9/28 八ヶ岳 day1
念願の南八ヶ岳へ。美濃戸口から入り行者小屋にベースキャンプを設営して硫黄岳・横岳をめぐる一日目。
直線距離12.8km。沿面距離14.8km。
「ソフトサンダーまんじゅう」「ソフトに見えてわりと腹黒」そう言われちゃ買わずに言われますかって。
夜明けの八ヶ岳を眺め、美濃戸口へ。
美濃戸から悪路を入り、やまのこ村の有料駐車場へ。結構多かった。そして6:30に出発。
赤岳山荘を通過。
続いて美濃戸山荘を通過。
北沢と南沢の分岐点。往路は南沢、復路は北沢ということにした。
林の中の登山道を進む。
沢はそんなに大きくない模様。
主峰が見えてきた。
徐々に空が開けてきた。
苔を照らす木漏れ日。
噴煙を上げる赤岳。いやちがう。ちがうってば。
8:40。行者小屋に到着。まずはチェックインしてテントを張る。
まだこの時間だと好きなとこ張りほうだい。
荷物を軽くしたら、赤岳鉱泉のほうへ出発。
南八ツは険しいって聞いてたけど、アレを通過しちゃうわけですかね・・・。
赤岳鉱泉はヘリポート完備。
ここが赤岳鉱泉の小屋。今回はスルー。
小さな森を見ながら
大きな森を歩いていく。
高度を上げていくと、壁が見えてきた。
更に上ると、横岳・赤岳・阿弥陀岳の主稜線が見えてきた。
尾根に上がって、赤岩ノ頭まで寄り道した。そしてそこから眺める、これから行く硫黄岳。
こっちは天狗岳・根石岳の方かな。いつか行ってみたい。
阿弥陀の向こうは南アルプス。
こっちは中央アルプスに御嶽山。
険しそうだけど快適そうな主稜線。
こんな絶景ばっかり見てると進まないので、とりあえず進み、ファーストピーク、硫黄岳に到着。
爆裂火口跡が激しい崖になって残っている。
広い広い頂上台地。
頂上から横岳・赤岳・阿弥陀岳。ここまでのルートは何も難しいところがなかった。
たくさんある高いケルン越しにこれから進む道を眺める。
硫黄岳山荘を横目に先をいそぐ。
振り返って硫黄岳。右に見えるのが硫黄岳山荘。
さっき登ってきた道と赤岩ノ頭。その先には北アルプス。槍穂高に乗鞍かな。
行く手にあるトンガリ岩と阿弥陀岳。
お、あれは富士山!
あのピークが横岳かな。人がたくさん見える。
このトンガリ岩は横目にスルーするだけだった。
いくつか鎖場があるけれど、そんなに難しいってことはない。
横岳に登ってくると、高度感はあるね。
なんかピンぼけな横岳の碑。富士山にピントがあってるな。横岳にはいくつもピークがあって、ここは奥ノ院と呼ばれているらしい。
横岳から赤岳・阿弥陀岳。
行者小屋が見えた。あそこから登ってきたんだねぇ。
富士山と赤岳。
その奥の南アルプス!
振り返って硫黄岳。
こっちは瑞牆山とか甲武信ヶ岳かな。山梨より向こうは自宅からの距離的に全く候補に入らなかったけど、こうしてみると行けそうな距離やな。
気持ちのいい青空の下、快適な稜線を富士山目指して歩く。
いやいや富士山じゃなくて赤岳・阿弥陀岳を目指すんですよと。
杣添尾根分岐。ここは横岳ピークのひとつ、三叉峰。
ずっと富士山を眺めながら歩く。
見るからに険しそうだけど、ハシゴとか鎖とかで特に難しいことはないようだ。
ここも横岳ピークのひとつなのかな、大権現というところ。
赤岳が近づいてきた。
鎖を伝い、
岩場のトラバースを越えて、
振り返った横岳は激しいけれど、道がいいので大丈夫。
そしてまた鎖。
もうすぐ赤岳との鞍部。
険しいけれど、危なくはない。気負って、まだ行っちゃいけないんじゃないかと悩んでたけど、ぜんぜん大丈夫だった。
鞍部に降りてくると行者小屋が近づいた。
14:50、地蔵の頭。地蔵尾根分岐。ここから行者小屋に降りていく。
まだたくさん登ってくる人がいる。
赤岳はまた明日。
登ってくる人を待ちつつ、少しずつ下りてった。
横岳がもうあんなに高いところに。
階段。
そして階段。一気に高度を落としていく。
やっとテントに到着。いやー歩いた稜線が見えるってニヤニヤできてすばらしい。
それを肴にプハー。
晩ごはんはコンビニ惣菜で。
ごはんにかけるだけで極上牛めし。
今回は日本酒持ってきましたよと。
テン場はぎっしり。朝張っといてよかった。
小屋の周りも大賑わい。
夕焼けショーを見終わると・・・
星空ショーの始まり!
このカメラじゃ天の川なんて写らないんだと思ってたよ。
マウンテンハードウェアの回し者的なやつ
横岳と天の川。
人工衛星かな。
満天の星空を楽しみながら、夜は更けた。
昭文社
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