焚き火を囲んだ。
しばらくすると顔色も戻った。
ほどなくして、和田さんたちが着替えを持って迎えに来た。
後を任せ、一人ゴールまで漕いだ。
度入りゴーグルのゴムが切れたので、ゴーグルは外していた。
視力が落ち、瀬が見にくい。
でも、そこはもう何度も下ったところ。
激しい瀬をレース漕ぎ。
ワイルドウォーターのレースはこんな感じなのかな。
こんなに底を擦るところではやらないだろうけど。
到着と同時くらいに和田さんたちも帰ってきた。
すっかり元気になっていた。ほっと一安心。
皆さんにお別れを言って、家路へとついた。
デオデオからカメラが返ってこない。
クレーマー扱いで放置なんだろうか。
1年くらい待ってみようか。
10/09 宇佐川
天高く馬肥ゆる秋。
そして言葉どおり体重増加中。
鏡を見ると顔が膨らんでいるのがわかる。
ZG48が沈まないように、そろそろ減量に入ろう。
ていうか俺は馬かい。
道の駅「ピュアラインにしき」で待ち合わせ。
今日のお客様はfusaiさんご夫妻。
お二人はとても仲がよくて、お二人のウェアもお揃いで、一緒にアウトドアを満喫している素敵なご夫婦。
出艇場所はこの前よりさらに上流から。
沈して眺める水面下は、底の砂地に日光が射し込み、魚が泳ぎ、とても美しい。
これが本当の日本の川、昔はどこもこんなだったんだろうと思わせる美しい流れ。
防水デジカメが修理中のため、撮影できないのがもったいない。
岩を避け、岩に当たりながら清流を下っていくと、あっという間にランチポイント。
和田さんのアウトドア料理ができるまで、ご夫妻とロール練習。
お二人とも筋がよくてフィニッシュが美しいので、多分すぐに上がれるようになるだろう。
あとはお二人で協力しあってロール練習できるだろうから、もう次に会うときにはお二人ともロールマシーンになっているだろう。
午後は道路を離れた深い渓谷の景色を楽しみながらいくつかの落ち込みをクリア。
お二人とも沈の回数を競っているようで!?沈を笑ったあとに自分が沈、と、これまた仲良く沈のオンパレード。
明るいご夫婦のおかげで、とても楽しいダウンリバーとなった。
10/02 宇佐川
清流のほとりのオートキャンプ場、須川家族村。営業してるかどうかはよくわかりません。
昨日よりちょっと上流で艇を下ろし、マイクロウェーブでサーフィンして遊ぶ。清らかな流れの中で気持ちがいい。そして、がんがんと弾かれながらしばしダウンリバー。昼食ポイントまで到着して、早速ロール練習!延々とロール練習を拒否続けてきたが、とうとうさせることができた達成感。ていうかしっかりゴーグルまで用意しているし。
で、やってみると、なんだ、とてもきれいなフォーム。パドルなしでやってみると、とても美しいフィニッシュ。あぁこりゃもう大丈夫と思ったら、なんかパドルを持つとわけわかんなくなる模様。
雨は降ったり止んだりだけど、どうやらロール練習をすると止むらしい。さすが、雨女のコントロール下にあるわけだ。午後からのダウンリバーものんびり下っていく。沈した落ち込みも無事クリアした。バックウォッシュがきついので、落ち込んだあと抜け出さないといけない。引き込まれると、あっという間にバッコーンとひっくり返ってしまうのだ。
雨は雨でいい雰囲気。もやがかかって幻想的。モノトーンの世界にオレンジのウェアと黄色い声が映える。幾度かの沈も、休憩時間のひとつ。ほどよい距離をマイペースでダウンリバー。でもさすが先輩、後ろからついていくと、すいすいと岩を避けていく。さすが。
ゴールしてからちょっと時間があったので、パドリングの基礎練習。Cストロークの練習。今度こっちのDVDも貸してあげよう。そして続いてロールの練習。パドルを持つとやはり混乱する模様。で、もう一度基礎からってことでパドルなしでやると美しいフォームであがってくる。なんで?ハンドロールの方が先にできたりして。パドルを持ったとき、混乱せずに起き上がるにはどうしたらいいか。どう教えたらいいか。課題が残された。
