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9/9 吉野川 大歩危ロングコース編

 行ってきました吉野川・大歩危ロングコース!ツアーリーダーを勤めて頂いたHさん、お世話になりました&ありがとうございました!一緒に下って頂いたTさんとTさんもありがとうございました!もう、最高に楽しかったダウンリバーでした!


 朝、大歩危のモンベルのところのコンビニでりらっくまLED付茶を発見!ケータイのストラップにしてみた。

 スタートは豊永から。まずは豊永の瀬。すーっと行ってみるともうでかい。そのうえ豊永の瀬の上を越えたところでエディを取り逃がし、もうそこで恐ろしくなった。こんなんで大丈夫かなぁ~と。でも下の瀬もなんとかクリアー。しかしこの間だけでハイブレイスを何度やったことか。

 瀞場を挟んでしばらく行って、三段の瀬。念入りにスカウティングしてみるものの、こんなとこオレ下れるんかな~っていう感じでドキドキ。手が震えていた。ぶるぶるっ。足も。ぶるぶるぶるっ

 でも描いたルートは割とまっすぐ。そのまままっすぐ行けば大丈夫。ずれたらホールに捕まったり岩にぶつかったりしそうな感じ。自分の番になったらもうどきどき。でもがんばってみた。意外と大丈夫だった。最初は顔は強張っていたはずだけど、途中からなんかおもしろくなってきた。瀬の轟音で誰にも聞かれないだろうけどうぉっとかひょへーーとか言ってたはず。こりゃおもろい!

 先行していた多数のカヤッカーさん達が下のホールで遊んでらっしゃった。ナマで見る初めてのスポットプレイ。何度かチャレンジしてみたが、180度ループができた!だからそれはバウ沈だから。でも、サイドサーフィンができた。DVDで見たやつと同じだ!とちょっと感激。オレ的には30秒くらいあったつもりだがきっと5秒やそこらだろう・・・。でも、それでうれしかった。水量多くてエキスパートにはつまらないホールだったみたいだけど、オレ的にOK!なんてったって初ホールプレイ!満足!!でもほとんどの時間、岩の上で他の人のプレイ観察。エントリーからムーブまで勉強になる。日ごろこんなの見られないからそれだけで面白かった。

 しばらく瀞場があったり瀬があったりするものの、特に名もない瀬がデカイ。そうやねぇ、増水した宇佐川を縦二倍角で書いたような感じかな。どこだったか、名もない瀬のホールを抜けようとするときにバックウォッシュに捕まって引き戻され180度バックループをかました。だからそれは

 岩原の瀬というこれまたでっかい瀬では、真ん中に大きい岩があって、それの裏側が捕まりやすいらしい。ここもスカウティングの後無難に大きい岩をやりすごせた。友廻の四倍角くらいな感じ?

 続いてやってきた国境の瀬。ここも念入りにスカウティング。どうやらウマイ人はいろんなコースをエディを取りながら行くらしいんだけど、最も簡単そうな左岸側を。スカウティングの結果を如何に忠実にトレースするかっていうのが技術なんだろうけど、最初の流れを落ちたところでちょっと流されてホールの中へ落ちていった。なんともなく抜けたからよかったものの・・・。その後はしっかりSターンして描いたコースをトレースできた・・・はず。これまた途中から楽しくなってきて、最後抜けたところでひゃっほぅとかふーとか言ってた気がする。無事抜けてよかった。

 もうこのあたりからありとあらゆるエディをキャッチする練習をした。といってもでっかい瀬の中ではできなかったけど。だって初っ端からエディを取り逃がしたんだからね、流れが速いときのエディキャッチ練習ってこっちじゃなかなかできるもんじゃないし、こういうときに練習しとかないとってね。エディラインに弾かれるって、こういうことかぁと。でもキャッチして艇がくるっと回る感じは何度やっても楽しい。決まった!っていう感じがする。これからはどんなエディもキャッチしよう。どんな場所にあるエディもキャッチできるように練習しよう。

 オーバーハングの瀬のところではもうなんだか疲れが出てきた。そしてだんだんテンションも下がってきた。きっと緊張の連続でカラダが強張っててそれで疲れてきたんだろう。全くヤワなオトコです・・・。Hさんに誘われても滑り台も飛び込み岩もキャンセル。なんかこう、気持ちが乗ってこない。なんでかなぁ。

 そっから下は、高津川の縦二倍角みたいな感じ。やっぱり何でもない瀬がデカイ。何でもない瀬がデカイっす!と48回くらい言ったような気がする。瀬はデカイけど、あぁ、オレって結構漕げるかも、なんて勘違いをしそうなくらいハイブレイスで耐え続け無沈。で、ゴールは「まんなか」のところ。がけを上がった。結局、スポット遊びは別にして、沈したのはホールで180度バックループの時一回だけだった。艇の真ん中に重心を置くっていうのと漕ぎ続けるっていうこの2点はちょっと注意してみたので、そのおかげかな?

