漕ぐと爪が剥がれる
しばらく長い間、漕いだあとに小指と親指のツメが剥がれるような痛くはないけどきもちわるい感じがしていて、実際に先端の白いところが根元の方まで少し広くなって剥がれかけているような感じになっていた。
←今は大丈夫
ツメが剥がれる方向に力がかかるということは、指の腹に指の根元方向へ力がかかっているというわけで、漕いでるときにそうなるということはすなわち指を指先方向に押す時にパドルで指を剥く方向に力がかかっているというわけで、すなわち押し手にヘンな力がかかっているのだろうと仮定してみた。パドルを引く方向に力をかけるとむしろ指とツメはくっつくのであるが、押すときには逆にツメを剥がす方向になるわけだ。
というわけで、ちょっと漕ぎ方を変えてみて、押し手は手のひらを開いて指を使わないようにしてみたりとかした。だけどいまいち状況に変化はない。この仮説は誤りであると断定した。
先日のツーリングで試しにグローブを外して漕いでみたらなんともなかった。漕ぎ終えて目的地に辿りついたときに感じていた指先のキモチワルイ感は一切なかった。つまり、押し手がどうのこうのとか関係なくて、グローブが何かしら影響を及ぼしていたのだろう。
ではそれは一体どういう影響なのかということだが、グローブの内側と指との摩擦が高くて、もちろん表もかなりグリップがいいので、きっとパドルを押す時も引く時も必要以上に指の腹の肉をひっぱっているのだ。指の腹を指先方向に押すときは何も問題がない。指をツメにくっつける動きだから。そっち方向にはいくら押しても何も問題がない。逆に引く方向はツメを剥がす方向に力が働くわけで、多少ならなんともないが過剰に働くとまさにツメを剥がしてしまう。
普段素手で漕ぐ分にはなんともないことが、グローブというグリップ力倍増装置(?)のおかげで指先に膨大な負担がかかっているということか。いや、ふつうの人には何の問題もないかもしれない。しかし、デリケートで傷つきやすいかよわい僕の指にとっては刺激が強すぎるということか。
しかしこれは死活問題だ。グローブがないと、いつクラゲに触れてしまうかという恐怖と戦って海を漕がなければならないし、いつ岩で手を切ってしまうかという恐怖と戦って川を漕がなければならない。ロールのときの貴重な浮力源をも失ってしまう。何よりこれからの季節寒いじゃないか。
川の浅いところや岩だらけのところや水が冷たいところは今のグローブがいいので我慢して、海はまだあったかいうちはとりあえず素手で、寒くなったら別の何かを考えるか。ポギーとかどうなんですかね。面倒くさそうなイメージはあるけれど。