今回はパドリングジャケットは着なかった。ラッシュガード二枚だったが、水に入るとちょっと寒かった。すっかり衣替えの季節。先週までラッシュガードに短パンだったのが、パドリングジャケットにウェットスーツ。片付けが大変になってくる。面倒な季節がやってきた。
10/01 宇佐川
朝、吉和ICから宇佐川を見ながら集合場所へ向かおうと思ったら、434号は崩落通行止め。かなりの迂回を強いられ、集合場所へは30分の遅れ。ただ、お客さんの一人がもっと遅れているそうで、なんとかセーフ。当然のことながら、道の駅「ピュアラインにしき」では、既にみんなが集まっていた。
腰痛でしばらくお休みだったNさんも復活し(まだつらそうだったけど)、Yさんもいて、ピンクのオーナーのMさん。ピンクのカヤックを肴にコーヒーを頂く。ちょっと時間がありそうだったので、芝生の上でロールの陸上練習。ピンクに足を通し、くるりと回るそのフォームはとてもすばらしく、水上でもきっとすぐに起き上がるだろうという予感。
そしてお客さんが到着。なななんと!オープンカーの某高級外車に専用キャリアをつけてその上にカートップ!でも下りてこられたのはとてもきさくな方で、ちょっとホっとした。我らそういう人種・・・。
車を回送し終わり、いざ出艇。クリアクリアクリア!なんて透明な水。すばらしくきれいな水。いやしかし、これが本来の「川」というべき流れ。魚が泳ぎまわり、飛び跳ねる。泳いでもなんだか気持ちいい。飲めそうな気分にもなってくる。清流宇佐川は上流にダムがない。ひとつ砂防ダムのデカイのがあるが、もう既に埋まってしまっていて、ヘドロを生産する能力はなくなっている。そのおかげか、いつもとてもきれいなまま。ダムを擁する錦川を薄めているのは、この宇佐川なのだ。宇佐川なくして「清流」錦川はありえない。
車道を離れるところはまさに深山の渓谷の赴き。とても美しい流れが美しい渓谷を流れていく。一部は国道で切り取られていても、こうして残っている部分はありのままの姿。大昔、日本の川はみんなこうだったんだろうか。
その中を、我らはピンボールのように弾かれながら、浅い流れを下っていく。浅い流れを読み、岩の間にルートを見つけ、岩を避け、岩に張り付きそうだったらもがき、そうやって瀬をクリアするたびにうれしい。達成感。これこそが、浅い川のダウンリバーの醍醐味。
ZG48に乗り換えて初めてのダウンリバー。いや、河口までは行ったけど、こういう瀬があるところは初だった。コントロールはしやすいけれど、やっぱりEZGに比べると安定感が薄い感じ。言われたとおり、EZGは「イージー」だった。今回、何度か沈してしまった。狭い水路で逆さのまま流されたり、1mくらいの落ち込みに巻き込まれてあっという間に倒されたり。
そして最後はMさんのロール練習。もう、手を持って補助したらカンタンにあがるので、あとはパドルを持ったときの動かし方とシナプスがつながれば完成。スゴイ。センスがいい。
やっぱり10月に入ったせいで、さすがに寒くなってきた。なので、午後から防水バッグに入れておいたパドリングジャケットを取り出し、着た。だけど、ダウンリバーを終わったあと、やはりネオプレーンのところがひりひりする。半日しか着てないのに、この調子。これではもうネオプレーンとはおさらば。早く、注文しているドライトップを試してみたい。
早く錦川も行きたいけれど、あの和田さんがまだ躊躇しているところを見ると、錦川はまだしばらくは行きにくいのだろうか。南桑へ行ってみると、水量がかなり少なく、もしかしてダムの放水を止めているんじゃないかっていうくらい。そして、南桑の河原には重機が入っていた。車が入れるようになるまで、どのくらいかかるだろう。
地元の人がいうには、台風14号での増水で、菅野ダムは上にたまったきれいな水じゃなくて下の方の水をヘドロと一緒にここぞとばかりに放水したという話。真偽のほどは定かではないが、本当だったら・・・















