美川町「ボランティア足りない」~台風14号から1週間
YOMIURI ONLINE 05/9/14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news001.htm
台風14号で県内が被害を受けて13日で1週間。錦川の増水で床上浸水など深刻な被害が出た美川町南桑地区などでは、泥の搬出などの復旧作業が依然として続いている。高齢者だけの住宅が多いにもかかわらず、ボランティアの人数が十分ではなく、同町災害ボランティアセンターでは「まだまだ、人手が必要」と応援を呼びかけている。
センターによると、町内には、週末の10、11の両日はそれぞれ、県内外から約150人が加勢に来てくれたが、平日は仕事で来られない人が多く、13日は約60人に減少。住民の疲労も限界に近づいているという。
応援要請のある作業は、家財道具の搬出などから、食器類の洗浄や、押し入れの片づけなど、災害当初に比べて、細々とした内容に推移しているが、生活再建には欠かせない作業。
独り暮らしの同町南桑、山田吉春さん(91)方は、1階の床下に泥がたまった状態。山田さんは「疲れてしまって、いつ家がちゃんとなるかわからない」と畳がなくなった屋内に座り込み、ボランティアの作業を見守っていた。
近くの平金安子さん(83)は「畳や食器をそろえるのはいつになるか……。壁も戸も壊れているので、泥がなくなった分、今度は盗難が心配」と話していた。
問い合わせは同センター(0827・76・0077)へ。
和田さん宅も自転車が盗難されています。ひどいヤツが世の中にはいるのです。