11/3 潮原温泉~クルソン岩~吉和冠山~松ノ木峠
11/3は、吉和冠山に登ってきました。紅葉真っ盛りの山はとてもきれいでした~。
本当は遠征する予定があったのに、先方と予定が合わず断念。大分に行けばよかったなぁと思ってももう申し込み期限は過ぎていて・・・。はたまた岡山の海へ行こうかなぁとも思ったけどさすがに直前に言うのも気が引けて・・・。
とりあえず、4、5は和田さんところに参加させてもらうことにしました。3日は予定が入ってないし、どうしよっかなぁ、紅葉見るならブナ林がいいなぁ、でも4日はにちはら集合だし、そうすると比婆は遠いしなぁ・・・
方角的には吉和の方。寂地山は春に行ったし、十方山はきついし、ま、冠山かな、と。冠山ならブナもあるし、それに今回自転車も積んで行くので登山口と下山口を分けられるし、いいんじゃね?
とかなんとかいろいろくだらんことを考えながら吉和方面へ。
See Also→広島のブナ林 四季を歩く59山
道中見えた女鹿平のスキー場では、もう雪を貯めていました。吉和のヤマザキショップで昼食を買い、松ノ木峠・冠高原のスキー場の駐車場へ。着いたのは既にお昼。
昼飯はクロソン岩で景色を眺めながらと決めていたので、とりあえず軽くパンでも・・・と買っておいたチョコレートクロワッサン。これがウワサのチョコクロね。まぁほんまもんとは程遠いのかもしれないけど、それでもうまかったです。ほんまもんはもっとうまいんかな。
冠高原の駐車場には、10数台の車が置いてありました。寂地へ登る人が殆ど、あとはそこらへんで散歩の方でしょう。ラジコン飛行機が飛んでいました
車から自転車を下ろしてザックを担ぎ出発。国道186号へ出たら、左折して潮原方面へ。そこからは紅葉のトンネル!錦川から宇佐川・吉和経由で帰るときにいつも通るこの道、車で通ってきれいだなぁと思っていたので、今回自転車でゆっくり眺めながら走れたのはとてもよかったです。

でも去年見た感動は今年はなかったなぁ。まだ時期が早いのかな。
カシミールで高低差を調べておいたので、この道程は殆ど下り坂。逆にしちゃうと地獄です。もう自転車では寒いくらいで、長袖化繊シャツにフリースのベストでちょうどいい感じ。殆ど漕がずに下ってきて、潮原温泉の看板を目印に登山口を目指します。そこからはさすがに登りです。
前回来たときは2、3年前。そのときは車で登山口まで行っちゃったのでこんな看板には気付きませんでした。国体コースは道があまりよくないらしいということで、一般人の私は一般登山道を選びます。ただ今回は、車を置いた冠高原=松ノ木峠へ下りていくのでちょっとドキドキ。冠山~松ノ木登山道の区間は初めて。
そこから先を見ると、分かれ道。左に林道が延びているけど登山道は右のほう。ここに、車を数台停められるようです。でも登山口はまだ上のほう。
ここに自転車をデポして行きます。マイ通勤チャリ。待っててね~
そこからしばらく歩くとやっと登山口の看板。小さな橋を渡って、沢沿いを歩いていきます。

ずっとずっと、趣のある沢沿いを歩いて行きます。
誰かがかけてくれた橋も、今やすっかり自然の一部といった感じ。
この写真の橋の先で道は左右に別れます。看板はないけど、地形図を見ながら左へ沢を渡っていきます。沢を渡ったところに、割れた案内看板が落ちていました。そしてここから急登の始まり。
紅葉の林の中を進みます。けっこうキツイ登り坂。
途中で、こんな木に出会いました。皮が丸く剥がれているみたい。昔剥がれたところがグレーで、新しく剥がれたところが明るい茶色。もともとの濃い茶色と合わせて奇妙なマーブル模様になっています。この木何の木気になる木♪
薄暗いけど、でも紅葉はきれい。写真で見るとたいしたことないな・・・。
途中で山頂コースとクルソン岩ショートカットに別れます。クルソン岩の方は急登なので、普通は復路にクルソン岩に寄って下りてくるみたい。でも今回は一方通行なので、迷わず直登!
登っていって手前に見える最も高いクルソン岩は恐らく熟練のクライマーだと登っちゃうんだろうけど、シロウトの私は見上げるだけ・・・。それでも、その奥にある岩をさらに回り込むと、そこに登れそうな手ごろな岩があるんです。クルソン岩を一つ目にしたら、三つ目。カンタンに登れて、しかも景色がいい!ここは絶対登るべきです。
岩の上で腹ごしらえ。買ってきた弁当です・・・。昔はちゃんと作ってたんだけどねぇ~。弁当がカンタンでいいやね。添加物タップリ!
腹ごしらえをしたあとは、冠山とその裾野をじっくりまったり眺めます。これでもか~っていうくらい紅葉がきれいだったのに、写真で撮るとナントモ・・・。腕ですねぇ。
前回来たときは1時間くらいこの岩の上で過ごしたけど、今回は時間がなさすぎ・・・。なので、風と別れてそそくさと岩を下りました。
紅葉の向こうに見える山頂を目指して・・・
落葉を踏みしめながら最後の急登を休み休み登って行くと・・・
山頂!よく頑張りました!でももう15:00頃だったので、山頂で過ごした時間はちょっとだけ。
ここで500mlを飲み干したので選手交代。フリースタイラーはコレ!?
ここから先は人の通ることが少ない寂地山への縦走路。道はすっかり笹に覆われていて、道標もありません。まぁ踏み跡はわかるけど、別れ道もあるので地図とコンパスで間違ってないことを確認しながら進みます。途中までは真南に行くだけなんですけどね。
メジャーな松ノ木峠からの寂地山登山道に出ると、やっとホっとします。最初はこんなキレイな紅葉もあるけれど、標高を下げていくにつれて日も落ちてくるし樹林に囲まれるしで薄暗くなってきます。
しかもこれがまた長いんだ・・・。以前、寂地山に登って松ノ木峠に下りたときに、もう二度とこの道は歩かない!って思ったのをようやく思い出しました・・・。おそっ
でも松ノ木峠が標高が高いので、山頂までの標高差が少ないはずなんですけどね。何なんだろう、この疲れ具合は・・・。
で、自転車を回収するついでに潮原温泉へ~。ビルの5階の露天風呂も心地よく、いつもはカラスの行水なのにまったり浸かってました。殆ど貸しきりだし~。でも結構宿泊客も多かったようです。紅葉の連休ですからね。
入浴後、日原まで行くかと地図を眺めると、・・・・ない!道がない!!日原に行くには、あの国道488号線、吉和~匹見のとんでもない峠を越えるか、宇佐川まで出て六日市を経由していくかのどちらか・・・。六日市まで行くんだったら、南桑でいいやん・・・という今考えたらなんとも不思議な考えで、南桑で朝を迎えました。










