「 カヤック 」カテゴリー

別れの季節

さようなら

 家にいると気が滅入る。気が滅入ると出る気にもならない。負のスパイラル。

 なんとか準備しかけたが、どうしても行く気になれず、断念。こんなときにいくと事故の元だと言い聞かせ、あきらめた。

 行かないとなると、カヤックキャリアはもういらなくなる。ひとつひとつ外した。ルーフレールだけになった。そして車の中のものを全部出し、電装品を外した。

 最後の最後に、洗車した。久しぶりにきれいになった。掃除機で車内の埃を吸い取った。久しぶりにきれいになった。

 121,113km。今までたくさん走ってくれた。寝起きを共にした。お世話になりました。

 次はどんなドラマが待っているだろう。

流域一丸錦川守る 新・岩国市

中国新聞地域ニュース '06/3/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603210045.html
 「日本一と言えるほど美しい錦川。流域市町村の多くが一つの市になったからには、市民一丸となって守りたい」。岩国市と玖珂郡の旧八市町村が合併し、二十日に誕生した新・岩国市。「錦川流域ネット交流会」の代表世話人白井啓二さん(47)=同市錦町広瀬=は、新市での活動の広がりに期待を込める。(清水大慈)

 交流会は岩国市、錦、美川、美和町、本郷村の旧五市町村と周南市の住民グループ、自治会、森林組合、漁協など三十三団体でつくる。

 錦川の一斉清掃、錦帯橋の解体材を使った「源流の碑」の建立、流域の生物に関するフォーラム開催…。合併前から、流域整備の連携に取り組んでいる。白井さんは「合併を機に、さらに一体感が強まると思う。活動に加わるグループが増える可能性もある」と喜ぶ。

 錦川を守ろうとするこんな人たちがいる。もっと川で遊ぶ子ども達を増やせば、次世代の川守が生まれる。そこで自分に何ができるか。

 ところでこの記事の写真は錦町でしょうかね。

美川町がなくなった日

美川町がなくなった。
岩国市になってしまった。
錦川はそのままでいられるのか。
護岸化が進むのか。
美川町のカヌー教室はなくなるのか。

何かが変化するとき、強い不安を感じる。
変化の行く末がわからないからだ。
しかも、自分が住んでいないところ。
手の出しようもない。
口を挟むことすら許されない。
ただただ願うばかり。
いつまでも、清流錦川であるように。

古里駅弁を卒業記念に提案 山口

中国新聞地域ニュース '06/3/10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603100098.html

 山口県美川町の美川小六年生七人が九日、錦町の錦川鉄道を訪れ、特産品を使い、卒業記念に作った駅弁のアイデアを提案した。
 児童は本年度の総合的な学習の時間で、同鉄道南桑駅での販売を想定した弁当を考案。試作品を調理して味わってみた。

 きっとこういうことは美川だからこそできたんでしょうね。地域のことを考えて、地元の特産を理解して、そして料理して食べて新聞に載せてもらって・・・いい経験をしてると思います。いい記念になったでしょう。

 実際に販売されるような駅弁になれば、とても記念に残るし、自信にもなるし、都会に出てもちょくちょく食べに帰ってくるかも?なんて。

 駅だけでなく、川の上からでも買えるようになれば、カヤッカー御用達の南桑弁当になるな。でもカヤッカー少なくて採算合わないな。

PFD

 たしかカヤックブログだったはずなので、たまにはカヤックの話でも。

 今使っているPFDがボロボロなので、新しいのが欲しい。

  • クイックリリースベルトが付けられる
  • ロープロファイル
  • あまり人とかぶらない

 いいなぁと思ってもクイックリリースベルトが付かなかったり、付くヤツはかなり高価だったりしてコレ!っていうのがないんよね~

 そう考えるとモンベルはかなり安かったとも言える。値段相応とも言える。

 コレ輸入するか。コッチ輸入するか。

「女性を殺して埋めた」供述通り遺体発見…山口

■YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060217i214.htm

 山口県警岩国署は17日、窃盗容疑で逮捕した同県岩国市内の会社員の男(54)が「女性を殺して埋めた」と自供したことから、同県美川町根笠の空き地を捜索し、土中から女性の遺体を発見したと発表した。

