憧れのローブレイス
昔からずーっと疑問に思ってることがあるんです。咄嗟のときにローブレイスってできるもんなんですか?上級者とか第一人者とかになったらポーンとできるようになるんでしょうか。
ごく一般的に、カヤックの基本技術の中で「リカバリ」っていうジャンル分けをされていて、たいていその中にローブレイス・ハイブレイス・ロールの三種の神技が入っていますよね?そもそも「リカバリ」って何?「復旧」とか「回復」っていう意味ですよね。だから、倒れたり倒されそうになったりしたときに元に戻ることを「リカバリ」って呼ぶわけですよね。違うかな。
で、その私がちょ~ヘタなローブレイスなんですが、サイドサーフィンのときとか、横から高めの波が来るときとかに倒されないために、「きたきたきたぁ~」って予め準備して防御としてのローブレイスはできる(と思う)のですが、不意に倒されるときにはどうしてもハイブレイスの方が先に出てきます。だって、艇が倒され体が水面に倒れこむときって、背中が先に着水するでしょう?そのときって、水面を向いているのはブレードのパワーフェイスでしょう?前向きに倒れこむときにはもしかしたらノンパワーフェイスが水面を向いているのでできるかもしれないけど、それってローブレイスじゃないでしょう?背中や頭やひじが先に着水しそうなときに、ノンパワーフェイスの方を咄嗟に水面に向けるなんて高等テクニックはひよっこの私にはできそうにありません。
ということで、今の私にはローブレイスはリカバリじゃなくてむしろ(強いて言うなら)プロテクションでしかないのです。
世間一般ではローブレイスがリカバリっていうからには、上級者はみんなできるんだと思うんです。すごいなぁって思うんです。早く一人前のカヤッカーになって、ガツンとローブレイスをかましてみたいものです。
コメント
日本海シーカヤックブギに突然現れても、構いません。
そして激波の中での「姥捨て」をお見せ下さいませ!あの世界はローとハイの連続です。ガツンといわせて下さい。
ガツン
あ、自分で言っちゃった・・・