 やっぱりこういうデカイ川を下るときはもうちょっとボリュームのある艇がいいなぁ。一方で、こんな小さな小さな船がこんなでかい川を下っちゃうんだから、カヤックってスゴイなぁと思った。

 下ってみて、錦川水系でもしっかり練習すればなんとかなりそうだという気がしてきた。友廻りの左岸側とか攻めてみたり、増水時の宇佐川をばしばし漕いでみたら見えてくるのかなぁ。

 その後、大移動。雨が強かったので公民館を借りて頂いて、そこへ泊まりとなった。激しい雨、激しい雷。しかし翌日どうなるだろうかという心配などせずにはしゃいだ。ここが一番はじけた気がする・・・。Hさんの作ってくれたDVDを見せてもらった。なんといっても自分のカートホィールが動画で見られるなんてスバラシイ!思ったより軽く見える。本人は一生懸命なのにね。客観的に見たらこうなるんかぁ~って。

 翌朝、目覚めた時には皆さんすでに川を見てこられた様子。寺家亜土ウェーブとやらに行く予定だったのに、増水のため中止。なにやら、皆さんのホームグラウンド?岡山の新幹線ホールへ行くそうだ。普段だったらほいほいついて行くものの、なんだか気が進まなかった。今思えば何か予感していたのだろうか。それでもついていった。

 しかしカラダはボロボロ。腕はパンパン。左手首の具合もよくない。緊張してもでかい瀬でもいつでもかつでも腕漕ぎにならないゆとりが必要だろう。

 途中寄ったまるで農園?といったたたずまいのビニールハウス。その中はなんとうどん屋さんだった。さすが讃岐うどんの本場。こんなところにこんなうどん屋さんが。システムも変わっていて、とまどいながら列に並んでいる間に前の人の注文方法を注視した。そして食べてみたらこれがなんともいえないウマサ。彦麻呂スゴイ!と妙なところで感動。

 やってきた岡山。これがウワサの新幹線ホール!なんかすっごくでかく見えるんですけど・・・。エントリーが難しいと聞いていたものの、挑戦してみたらなんと一発で入れた!入れたのはこの最初の一発だけだったけど・・・。入ったはいいがなんかよくわからんうちにひっくり返って気がついたらロールもしてないのに起きていて、また沈して、ともみくちゃ。ホールすげー、そしてここでぐるんぐるんする人すげー、と感心した。何度か挑戦するももう入れず、上がって写真でも撮ろうかと思ったらカメラがなかった。だからこの記事には写真がないのだ。残念。カメラはいいけど思い出が消えてしまったようでテンション低めだったのがもっと低めに。

 帰り際、Tさんがブログを持っているという話を聞いて聞いてみたらなんとしろ~さんところのコメントでよく見かけるkayak0627さんだった。写真がちょろっと載っているのでこちらで見てください。

 ああいうでかいスポットは、もうちょっと静水でできるようになってからでいいかな・・・。静水カートぐるぐる、バウステ10分とかそんなレベルになったらまた挑戦しよう。思い描いたルートを漕げるように、ダウンリバーももっと練習しよう。自信もついたし課題もたっぷり見つかって、本当に行ってよかったと思った。誘って頂いたHさんに感謝!しかしかなり楽しかったのに後味悪い週末となってしまった・・・。

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コメント

  1. けんと(^。^)y-。oO より:

    おはようっすσ(^^)
    初めて?画像のないカキコ(^^;
    それでもこのボリュームから興奮が伝わってくるような…。
    quickturnさんが楽しんでる間…しっかり働いてました(T^T)クゥー

    瀬で叫んでるのって…もしかしてみんなかも(笑)
    わたしもいつの間にか「うひょ~!」とか叫ぶ癖が…。

    画像見てきました…良くわたしには想像できないけど(^^;
    沈して流されていく自分が見える迫力…。
    課題たっぷりですか~、そんじゃ~来月の連休は南桑にコモって特訓ですか???
    9月はもしかして漕げない?なんて感じで、ちょっと落ち込んでます。・゚゚・(>_<)・゚゚・。 来週は3連休ですね、今度はどこかな~~(o(^ー^)o)ワクワク

