備讃瀬戸 小さい秋編
久しぶりに備讃瀬戸を漕いだら、小さい秋を見つけることができた。
生まれ変わったシオンを受け取りに、珍しく当日出発で出かけた朝。初めてダウンジャケットを取り出し、暗い中を出発。途中で朝日を拝んだ。
メンバーは、来るたびに殆ど毎回お会いするおなじみTさんKさんと当然毎回お会いする師匠と私の4人。でも前回でシーズンラスト漕ぎだったそうで、この日はオプション?だったそうな。
海はまだ川に比べて暖かで、手を海水に浸けててもしびれることはない。グローブなしで島々をぐるっと回って、風速5mほどの向かい風と潮流を楽しんでたどり着いた島。赤が美しい紅葉をバックに生まれ変わったシオンをパチっと。ていうかデジカメなんで音しないけど。
ちょっとローアングルで撮ってみたりして。
焚き火にあたりながらランチをとって、でも予報に反してあいにくの天気。時折雨がぱらつき突風が火を煽る。しかし時折差す日が暖かかった。
虹が出たのは2時・・・じゃなくて1時20分ごろ。Kさんと虹。
Tさんのほやほや新艇ラサXをお借りして漕いだ。浮かんだ。ひっくり返った。川ほど冷たくもないけど、海水は目が覚める冷たさ。ただ、水質がいいので気持ちいい。
目をつぶり、最近(個人的に)流行りの沈状態と正状態の境目をなくす旅に出る。シオンよりラサの方が境目が少ない感じがする。これは艇幅が細い方が優位だと思ってたんだけどなぁ。ラサの方が上みたい。
小さい秋が大きい浮きに。
こんなところでも紅葉してた。二代杉を思い出した。違うか。
夕暮れは早い。帰りついたら既に薄暗く、着替えている間に真っ暗。でも6時前だし!
今年はもうこの地へ来ないだろうと思い、「よいお年を」などとお別れの言葉。ご馳走になってスミマセン。ありがとうございました。
コメント
お疲れさまでした。なんとなく気になっていたことが、これでやっとすっきりしました。パドルの方はあまりすっきりしないデキではありましたが・・・。来年もまた宜しくです!
>これは艇幅が細い方が優位だと思ってたんだけどなぁ。>ラサの方が上みたい。
狭い広いの範囲の問題もありますが、まだリアデッキの高さなども深く影響してきますが、このあたりの微妙なサイズと技術習得とのオモロイ関係が、一般的にもプロ的にも、あまりまだ理解されていないのでは・・・としばしば思わせられることがあります。しかしそのあたりのことを良く知って設計されていると、艇の形状から推測できる外国のウッドカヤックメーカー(名前は忘れたけれども)は、あるようです。
冬はチャンス作って一緒に白い山で・・・・。
その節はいろいろとありがとうございました。
>オモロイ関係
多分多くの人はそこをオモロイと思わないんでしょうねぇ~
まるで別の遊びのような気がしてきました。
>冬は
ぜひ一度は皆さんと・・・と思ってますが・・・