4/28 寂地峡~寂地山~吉和冠山~潮原温泉 カタクリ登山編
毎年恒例の寂地カタクリ登山。今回はちょっと趣向を変えて冠山へ足を伸ばし、自転車で帰ってきた。
徒歩で13km、自転車は150m登って300m下った13km。合計26kmか。ちょっとやりすぎた。
朝一で回送用の自転車をデポ。以前、冠山の時に松ノ木峠から潮原温泉まで、寂地山のときに松ノ木峠から寂地峡入り口まではそれぞれ自転車を使ったけれど、今回みたいに潮原温泉から寂地峡というのは初めて。松ノ木峠が一番標高が高いので回送するにも下るのにも楽ではあるんだけど、あの道はどうもツマランので(←多分沢がないから)今回は別のルートを行きたかった。松ノ木からだったらそれぞれ下りばかりだったのだけど、松ノ木へ下らない代わりに回送でたっぷり登りがある。
こんな山の中に自転車を置いて、もし盗難されたらと思うとちょっと心配だったけど、安い自転車だからこそできるもので・・・。
寂地峡入り口へ戻り、準備をしていると、話しかけられた。どうも、ルーフキャリアがバイクキャリアに見えたようで、「あ、カヤックキャリアですね」と。その方は、ロードバイクをやるらしく、しばらくお話を聞いた。どうやら県の職員さん?で、寂地山のパトロールに来たそうで。ありがたいことです。
そこからは寂地の名瀑を眺めながら、狭い階段を急登。途中で「寂地山はこっちですか?」と聞かれた。だ、大丈夫???
登りきったところで石を掘ったトンネルを抜ける。頭を打つので注意!
蜂に注意ですと。2km先って・・・どこ??
登山道の脇に沢があるって、なんか歩きやすい。谷筋は最後に急登と決まってるのできついルートではあるけど、でも近くにきれいな沢があるって、気が楽。
この沢は宇佐川を経て錦川へ注ぐ、錦川水系の源流のひとつ。ここから流れていってるんですね~
しばらくずっとこんな道。天気がよくてよかった。
ふと脇の谷筋を見ると新緑に目を奪われた。写真で見るとたいしたことないけど・・・。
沢が分かれるところでゼンマイがたくさんあった。ここだけじゃないんだけど、ここはゼンマイ畑かよっっていうくらいあった。
名前はわからんのやけど、この花もたくさんあった。
最後の急登を登りつめて、やっと尾根筋へ出た。そしたらもうお花畑。一面カタクリだらけ。
山で見る花で名前がわかるのって、カタクリとイワカガミくらいしかないんだけど・・・。なんかカッコイイていうかキレイ。
足元ばかり見てるけど、あまりの存在感についつい見上げてしまう。で、初めて立て向きパノラマ写真を撮ってみた。ここまできれいに連結できるんだったら広角レンズはいらないかもと思ってしまう。つなげるのは面倒くさいけど。
ちょうど見ごろだったらしく、大きな花がたくさん。厳選して載せればいいんだけど、選びきれないので・・・。これでもピンボケなやつとかだいぶ削った。どれだけ撮ってるんやろう。
尾根筋は歩きやすい。こんな道なら競歩的なスピードで歩くんだけど(←登りはめっちゃ休み休み)、ストックを片手にカメラを片手に写真を撮りつつだから割とゆっくり。
冠山の特徴的な山頂が見えた。あそこまで歩くんかぁ~と思うとちょっと焦る。あんまりゆっくりしてたら辿り着けない。そのときは松ノ木峠へ下りるべし。
山頂直下は踏み荒らされないようにルートが管理されている。おかげでたっくさんの花が咲いていた。
山頂は混雑が予想されたので、山頂直下のベンチでカレーを食べた。食べ終わり、少しの登りもカタクリを楽しみつつ登って山頂へ。人も多く、展望のよいところでもないので、頂上はスルー。
山頂からは松ノ木峠・冠山方面へ進む。このあたりはまだ蕾のものが多かった。この辺は来週くらい?
見るべきものも時間もあまりないので、トレイルランニング。と言いたいところだけど走ることはできないのでトレイル早歩きング。なんちゃそれ。
山頂直下から少し離れると、こちらの道もたくさん咲いていた。でもみのこし峠の方が多い感じかな。
冠山分岐がどこだったか心配になってきて、地形図を睨めながら進んだ。地形図によるとまだ先のはずなんだけど、ほんまかいな。まちがっとるんじゃね?と自分の判断が信用できないとイカンらしい。確かにまだ先だった。しかも以前よりしっかりした看板がついていた。
分岐して笹原に入ってくると、冠山山頂はすぐそこ。道みえねーよ!なんて悪態つけるのも道を間違ってなかったおかげ。そんな笹の合間にもカタクリがちらちら見えた。
冠山の山頂付近でもカタクリが咲いていた。潮原から冠山まで登ったら、100mほど松ノ木方面へ足を伸ばしてみることをお勧めします。
というわけで二座目の山頂冠山。ここから見える景色はちょっと霞んでた。時間も押してたのでいつもの楽しみのクルソン岩はパスして下ることにした。
長い長い下りを会社とメールのやりとりしながら下る・・・。この前の休日出勤は無駄になってしまったらしい。残念。
以前は朽ちた橋だったのに、新しいのが掛けられていた。ありがたいことです。
こちらの沢は、もう大田川水系になるんでしょうかね。分水嶺を超えてしまった。
登山道は小さな花がたくさん。名前しらんけど。春だなぁ。
きれいな苔生した沢沿いの道なので、長い道だけど飽きずに下れる。松ノ木じゃなくて正解だったかも。と、このときは思っていた。
やっと下山!ふぅー長かった!冠高原行きバスの時間も間に合うし、自転車がなくてもいっかぁ~
自転車があった!無傷!やったね!なんかあたりまえのことなんだけどそれがうれしい。無事でよかった。盗まないでいてくれてありがとう。まぁ高く売れるもんじゃないし盗まないか。
この道は車が少なくて自転車向きかも。道路沿いはずっと花が植えられていて気持ちいい。クランクがあたりそうでひやひやだけど・・・。
でもこの道の隣にある沢はヒドイ色・・・。これが大田川に流れてるのか!?元をたどっていくと、上の貯水池が悪いっぽい?
自転車のギアも最後の最後で34Tを使ってしまった。スプロケットを替えててよかった~。標高差150mを登りきったらあとは下り。300mも下降する。ブレーキ大丈夫だろうかとちょと心配になる。
駐車場にたどり着いたら、どうも最後だった様子。車が一台もなかった。
コメント
ジャストミ~ト!なコンテンツ。
ありがとうございます。
実は、4/29はカタクリ登山を考えていたのです。
というわけで、以前のQさん恒例のカタクリコンテンツも参考にさせてもらっていたところ。
ですが、急遽ファミリー登山になったので
寂地山に行けなかったのです。残念!
きれいな花の様相を楽しみつつ。
昼飯のカレーは、いかに?インスタントなのか?
などと思いながら拝読しました^^;
おっと。
This is the seaのCDも返却せねばなりません。
ご一緒できる時がありますでしょうか。
よろしくお願いします。
>ですが、急遽ファミリー登山になったので
きっと、家庭にカタクリより素敵な花が咲いたでしょう
>インスタントなのか?
レトルトです!移動中は面倒なので・・・。
丸いなべにぴったりの丸いごはんを見つけたので、
カレーとごはんをなべに入れて暖めるだけです。
そのお湯も水筒に入れれば節約できますし。
>返却
いつでもいいですよ~
>ご一緒できる時がありますでしょうか。
海、川、山、自転車、どれにします??