9/20 弓削島~生口島シーカヤックツーリング
そして3日目最終日。弓削島から出艇地の生口島まで帰ろうシーカヤックツーリング。もちろん違うルートで帰ります。25.2km。
ちなみにこの写真。1日目の多々羅大橋じゃないですよ。Question 1 どこが違うでしょう?
明るい時のテントサイトも撮ってみた。めずらしいでしょ。ばたばたと準備をして、ちょうど満潮の頃出艇。さぁこれから下げ潮。潮に乗って帰るのだ!
弓削島の南側にあるこんな岩。奇岩フェチにはたまらない筋入り岩。これは多分地震で地割れが起こり、液状化現象で砂が入り込んで、そして砂が化石化したものですな。知らんけど。
弓削島の南を回りこむと、早速北向きの追い潮に乗ってらくらく北上。弓削島と佐島を結ぶ弓削大橋まですぐついた。
佐島の北を回りこむと、今度は西向きの追い潮に乗って進む。つながったばかりの生名橋!こっちは佐島と生名島を結ぶ橋。調べてみると、9月2日に接続されたそうだ。41億2900万円也。1mあたり728万円。いやその計算はおかしいって
生名島の西側に来ると今度はまたまた北向きの追い潮。それに乗って北上。岩城島から出たフェリーは生名島の北側、平内島との間を通過していった。多分因島の土生(はぶ)港に向かったのだろう。
土生港は福山・広島・尾道のバスとこのあたりの島々への船とを結ぶ、文字通りハブ港なのだ!うまいこと言った!と思ったら既にそういうこと書いてるのがあった。
平内島には穴があった。
通り過ぎたら貫通していたことに気づいたのでわざわざバックしてみた!
ちっちゃい甑島とかいう岩?を横目に、横断準備。岩城からのフェリーの航路はわかった。生口橋の因島側に横断したい。こっちはどうだろう。
土生の方から客船がスーっと行った。尾道に行くやつかな?平内島からだと死角になるのでちょとコワイ。
さっきの客船は金山港にも入ったようだ。三角波が立っていてポワンポワンと上下させられておもしろい。
因島沿岸はすっかり街って感じ。生口橋が近づいてきた。
多々羅大橋とかと比べて、自転車で走るとちっちゃって思うけど、こうして下から見るとでかいー。多々羅大橋と似ているようで違う。こっちは化粧パネル(?)がついてない。
禁断(?)の途中コンビニ!サークルKがあった!こんな護岸だらけのところじゃコンビニが見えたってなかなか行けないのだけど、ここはちゃんとコンビニアクセス用の浜が用意されてあった!そして時間はちょうどお昼・・・。3日目の昼食ともなると徐々に質素になってくるし。目の前にサークルK。行かなかったらインスタントラーメン。やっぱ、いくでしょ!
しばらく体を乾かしてる間、ファミリーが浜で犬と戯れていた。どこから漕いできたかとか言う話や、サンセットビーチに帰るというとびっくりされたり。ちょっと新鮮だったのは、「ひっくり返らなかった?」っていう言葉。ひっくり返ることはないの?っていうのはよくあるでしょ。でもこれは新しい!(知らんけど。)ひっくり返ってないですよっていうと拍手!どんだけひっくり返る船に見えんねんー。
食後にマッタリして、そのまま西へ航路横断。また風が出てきて向かい風。ちょっと北向き潮流に流されがち。ある程度進んだら西向き潮流で追い潮になるはず・・・なんだけど向かい風が強いのであまり進まない。
艦橋部分(?)だけが残された?建築物?アート?使ってるのかな?
通り道にあった下鷲島。左のちっちゃい方になにやら文字の書かれた卒塔婆みたいなのが立っていたので近寄って目を凝らして見てみると世界平和云々だった。
おーあの辺はドルチェだな?バスとか車がいっぱい止まってる。自転車で寄った時はわりと寒い時だったからかガラガラだったけど。
瀬戸田の湾を渡る時が一番過酷だったかなぁ。向かい風・追い波なので風の方向と潮流の方向がぶつかってなかなかの波加減。一昔前はこんなだったら漕ぐのやめようかってとこだけど。「えぇ!?これで怖いの!?」なんて言われたこともあったけど。今やっと平気になった。世の中では経験を積むだけで怖くなくなるらしいけど、年10回程度の経験じゃなかなかそうはいかなかったよ。
やっと渡り終えると高根大橋が見えてきた。高根島と生口島の間の瀬戸田水道は自転車で走って見たときはかなり潮流が早かった記憶がある。逆潮になったら大変だ。上げと下げでどっちに流れるかいまいち確信が持てなかったけど、普通に下げで西向きだった。
高速艇なども通過する狭い水道に入っていくと、なんとお地蔵様がいらっしゃった。今度自転車で来たときに寄ってみよう。
橋の下はええ波立ってます。
サーフィンしてみたら100m近く遡ることができた。これは面白い。港に近いので程々にしたけど結構楽しめそうだ。
見上げると向上寺三重塔。あそこは(入場料が)云々と言ってしまいましたがそれは耕三寺の方でした。お詫びして訂正致します。
瀬戸田水道を抜けるともう潮流がどっちに流れているかわからなくなり、ただただ向かい風に立ち向かう。追い風に乗って走っていく自転車集団に愛嬌を振りまいたりして淡々と漕いだ。こういう淡々加減も楽しめるようになるとシーカヤッキングの幅が広がるのである。知らんけど。いやきっとそう。
元祖アートの島(?)生口島の島アート。風を受けて動いていた。
やっと帰ってきた。もともとそんなに漕ぐつもりはなかったけどよー漕いだ。
自転車で距離漕いだりシーカヤックで距離漕いだり、はたまた山を歩いたり、もしかしたら持久的な運動が好きなのかもしれない、と考えた。っていってもどちらもエキスパートな人からしたら大した距離じゃないしそもそもマッタリスピードだけど、若い時は殆ど運動らしいことはしてなかったからこれでもすごいことなのですよ。ちょっとずつ体力ついてきたんだろうなぁ。ちょっとずつ距離が伸びたり楽になったりして成長がわかりやすいのがいいね。その点リバーカヤックはむつかしい。もう進歩しない気がしてきた。練習してないから当たり前なんだけど。
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