  2. しろ~です。 より:

    なんとまぁ、ヒロさんとご一緒だったなんて・・
    偶然とはいえカヤックってマイナーなんだなぁぁ( ̄∀ ̄*)

    次回はいつ?ですか??
    来年の春?新幹線ホールにも行ってみたいです^^
    でも、皆さんの体力について行けるかしらん・・・(笑)

  3. 山奥 より:

    書き込めるかな

  4. 山奥 より:

    ごめんなさい!↑
    ず~と書き込めなかったんです。うちのPCから。
    (書き込もうとするとビジーorエラーの表示が)
    大歩危、楽しかったみたいですね。
    私が下ったのはもう10年以上前のお話。
    まともにホールに入ると、3mのカヌー(昔は長かったんです)がスコーンと空中に飛ばされてしまいました。
    ボリュームの少ない今の艇では、もう怖くて下れないな。
    山口は雨が結構降っていたから四国はどうかなって心配してました。増水した小歩危なんか地獄絵みたいですよ(爆)。
    四国に実家があるので結構大歩危小歩危は遊びに行くのですが、カヌーで下る元気はもうありません(笑)。
    3年前にラフトで小歩危を下ったけど、結構楽しめました。

  5. fusai より:

    伝わってくる迫力。4倍角のスケール。引っ張り込まれるホール。 
    それだけでウォーーーー!ってなりました。

    ともあれ、ご無事で何より。

    やっぱ実物で見ると違うんでしょうねぇ・・・

  6. quickturn. より:

    >けんとさん
    初めてじゃないですよ~
    よくカメラ忘れて行きますし・・・
    あのビッグな瀬は写真一枚じゃ納まりませんでした。
    なので上流から4枚くらい撮りました。
    撮りましたよ。
    撮りましたってば(T^T)クゥー

  7. quickturn. より:

    >しろ~さん
    次回は・・・
    もうちょっと練習してからにしま~す!
    でも球磨川は行ってみたいです。うふ
    ホント、カヤックの世界は狭いですねぇ~

  8. quickturn. より:

    >山奥さん
    すみません、ヘタレなライブドアで・・・
    楽しかったです!
    世の中にはデカイ川があるものだと改めて感心しました。
    3mで空中に飛ばされるって・・・スゴイですね・・・
    3mのループとかなんか迫力ありそう・・・

    土曜日のうちは小雨ぱらぱらの程度だったのでよかったのですけど、その地獄絵図も見てみたいです・・・いや、見るだけで結構です!
    あのくらいの川だったらラフトも楽しいでしょうね~と思いました。

  9. quickturn. より:

    >fusaiさん
    ご心配おかけしました・・・。
    セットしても手が水面に出ないのでちょっとビビリました・・・。

  10. しぇりい より:

    やっぱりボケてしまったか・・・。

    大丈夫!また行けばいいんだよ :note:

  11. quickturn. より:

    やっぱりって(T^T)クゥー
    瞳のシャッターで心のフィルムに撮ってるからいいんだい

  12. しぇりい より:

    やっぱり人間ではなかったか。
    ドラえもん・・・。

  13. quickturn. より:

    そうそう。
    ただ出力インタフェースが現代のパソコンにつながらないだけ。
    ってなんでやねん!

  14. より:

    >Qさん
     大歩危・新幹線と、お疲れ様でした。
     未熟なガイドにも、ネベットリと就いて来て頂いて
     有難うございました。
     お陰で、怪我人は出ずに済みました。
     寺家阿土が漕げず残念でしたが、股漕げそうな時は
     一声しますね。
     それにしても、カメラ、ご愁傷さまです。
     先刻、大歩危編の動画の編集を開始しました。
     今、導入部が終ったところです。
     今回は、若干ユックリと編集するつもりです。

  15. quickturn. より:

    Hさん、その節はありがとうございました!
    「ほわいとうぉーたー」「すぷらっしゅ」しっかりと堪能しました。

    カメラの件もそうですけど、たくさん勉強になった二日間でした。本当にありがとうございました。

    これからおそらく山口アバウトドア的秋のダウンリバーも始まってくると思いますので、ぜひこちらにもお越しくださいませ~。

    動画もゆっくりのんびり仕上げてください!首を洗って楽しみにしてま~す!!

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