7/16 角島一周編
夏のビーチは眩しかった・・・え?何がかって?そりゃ・・・夏のお日様がですよ!
☆mojio6000☆さんに誘って頂いて参加した角島一周ツーリング。シーカヤックのエキスパートが集まるグループツーリングに参加させて頂くということで、緊張気味な朝。しかもこんなに早く出艇したことがない午前8時発。
角島は橋ができてから変わってしまった、そういう話をよく聞く。いい場所というのは、近づき難いからこそいい場所で在り続けられるのかもしれない。カネを落とす人間が増えれば、カネを求める人間が増え、ギスギスした環境になっていくのかもしれない。そんなことを考えながら、そのきっかけとなったと言われる橋を横目に島へ渡った。
北側の岬を回ると、そこそこの波があった。ベタ凪の海を滑るように漕ぎ進むのも好きだけど、こんな波の中を漕ぐのも好き。大きな波長の中に小さな波長が混じっているのを感じながら、波を落ちていき波を登るカヤックで揺られるのが楽しい。波を越えて落ちるバウがあげる飛沫に顔がしょっぱくなり、うへぇ~と声を上げる。こんなところも楽々漕げるようになってきたんだなぁと自分の成長に一人にやけながら漕いだ。しかし先頭グループはHさんと☆mojio6000☆さん。お二人は早い早い。それにMさんがさささーっとついていく。私なんかは一生懸命遅れないようについていくだけ。ひえぇぇぇ。
角島は美しい岸壁が自然のままたくさん残されている。所詮人間が集まるのは砂浜のビーチであって、それ以外のところには一般の人は踏み入ることがないのだろうか。日本海ならではの素敵な景観がまだまだたくさん残されていた。
遠くに見えるビーチには人がたくさん。海水浴シーズンは沖にブイとロープが設置され、カヤックが立ち入ることができない。人が集まるビーチを避け、灯台の付近の上がれそうな浜へ上陸して休憩した。
灯台の先は浅瀬になっていて、肩~頭くらいの波が押し寄せてくる。そこを避けるグループと突っ込むグループに分かれた。もちろん私はツッコミを入れる方!ヘルメットと回転性のいい船があればしばらく波に乗って遊べるのに、どちらも持ち合わせていないので波を乗り越えるだけ。船が高く持ち上がり、ブゥワッシいや~んと落下する。デッキを洗う波を受けるたびにデッキ上の地図やナルゲンを整えて、まるで餅つきのようだとおかしくなった。ふふ
島の南端を回り込むと、そこからは追い波。うまく波を捉えるとガツーンと加速していくのが楽しくてついつい飛ばしてしまう。GPSでの最高時速が14.2kmだった。うひょっ。波に乗ったとき、あまり飛ばしすぎるとせっかく乗った波を追い越してしまって、返ってスピードが落ちてしまうようだった。オモシロイ。
そして当初予定していた小中学校前の浜に上陸~。と思ったら、殆ど間をおかずに出てきた監視員?に拡声器で威嚇射撃を受けた。ひぇぇぇ~っ。「ここの海域は立ち入り禁止です!書いてあるでしょ!すぐに上がりなさい!」海には何も書いてないし。多分道路側に書いてるんでしょう。わかんないよ。ここは何なんだろう。養殖でもしているのか?それとも、単に「遊泳」禁止なのか?わかんないよ。とりあえず出て行こうとすると「そっちへは行ってはいけません!旗の外に出なさい!」出て行くのもルートを制限される。ひえぇぇぇ。角島は上陸するところに気をつけた方がいいようで。
とりあえずその「海域」の外へ出て、仕方なく波の打ちつけるゴロ石の浜へ上陸。こういう時ポリ艇はらっくらくぅ~。そこで昼食をとり、しばしカヤック談義。コクピットの位置なんて考えたこともなかったなぁ。
再び角島大橋の下をくぐる。遠くに積乱雲が発達しているのが見えた。こっちに来なければいいけど・・・。と思ってたらそこでざっと雨が降って、すぐに止んだ。そしたらいい天気になった。
陽が差すとエメラルドグリーンの色が際立って美しかった。どうぞ最初の写真と比べてください。ってこの写真じゃあの美しさがわからないけど・・・。そして再び橋をくぐり、潮流の早い場所へ行ってみた。そこはサーフゾーンになるらしいけど、この日はそんなにいい波はなかった。日本海でもこんなに潮流があるんだなぁ。漕いでも漕いでも進まないけど帰りはものすごく早い。漕いでないのについてしまう。
ビーチに戻るといろんな意味でまぶしかった☆賑わうビーチの端っこに艇をつけ、駐車場へ運ぶ。これが一番疲れる・・・。戻ったら駐車場の皆さん、とてもやさしくしてくれた。洗い場の横のスペースがあくと、今のうち今のうちとカヤックを置かせて洗わせてくれた。しかもホースまで持ってきてくれた。細長い船に興味深々のようで、いろいろ質問して頂いた。こんなに親切にして頂いて感謝しきり。ありがたやありがたや。
片付け終わったあとで海図を見ながらカヤック談義。まだ見ぬ場所はたくさん。一生のうち、どれだけの海を漕げるだろうか。エキスパートの皆さんについていけるように、もっと練習しなくては~。
その後、☆mojio6000☆さんに案内して頂いて、ダムのほとりの阿武川温泉へひとっ風呂浴びに行く。さっぱりしたあと、☆mojio6000☆さんお気に入りの「雑炊専門店 純味」へ。さけぞうすいを食べてみた。ウマー~。しっかり腹ごしらえをして9号線を走る。
途中で紫のカヤックを乗せた白いワゴンとすれ違った。もしかして・・・!?で、途中から大雨に降られながら南桑入り。またまた和田さん宅に泊めて頂くことになってしまった。いつもすみません。
コメント
楽しかったね~
やっぱり海はいいよね~。
海水浴シーズンを外せば,ここはもっともっと楽しめると思います。
また帰ってきて漕ぎに行きましょう
:hearts:海水浴シーズンも、まぶしいビーチがいいですね
んんん,別の意味で,いいツーリングだったね・・・ふふっ
角島もいつか漕いでみたいところです。
エメラルドグリーンがきれいですね。
きれいなところには惹かれます。
まずは腕を磨かなくては。
山口県はいいところですね~
こんな海がまだまだたくさんあるんですから!