 岩国市内の無職女性(56)とみられる。県警は近く男を殺人と死体遺棄容疑で逮捕する。

 調べによると、遺体は一部切断されていた。

 どっかのニュースには根笠の県道って書いてあったから、きっとムーバレーに通じる道ですよね。ひえぇぇ

11/26 宇佐川

Cリングネック
朝7:30ちょうどに自宅を出発し、集合場所の道の駅「ピュアラインにしき」に到着したのが8:56。
いつもながらぎりぎりだった。
これが南桑集合とかなら余裕なのに。

先週末にお願いしておいたC・リングネックが届いたようで、受け取ってあけてみた。

なんかベトベトしてぷにゅぷにゅして想像していたイメージとだいぶ違う。
ドライトップのラテックスゴムのもうちょっと柔らかいくらいのものかと・・・。
で、これは何に使うかというと、ドライトップなどの防水性をアップするために使うのが本来の目的。
肌がデリケートな私の場合は、肌の保護のために使ってみようというわけ。
あと、Daggerのキーホルダーをもらった。栓抜きにもなるらしい。もうDaggerの艇に乗ってないけど・・・
Daggerキーホルダー

で、本日は宇佐川上流編。
まぁ、またかよって思いながら準備をして、リングネックを装着。なんだかまるまってしまって装着がむずかしい。
で、ドライトップを着てみようと思ったら・・・なかった。
先日修理をしたときに出したまま持ってくるのを忘れてしまった。
とりあえず、和田さんにネオプレーンのベストと非ドライのパドリングジャケット(しかもショートスリーブ)を借りて装着。
リングネックはパドリングジャケットから首を保護するためにつけたままにしておいた。
ラッシュガード2枚とこれだけ着とけばまぁ大丈夫でしょう。

漕ぎ出したものの、濡れないダウンリバーはなんだかもの足りない。
すぐそこに広がる水中世界を覗いたりカートホィールをやってみたりができない。
いや、こけなければカートホィールはできるぞ、と思い、早速やったら遠慮がちになってしまい、あえなく沈。
しかし、このときのロールはとんでもなく早かった。
沈してから起き上がるまで1秒もかかっていない。
バックデッキロールなみに早い起き上がり。
人間、死ぬ気になれば何でもできるものだ。
ってこのくらいじゃ死なないけど。
しかも、Cリングネックのおかげか、ただのパドリングジャケットなのに浸水を結構防いでくれた気がする。

水中世界
多分、あまり知られていないけれど、別に沈しなくてもこのくらいの水中世界は撮れるんです。
撮りたいところを狙っては撮れないけどね・・・

まぁそんなこんなで濡れないダウンリバー午前の部を終了。
和田さんのアウトドアランチを頂く。

なんかたらふく食べたら腹いっぱい。
腹いっぱいになったところで腹の具合が悪くなった。
とりあえず車の回送のついでにトイレに寄るが、ひどい下痢で具合がイマイチなので、もうカメラマンに徹することにして、カートップした。

清流宇佐川
川の上から見ると、水の透明度がよくわかる。
小さな瀬でもズームして写真を撮るとかなりの迫力に見えた。

ゴールするまでカメラマンを務め、お別れしたあと再び道の駅へ。
しばらくトイレを占拠したあと、500mlのポカリスエットを購入。
帰りがけに飲み干してしまったので、日本一の自動販売機のところでもう1本。
ツーリング用に買っておいたのと合わせて、ポカリスエットだけで体重が1.5kg増えた。

ドライトップを忘れるわ、体調崩すわ、散々な日だった。

11/23 宇佐川

河山


水中世界

オ・サ・カ・ナ

まだまだオ・サ・カ・ナ

ダウンリバー

宇佐川

on the rock

水中世界を見る

紅葉
朝、電話で目が覚めた。
電話が鳴っているので取ろうと思うが、体が動かない。
「こ、これが金縛りか!」
とは別に思わなかったが、シュラフに包まっているから手が出てこないんだと思った。
しかし、ヘンだ。
面倒だからシュラフは体の上にかけただけだった。
だから、シュラフのせいで体が動かないはずがない。

動かない手をもそもそ動かし、どうやら自分を留めているらしいジッパーに手が届いた。
ジッパーの錆び具合からして、どうやら、ジャケットのジッパーのようだ。
学生時代から愛用のMA-1風1k円ジャケット。
安いので、ジッパーも錆びてきて、寒中作業着として継続使用中。
安い癖に暖かいのだ。
だから今回も、寒いのでコイツを着たまま寝ていた。
しかし、今は普通の着方とは違う。
なぜか、袖に手を通さずにジッパーを閉めた状態になっているのだ。
どうやったらこの格好になるのか。
誰が俺をこんな格好にさせたのか。
謎は深まるばかり。

