キャリア付け替え

 というわけで今日は時間があったので、ルーフキャリアを整備しなおしました。キャリアフットのIN-MDと147cmのバーが手に入ったのでやりたかったんですが、なかなか時間がなくて今日まで延ばし延ばしに・・・。ルーフボックスの修理とかまでやってたら結局夜までかかっちゃいました。


ルーフキャリア

 これが最終形かな?なんでわざわざ4本もあるかというと、これには深い深いワケがありまして・・・。

  • シーカヤックを支えるアタッチメントの位置は車の中央
  • 後ろにカヤックを立てかけても車に当たらない
  • 間隔はできるだけ広く
  • でもルーフボックスを載せられる

これを全て満たすには、4本必要だった、というわけです。ではその言い訳を・・・。

シーカヤックを支えるアタッチメントの位置は車の中央

 カヤックを支える二つのカヤックアタッチメントは重心から均等距離がいいわけです。つまり二つのカヤックアタッチメントの中央にカヤックの重心が来るように載せた方が安定します。うちのカヤックの重心はほぼ中央、コクピットの前あたりです。で、この位置が車の前後にずれると、車の前後にシーカヤックがはみ出る部分が偏ってしまいます。カヤックのはみ出る長さは均等にすべきで、そのためにはアタッチメントがついたバーは車の中心をまたぐようにつける必要がありますと。

 こんなワンボックスにもボンネットと角度のついたフロントウインドウがあるおかげで、ルーフの真ん中=車の真ん中、ではありません。こんな風に4つ並べると、前(写真では右です)から1番目と3番目のバーが車の前後端からおよそ1mと等距離になります。これで重心をしっかり支えつつ、はみ出る長さが前後均等ということになりました!

後ろにカヤックを立てかけても車に当たらない

 これはカンタン。4本目のバーですね。このバーのおかげでカヤックを立てかけられるようになりました。

間隔はできるだけ広く

 カヤックアタッチメントを取り付けたバーの間隔が短いと、キャリアと車のルーフを破壊しかねません。二つのバーがてこの原理の支点・作用点と同じ効果を持って、力点であるカヤックの先端が揺れるたびにキャリアを破壊しようと作用しちゃうんです。前の車は高々60cmほどしか間隔を取れなかったので、前後のタイダウン(ロープでカヤックをボンネットあたりに固定しておくことです)をかなりきつくしていました。運転席から見えるカヤックの先端のゆれが車のゆれと一致しなかったのでビクビクしながら運転してましたよ。急停車などによる前後への飛び出し防止より、キャリアの破壊防止という意味が強かったです。今度は1本目と3本目のバーの感覚がおよそ130cmほどで、タイダウンなしでもびくともしません。また、これだけ長さがあると、コクピットのリムにベルトがひっかかるので前後への飛び出しを防止する効果も期待できます。間隔が短いとリム上にベルトをかけることになってしまい、ブレーキ効果はありません。アタッチメントのゴムやベルトの摩擦だけが頼りとなってしまいます。

でもルーフボックスを載せられる

 対してルーフボックスの取り付けられるバー間隔っていうのは、このタイプではおよそ90cmほどのようで、前述のように130cmの間隔じゃ取り付けられません。というわけで、2本目のバーがあるのです。およそ65cm間隔の2本目と3本目のバーにルーフボックスをつけています。

 これら全てを満たし、できるだけ等間隔に並べたところ、写真の位置のようになりました。こういうことができるのも、バーの位置を自由に選べるレインガーター付車の利点♪

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする