7/15 鳳凰三山
三連休の最終日は、念願の鳳凰三山を巡った。天気が回復して最高!
水平距離10.5km。沿面距離14.0km。
朝5:30。荷物をまとめて外に出た。朝食付き小屋泊の人たちは食事待ちの列が小屋の外にまで並んでいた。小屋泊はなにかとタイヘンやね。
小屋をあとにして、ショートカットルートへ。あの砂地の道を登るのはいやだと思って。だからオベリスクはあとまわしやな。
いやしかしこっちも結構な急登。
のそりのそりとゆっくり登っていくと、巨石に出会った。
さらにのそりのそりすると、曲がった木に出会った。
350mほどの標高差。1時間かけて稜線の鳳凰小屋分岐点に出た。ここで朝食にした。風がありガスが出てる。やっぱ天気悪いんかな。このときはそう思っていた。
でも韮崎の町は見えてるし、そんなに悪くないんじゃないかな?
観音岳への道は、砂と奇岩の道。ガスの中でイマイチよく見えないけど、ゆっくり登っていった。
ガスの中で観音岳に到着。なーんも見えないし山頂部は学生グループに占拠されていたのでささっと次へ。
薬師岳方面は同じく岩と砂の世界だけど、斜度はゆるくてよさげなルート。
北岳はガスの中。でもさっきまで何も見えなかったので進歩である。
あのあたりが薬師岳。
薬師岳では記念撮影組が多くて山頂碑は撮らなかった。でも、しばらくするとガスがさーっと晴れて、富士山がぽっかり見えた。
こっちは瑞牆山の方向。
観音岳もよく見えるようになった!ということは・・・
北岳もドォォォン!やっと会えた!久しぶり!
観音岳に戻りながら何度も振り返り、富士山と観音岳を眺める。さっきまで見えなかったからねぇ。新鮮な景色。
再び観音岳。今度は岩の上に登ったりして景色を楽しんだ。
観音岳から地蔵ヶ岳。すばらしい!こんな道だったんやね。
薬師岳と富士山。もう見納めかな。晴れてよかった。
ダーッと降りてきて観音岳を振り返る。晴れてたらこんな景色を見ながら登っていくことになるんやな。
朝、小屋から上がってきたところの分岐点。全く違う景色。
仙丈ヶ岳もよく見えた。次はあそこに登りたいな。
去年歩いた白峰三山。去年は向こうからこっちを見てた。
この辺は朝ショートカットしたので初めて足を踏み入れるルート。観音岳方面を振り返って。
こっちが地蔵ヶ岳側。
指先に何があるんかね。
赤抜沢ノ頭。ここがこの稜線と地蔵ヶ岳オベリスクとの分岐点になる。
さぁ、いよいよオベリスクへ。
オベリスクへっ。
賽ノ河原からは甲斐駒ヶ岳も見えた。こっちから見たらとんがってるねぇ。
もーっととんがってるオベリスクに登りまっせ!
人のサイズと比べたらとんでもなくでっかい大岩やね。あれだけ遠くからはっきり見えるからにはこれだけの大きさがいるんやね。
上から見ると結構な高度感。
オベリスクの語源は古代ギリシャ語で串っていうそうだ。尖塔にふさわしいこの先っぽの上に登る術は持ってなかったのでここで諦めた。
さて戻ろう。なぜかバスの時間が非常に中途半端なので、急いで下りなければならない。でもオベリスクでだいぶ遊んでしまった。
左が地蔵ヶ岳オベリスク、右が観音岳。真ん中は赤抜沢ノ頭かな。
小さな花。ツガザクラに似てる気がするけど花の形が違うよねぇ?
高嶺に登り返した。
富士山も見送ってくれた。
北岳の山頂から広河原まで、去年登ったルートがまるっと見えた。
こっちは白鳳峠の方。あの緑がなくなってるガレ場から下りるのかな。
12:30に分岐点。最終バスは14:30なので、コースタイムの2時間15分より早く帰らないとバスに間に合わない時間。こりゃタイヘン。
なんか冬にきたら滑るのに快適そうな斜面。
眼前に北岳を眺めながらの大滑走、なんて想像しながら、いそいで下りた。
ガレガレの道を過ぎたら激しい道に・・・。
はしごもあるでよ。
ものすごく長く感じた。
ここまで1時間45分。14:15にやっと降りてきた。途中何人か追い越したんだけど、バス大丈夫かな・・・?
残り1km弱。道路をてくてく。
ゲートに到着。もうすぐそこ。
2時間2分で到着!間に合った!ので北岳を下から撮影。
なんか臨時バスが出まくってて終バス時刻じゃなくても大丈夫だったみたい。願わくば終バス16:00くらいにしてほしいなぁ。もっと遅くまであれば夜叉神峠まで縦走できるのに。北沢峠へ帰るにはバスがネックになってる。
下界に下りたら灼熱地獄。コーラで一服。
バス停に割引券があった伊那市のみはらしの湯へ。鳳凰三山は見えないらしい。
あーテント干さなきゃ!ってテントを車内に干した。
ソースカツ丼は前回も行った、伊那IC近くの青い塔へ。うまかった!
今回のルート。
今回の標高。距離29.8km。沿面距離38.2km。累積標高7405m。