混乱した状態から始まった南桑の朝。
外へ出てみると、霧がかかってはいるが、天気はよさそう。
肌を突き刺すように冷たい空気。
もう、冬が始まっているようだ。

前日の風邪はどこへやら。
鼻水がかなりひどかったのだが、もう全く止まってしまった。
ここに来るとどんな病気も治ってしまうのではないかとさえ思う。

新南桑橋から錦川を眺めると、目の覚めるような真っ青な点が移動していった。
かわせみに違いない。
その時カメラを持っていなかったことを後悔した。
こんな街中(え?)にもかわせみはいるんだ。
急いでカメラを取って来たが、既に姿は見えなかった。

橋の上からまっ平になった河原を眺める。
夜中は気付かなかったが、もう河原へ降りるスロープの工事は終わり、車は降りられるようだった。
しかし、雨の予報の日は決して降りてはいけない。
上流に雨が降れば、今のこの南桑の河原はすぐに水没するのだ。

朝7時半頃。和田さんがやってきて、薪を集め始めた。
河原には薪は一切のこっていないが、橋の裏側など、燃やすほどたくさん溜まっている。
これなら、この冬は暖を取るのには十分だろう。

8時過ぎ、集合場所の道の駅「ピュアラインにしき」へ向けて出発。
途中、錦川の透明度にハッとする。
国道を離れ、裏の道で錦川を眺める。
あまりにも透明。
南桑では、水力発電所の水のせいかここまで透明ではなかった。
そして紅葉もきれい。
錦川は今が紅葉のベストシーズンか。

集合場所には、既にfusai.♂さんがいらっしゃっていた。
程なくして、和田さん、けんとさん、Aさん、N本さんが登場。
和田さんも含め、総勢6人。
この季節、こんなに人が集まるとは、正直思っていなかった。

カヤックに乗り込んで、やはりスプレースカートをはめるのに苦労した。
スプラテックスデッキがいかに使いやすかったかということか。
今までらくらくはめられていたのに、今度のやつは、グローブをしていると、はめられなかった。
もう、スプレースカートをはめるだけで暑くなった。
みんな先に行ってしまっているのでプレッシャーを感じる。
追いつけるから待っていなくていいんだけど、多分待ってるハズ。

なんとかスタートできて、瀞場で暑くなった体を冷やす。
ひっくり返って眺めたその世界。
また宇佐川かー、宇佐川はもういいよ・・・。
毎度のことながら、そう思っていたのに。
毎度のことながら、「これが宇佐川か!」と感動を改める。

水中の世界は、とんでもなく美しい。
ずっと水中を眺めていたい。
ロールするのがもったいない。
なぜ水中で呼吸できないのかと、人間であることを後悔する。
それは大げさ。
水中だと、カメラの水滴をふき取らなくていい。
だから、今回は水中の写真ばかりになった。
ひっくり返って、シャッターを押し続ける。
呼吸が苦しくなるまで水中を見続け、魚を追いかけた。
起き上がると、顔が痛かった。
そういえば、水は冷たかった。

いくつかの瀬を越えた瀞場。
N本氏が水中を指差しながら、こちらに合図した。
水中を覗いてみると、たくさんの魚。
日本野鳥の会にカウントを依頼しても5分はかかると思われる数。
どこからこんなにたくさんの魚がやってきたのか。
感嘆し叫びながら起き上がったので、ぶむぬぉーという声になった。

この日の宇佐川は、出市で0.66mと、水量は少なかった。
非常に浅く、何度か降りて歩かなければならなかった。
そのたびにスプレースカートをはめないといけないと思うと、とても辛かった。
特に、沈脱レスキューが億劫になってしまうのがよろしくない。

小春日和のこの日、まだまだそんなに寒くなかった。
きちんとした装備さえあれば、まだまだ遊べそうだ。
今年のカヤッキングはまだ終わらない。

購入

購入
購入したもの。


ブラックダイヤモンド システムグローブ
インナーとアウターと、両方使えるシステムグローブ。
ハイクアップのときはインナーだけでもよさそう。


ハーモニー マコ スプレースカート
かなりガッシリしたホワイトウォーター向けという感じ。
カヤックにつけてみたが、ちょっと苦労した。
今まで使っていたやつがかなり柔らかかったということか。

エスキモーロール(5) q式CtoC風ロール

 今のところ最も教えやすいロールについて。これだと理解しやすいのかなぁ?何でなんでしょうね。

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