9/14-15 御嶽山
冬に行ったおんたけ2240。そこから見えた大きな大きな御嶽山へ、登ってみることにした。しかしルートは比較的マイナーとされている反対側の濁河温泉から。
直線距離13.7km。沿面距離15.7km。
だいぶクネクネ道を越えてやってきたのは濁河温泉登山口。
どうも日曜日は天気が悪くなるらしいのだけど、御嶽山はテントを張れないので小屋泊。ならまぁいいっかぁ、ということで、登山届を出して出発。
いくつかある登山口のうち、濁河温泉の登山口は最も標高が低いとこ。でも、緑が深いのがこっちなのだそう。遥か遠くに見える御嶽山。あそこまで登れるのかな?
途中にちらっと見える仙人滝。ゴーゴー言ってる。
仙人橋という吊り橋を渡って、さらに深部へ入っていく。
少しずつ傾斜が急になってきた。
じゃーらん、じゃーらん、じゃらじゃらじゃらじゃらじゃーらんじゃーらん、じゃーじゃーじゃーじゃーーってそりゃドボルザークの新世界よりやがなー、でお馴染みの、あるいはジョーズがジョーズにジョーズにジョーズの絵を描いたでお馴染みのジョーズのテーマ曲を頭に浮かべながら眺めるジョーズ岩。
しばらく進むと湯の花峠。
湯の花峠から眺める摩利支天山。
更に進むとのぞき岩避難小屋。でもちょっと壊れているようだ。
どうもペースが上がらないが、ゆっくり登ってやっとお助け水(水はない)。8合目になるようだ。
森林限界を越えるとガスガスガスガス。虫が多くて防虫スプレーをウデやらクビやらに吹きかけた。
たまーにガスが抜けて摩利支天山が見えてくる。
五ノ池あたりが見えてきた。
なんだかガスも抜けてきた?
なんだろう。ものすごくしんどく感じたけれど、あと200米。
ここまで来るとガスは完全に抜けた!
五の池小屋まであと20m!
五ノ池が見えた!
本日のおやど、五の池小屋。無事昼前に到着。
小屋に荷物の一部を置かせてもらって、剣ヶ峰を目指す。遥か向こう。
きれいな色の三ノ池を横目に。
振り返って五の池小屋。
摩利支天乗越のほこら。
そこから眺めるサイノ河原越しの剣ヶ峰方面。まだまだあるなぁ。
振り返って三ノ池。
イワツメクサ。
サイノ河原。
チングルマ。
コチラの山小屋はニノ池新館。お風呂もあるらしいですよ。
摩利支天の方向。
こちらがニノ池とニノ池本館。
登って行くと残雪が見えた。
振り返ってニノ池新館・サイノ河原の方向。
こちらは干上がった一ノ池。このまわりを一周してみますよ。
がけっぷち。
噴気が上がっとります。まだ生きている火山なんやねぇ。
干上がった一ノ池をそのまま歩いてくる人もいる。ここは南端の最低点。
剣ヶ峰のお社が見えてきた。あそこが最高点。
地獄谷のほうはもくもく。
最後のひとのぼり。
剣ヶ峰山頂に到着!
ここは御嶽神社の奥社。
山頂3,067m!
10分ほど滞在したら、今度は反対側から下山。下山ていっても頂上台地の中だけど。
おんたけさんのオンタデさん。
さっき向こうから見たニノ池。
もう少しで溶けそうだけど、溶けないんだろうなぁ。
ずいぶん古そうな鳥居。池も信仰の対象なんだろうか。
ニノ池本館。ここのお客さんと思しきひとたちが池のほとりでマッタリしていた。いい時間だな。
さ、五の池小屋へ帰りますよ。
行きとは少し違うトラバースのルートを通って帰る。
ナナカマドはオレンジ色。
イワギキョウとミヤマアキノキリンソウ。
ミヤマダイコンソウ。
ミヤマゼンコ。
イワツメクサ。
なんて花畑を通過したら小屋に到着。
寝床を確保。からのー
ビール800円也。ビールだけで3200円分飲んだ!
ニ食付きプランにしたので夕食をいただく。1泊だし食料担ぎあげて素泊まりでもぜんぜん問題ないんだけど、なんだか小屋に泊まるならそこのを食べてみたいと思っちゃう派。
夜もふけて、星空には期待できそうにないぽい。
翌朝。結構な嵐。本当は二日目は継子の方に行ってみたかったんだけど、素直に下山することにした。小屋の店主は、ロープウェイ側などから登ってきた人にも濁河温泉へ下山するよう進めていらっしゃった。
もともと濁河から登ってきたので特に問題なく下山していく。途中で出会った方がロープウェイから登ってきてこっちに下山なので困っているようだったので、じゃぁ送りますよっていう話になって、一緒に下山することに。
無事にカエル。
げざーん(早っ)
登山口くらいまでは雨だったけど、もうすぐに止んでしまった。
ロープウェイの方へ回送。濁河の温泉に入りたかったんだけど、ロープウェイのロッカーに荷物を置いてるそうだったので、先にこっちへ。
いいお風呂も教えてもらった。しかも貸し切り状態。
蕎麦くって
栗きんとんソフトくって
栗きんとんくって
白川茶イダー飲んで。電車で来られているということで、結局中津川の駅まで送ってあげた。またどこかで。
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