シオンのカバー&フィッティング&フロストパック
シーカヤックカバーとシーカヤックのフィッティングについて、さらっと書いただけだったのですが、今日ちょっと調整したついでに写真を撮りましたのでご覧頂きましょう。
→8/5 シーカヤックカバー
→7/27 新艇
→7/24 染めQ
上の写真がシーカヤックカバーです。素材は、#3000の防水+UVカットのシート(いわゆるブルーシートのいいやつ)を使っています。以前のモブログの写真ではカバーだけしか写っていませんが、今回のは赤いストラップが見えると思います。
ストラップは、見にくいですが、コクピット付近の赤いベルトはダイソーのザ・旅行のコーナーだったかな?で見つけたスーツケース用のベルトです。幅が広くて、しかもバックル付属で長さ調節もできて105円。おっとくぅ~。赤しかなかったから赤なのですが、銀のシートに赤って結構いい感じですね。
その他のストラップは、たまたま西村ジョイのガラクタ市で見つけたベルトです。4mで150円だったかな。この長さで前後2ヶ所、計4ヶ所分を賄えました。おっとくぅ~。バックルは前のシーカヤックのハッチを留めていたもので、日焼けしたので交換して、それを取っておいたのです。こんなところで役に立ちました。というわけで、実質0円。おっとくぅ~。
さてシートの構造ですが、左の図のように上合わせにしています。図のようにシームテープから一周して次のシームテープくらいの長さを測ります。それを、バウのはしっこからスターンのはしっこまで、キールライン基準で10cmごとに測りました。全長470cmのシオンですが、キールライン基準だと480cmになりました。
シートは5.3m×5.3mのサイズを利用しました。3,000円弱でした。でも、実際には半分しか使っていないので、このサイズで2艇分取れます。5.3m×3.5mだったかな?そっちの方が小さい分安いのですが、1艇分しか取れないので、将来また作るなら、逆に高くつくかも?
シートに採寸した結果を書き写して、はさみで切断します。バウとスターンの端っこは折り返すためにちょっと余分を持たせてみました。(530-480)÷2=25cmずつ折り返すことができます。ちょうどいいくらいでしょうか。この辺は好みでしょう。左右の端っこは5cmほど折り返して、ボンドGクリアで接着してダックテープで留めました。途中でGクリアがなくなったのですが、その後はダックテープオンリーです。まぁ、いい加減で結構。
シーカヤックは曲線なんでぴたっとは合いません。適当に途中を折り返して、しわを取るようにダックテープで固定すると、まるで立体裁断♪ダックテープとシートの色がびっくりするくらい全く一緒なので、ぺたぺた貼っても違和感ありませんでした。
シートのバウとスターンの端っこにショックコードでもつけて、グラブループにひっかけるようにすればカンタンにつけられるようになるかな?と今思いつきました。これもマネしてもいいですよ~。
次にフィッティングです。届いたその日にある程度やっていたのですが、ヒップパッドに1枚追加してもっときつくしてみました。染めQで染めたSweet Cheeksはたった数回の航海でこんなに色が落ちました。まぁ渋い色になった、ということにしときましょうか・・・。
腰痛持ちなのですが、シートを高くすると治ったという経験があり、それで若干高め、どうせやるなら自分の「ケツ型」に合わせてやろう、ということで、Jackson KayakのSweet Cheeksを使いました。Happy Feet Foot Bagと構造は同じです。中にビーズのようなものが入っています。空気を吹き込んで膨らませ、その上に座るとビーズが適当にずれます。このとき、私のケツ型を取ってくれるわけです。空気を抜き、さらに吸い込んで真空状態にすると、ビーズが固定され、ケツ型が崩れなくなります。なんてすばらしい!
バックレストは純正品を取っ払って、ボンバーギアのに交換しました。実は、このバックレスト、手に入れてから1年以上熟成させていました(?)。写真では倒れていますが、座るとだいたいいい位置に来ます。本当は後ろのコーミングから引っ張るのがいいのですが、このスペースに防水バッグがちょうど入るし、入るといい感じで立つし、前から引っ張るだけにしています。ここに荷物が入るのって、とっても便利ですよね。いちいちハッチを開けなくていいですし。でも沈脱する人は流出に気をつけましょう。
幅53.5cmという細身のカヤックですが、写真のようにポンプがぴったり納まります。ポンプやフロートはデッキに留めておくといざというときに流出させる可能性がありますので、私はコクピットの中がいいと思います。この夏も、フロートを流出して再乗艇できず、海上保安庁に救助されたという事故があったそうです。気をつけましょう。
話は変わって、シアトルスポーツのフロストパック(19qt)を手に入れたのですが、思ったよりでかかったので、シオンのハッチに入るのかどうか試してみました。
ご覧のとおり高さがこんなにはみ出ます・・・だめじゃん。
そこは「ソフトクーラー」の強みを生かして、高さ方向をつぶして入れてみました。おぉっ入る!この状態でこの左右にもスペースがあるのでペットボトルなども入りそうです。
で、横にしてみたら、なんとピッタリ!この向きで入れるようにしたいと思います。ちなみにこの位置は2リットルのペットボトルを横にして、縦に二つ、ピッタリ入ります。飲料水など重い装備は中心に近い方がいいんですよね?なので、キャンプツアーの時にはこの位置はペットボトルが定位置になると思います。デイツーリングのときにはここにフロストパックを持ってきましょう。圧縮されているので、あっちいったりこっちいったりってことがないはず!
追記
フロストパックは現在コクピット内の足元に入れています→コチラ。つぶさなくていいし、ピッタリ!








