7/8 周防大島・浮島ツーリング
一人だとなかなか離島へ渡ろうと思わないけど、みんなで行けば怖くない17.8km。初めて行った浮島で、素敵な砂浜に、であった~。
この週末は台風が来るということで、海は漕げないかなぁ??と思ってたけど、意外と大丈夫そうだったのでとりあえず海へ行くことにした。特に、☆mojio6000☆さんがお友達を連れていらっしゃるということで、お迎えして周防大島へ向かうことに。
金曜の夜についつい探偵ナイトスクープを見てしまい、出発したのは午前1時。赤い月に天気の崩れを心配しながら待ち合わせ場所の道の駅に着いたら午前3時頃。シーカヤックを積んである車がすぐに目に入ったので、寝てるところを起こしちゃまずいとひとつ飛ばしの隣に車をつけたら外に人が!お友達のプリンス氏だった。人見知りの私も安心のとても気さくな方で☆mojio6000☆さんが眠る車の横でしばし談笑。なんでも、飲み会の直後に☆mojio6000☆さんに拉致されてきたとか!?その後シートをフラットにして車中泊。
朝、天井の鉄板に打ち付ける雨の音で目が覚めた。ひえぇぇぇ~なんか大雨なんやけど・・・。しかも雷なってるし~。この分じゃ今日は中止かなぁと思いながら、ちょっと雨が収まってきたところで傘を差し外へ出た。今回は案内役とはいえ漕いだことのない場所。想定していた出艇場所が使えなかったらどうしよう?とちょっと不安だったので、先に見学した。なんとか大丈夫そうだったので一安心して二度寝を決め込む。
二度目の朝、雨は落ち着いている様子。ま、大丈夫でしょう~ということで、出艇場所へ移動し、準備してそそくさと出艇。
「浮島(うかしま)」は霞の向こうにぼんやりと見える。真っ白だったら行かないけど、この程度なら視界も開けていて大丈夫。しかもベタ凪。そして瀬戸内らしく、島だくさん。島めぐりの旅は暑くなく、快適なツーリングとなりそうだ。
干潮時につながるという真宮島。出艇時にはもうつながっていた。その先には岩礁が延びていて、みんなは大回りだけどポリ艇は水深20cm程度のところをショートカット♪
まずは我島を回って行こうということで、我島の南側へ回り込んだ。崖の上に、オレンジ色のユリのような花が咲いていた。オニユリ?
浮島との途中に見える小さな小さなハンド島を目指して漕ぎ出した。漕ぎ始めるとほどなくしてまた足もとがおぼつかなくなった。フットペダルを踏み込んだら、ガクッと遠くへ行ってしまった。先日かしめたところからワイヤーが外れたようだった。整備不良という大失態。今度はハンダ付けして完璧にしておこう。応急処置として☆mojio6000☆さんがラダーに結んでくれた。しかしこれがカンペキで、このまま2日間のツーリングをこなすことができた。ありがとうございました。
この小さなハンド島でハンドロールをするのが夢。今のこのスコールではハンドロールはできないけれど、きっといつの日かハンドロールをしにこよう。なんのこっちゃ。
浮島の南側へ上陸して一旦小休止。みんな速いから追いつくのがタイヘン。これでタイヘンなんだから、その☆mojio6000☆さんが置いていかれるというもっと速い人たちのツーリングには混じれそうにないや・・・。置いていかれる分にはいいけど、気を遣わせるとへこんでしまう。
西側を北上すると、浮島に隣接する頭島が見えてきた。浮島とは堤防でつながっているような雰囲気。そのあたりにも砂浜があったけど、北側へ行ってみることにした。
頭島の北側は柳井-松山のフェリーの航路。頭島と黒島・鞍掛島の間を通っている。次にこのフェリーに乗る機会があったら、ずっと甲板で外を眺めていそう。あ、頭島!ここに行った!とかひとりで微笑んでいそう。ふふ
フェリーの曳き波を期待して待っていたのに大したのが来なかった。上陸して昼食。☆mojio6000☆さんがガスを忘れたということで、行動食のソイジョイをあげたらレーズン入りでダメだとか・・・おにぎりの方をあげればよかった・・・。
プリンス氏のスパルタン・プリンスに載せて頂いた。コクピットの横幅が随分狭いようで、乗り込むのが一苦労。ライオットの船のようだ。なんでわざわざこんなコクピットにしたんだろう??乗り降りしにくいってことは、乗り沈・下り沈しやすいってことでしょう。慣れの問題??乗った感じは、好きなようにきびきびと回せる。リーンするとひょいと回る。そこら辺はスコールとは大違い。でも、深くリーンするとバランスを崩しやすい。二次安定性ってやつかな。この二次安定性に関しては、スコールの方が高いみたい。ラサやスコールではこけない角度でもスパルタンだとグラッとくる。ヘタだからって言われりゃそうかもしれないけど、70度くらい(当社比)傾けてもグラッとこないカヤックがこの世の中に存在するんだからやっぱりどこか何か違うんだろう。ふつうそんなに傾けないから多分いいフネなんでしょうけど、次の購入候補からは外れた。乗り降りしにくいのは嫌だし。まぁこういうのって好みの問題だからね。好みは特殊だから参考にはならないと思うけど。
帰りは島の東側を通った。もっと大きなきれいな砂浜があった。晴れてたら、もっときれいなんだろうなぁ。
乙小島は海砂集積地ということらしい。土砂を持っていかれて禿島になってしまったのかと思ったら、そういうわけでもないのかな??
