Windows 2003 Serverをセーフモードにする
「セーフモードにする」って起動時にF8キーを押せってやつですよ。そんなことを一記事にするなんて!って思うでしょ。それでもいろいろ苦労がありまして。
新年はじめの仕事は部内サーバが起動しないとかいう件で。起動したあとすぐに勝手にシャットダウンしてしまう。ログインもできないうちにシャットダウンするので何もできない。セーフモードに入れればなんとかなるんだろうけど、F8キー(←セーフモードに入れるときに使うのよ)を押すタイミングが難しくてなかなか入らない。そのうえクイック起動なんてついてないサーバ機なので、F8連打に挑戦!の機会が5分に一回くらいしか巡ってこない。
セーフモードに入れる方法をグーグル先生に聞いても、F8連打以外はboot.iniを書き換えるとかそんなんで、いやだからログインもできないっちゅーねん!と新年からうめきながらF8連打の打順を待った。でも、最後にはセーフモードにするコツをつかんだ!
なんてことはない、一度F2キーを押して、BIOS設定メニューにする。このF2キーは起動直後からしばらくいつ押してもいいヤツなのでカンタン。BIOS設定メニューが起動したら、何もせずESCキーでExitする。そしてその瞬間からF8連打だだだだだっ!!!!!って結局連打なんだけど。F8を押すのはOS起動直前のわずかな時間しか有効でないらしいので、こうすることで連打のタイミングを図りやすくなった。そしてそれからは一発OK!
とはいえそんなのはサーバ/BIOSのメーカにもよるだろうけど、この某DELLのサーバはBIOS設定メニューの起動が最後に来ていたので、BIOS設定メニューの後はすぐOSの起動だったからこれが使えたわけだ。
いや「一発OK!」とかじゃなくてさ、こんなコツが必要なシステムってどうなのよってちょっと考えて欲しかった。そしたら数千人が喜んだに違いない。上のBIOSの設定メニューの方は「もうキー受け付けましたよ、設定メニューに入りますよ」ってちゃんと表示してくれるんだから。
で、結局再起動してしまう原因はUPSのサービスが悪さをしていたことだった。サービスを停止してやったら正常に起動できた。サービスが正常に動いていないUPSなんてもうUPSとしての体を成さないかもしれないけど、停電になったら手動でシャットダウンしちゃれ!基幹サーバじゃないからこれでいいやと。