撤収後、陸奥野営場でキャンプ。料金は、一人310円+駐車場代1日500円×2日分だそうな。世間一般の人のキャンプシーズンとはいえ、台風が来ようっていうときにキャンプする人などいないようで、他に誰もいなかった。なので、駐車場で宴会を繰り広げた。焼肉、焼き鳥、刺身、ウインナー、豆腐、etc・・・。カヤックのこと、仕事のこと、海のこと、IQのこと・・・。しきりに「フライパンはいいなぁ」と何度もつぶやくプリンス氏。ホント、拭くだけでOKのフライパンっていうものは楽でいい。新しく導入したクッカーの焦げ付かないこと!感動的だった。
最近一人で漕ぐことが多かったので、人と漕ぐことの楽しさを改めて感じた。こう、横を振り向くと同じ方向を見ているカヤックが島並みをバックに並んでいるっていう状態、これがなんだかニヤっとする喜び。しかし一方で漕いでも漕いでも追いつかない実力を思い知る時でもある。また誘ってもらうためにも、もっと練習して余裕の幅を身につけたい。
コメント
私も読みながらにやけてしました。
よい一日だったようで。
何よりでした。
お世話になった2日間。一人では絶対漕いでない天気でした。しかし,浮島のすばらしい砂浜。川男だと思っていたキクチャンの海男ぶり。一緒に漕いでいるだけで楽しかったです。というより,どこでも協調性のない僕は,一人でハイになっておりました。
ラダーワイヤーの事故は驚きましたが,なによりシーカヤックの生命線のフットブレイスが効かないのにあの漕ぎっぷり。Q様の生命力に感動でした
今日は帰りにフライパンを勝ってきましたよ~ :biccuri02:今から車いじりします。フライパンぶら下げ作戦開始です。
>fusaiさん
台風でも大雨でもとりあえず行ってみるモノですね!
やっぱりダメか~っていう落胆よりも、行けばよかった~っていう後悔の方がへこみます
>☆mojio6000☆さん
こちらこそお世話になりっぱなしでありがとうございました。
私は川男でも海男でもなく水子ですから・・・!?
フットブレイスはしっかり効いてましたよ!!
かなり強く踏み込んでもビクともしませんでしたから、応急処置がカンペキだったんですよ!ありがとうございました。
でも、こういうのはコワイですね。十分に確認しないといけませんでした。
私はあのフライパンを引退させてあのクッカーセットをメインにしようかと思ってますが・・・・
いや~あの焦げ付かなさは抜群でした!!
ぶらさげるときは揺れても窓に当たらないところにしましょう~
イレクターで天井棚設置完了しました。
悲しいかな,乗用車なので,服までぶら下げられるゆとりはなかったけど,アウトドア仕様になりました。これからはフライパンが大活躍ですよ。
あのクッカーもほしい・・・・・・
お疲れ様でした~
いや~即行動はさすがですね!
私なんて構想ばっかりで殆ど手がつけられていませんが・・・
乗用車とカヤック車、これからは分ける時代ですね!?