9/23 錦川 ~源流部編~
山口アウトドアの、錦川源流域の上流編(?)に参加してきました。沈脱あり、スライダーあり、落ち込みあり、樹木のトンネルありの変化に飛んだコースでした。
そして私事ですが、なんと、およそ一年ぶりくらいにカートホィールスランプから脱出しました!?めでたいめでたい!
もう9月も下旬。すっかり鮎釣りもいなくなって、これからが川下りシーズン本番。天高く水キレイ。快晴の朝だけどカプリパンツじゃチョト寒い。今回初めてフリースのベストなど着てみた。あったかい。ベストっていいねぇ。濡れたもの扱うんでも袖が汚れないし。ていうか袖がないからアタリマエ。ない袖は振れないってわけね。ん?
錦川の川下りで上流部といえば出合からがフツウだけど、そこからさらに50km以上も奥の奥、莇ヶ岳ふもとのあたり。和田さん、毎度のことながらよくぞこんなところを見つけてくるものだという感じのスタート地点はジャングル探検!?
そのジャングルを抜けて川に下りてもらって、橋の上から艇を下ろす。最近こんなんばっかりやな。
すべての艇を下ろし終えた。総勢6名が源流を下ったり下らなかったり。いや下ったって。
というわけで、私もジャングルへ・・・短パンじゃなくてよかった~という感じの草ぼうぼうのところだった。
さすが源流部だけあって、透明度は高い。でも、先行した私らがばしゃばしゃやるせいで少しにごるので、後から続いたNさんは残念そう・・・。
こんな落ち込みがあちこちにある変化に富んだ良コース。でもカヤックの底はゴリゴリ。
みーどりーのなかをはしりぬけてく真っ青なウェーブスポーツ(字余り)
上流部は堰が何箇所もある。農業用水取水用だろうか。無粋なコンクリートの堰じゃないのがせめてもの救い。そして堰を見つけると登りたくなる人・・・。
なんか絵になるので撮ってみた。透明な水、白いしぶき、青い空♪
プチホールにつかまりながら撮ってみた。バウは水の中なのに、全くそんな感じがない写真となった。それだけキレイってこと!
そしていくつもの落ち込みを越えていった。
さすが源流部、川幅が狭い。水中でゆらめく川底のマーブル模様に目を奪われながら、緑の水路を抜けていくと・・・
堰かと思ったら自然のままの滝だった!錦川にもこんなところがあるんだねー。そしてこんなところにカヤックなどというものが現れたのがめずらしいのか、農作業の服のおっちゃんが川岸から望遠レンズで撮影していた。いつも持ち歩いてるのか?!そこはサービスしてカートホィールなどやってみた(照)
今までカートホィールといえば、前の艇に乗っていたときに5回転くらいはできてたのに、この1年くらいは全くできなかった。バウ-スターンまで刺さって終わり。ところが、何が悪かったのかわかってしまった!スターンのあと、バウを刺していなかったのだ!!考えればわかることなのにね。最初にバウを刺すのと同じように、スターンからもう一回水面を向いてバウを刺せばいいだけだった。なんでこんなことができなかったんだろう??
さて、そこからさらにいくつもの落ち込みを抜け水路を縫って漕いだところでまた堰が出てきた。しかしここはまるで滑り台のような形になっていて、滑って降りられるのだ!
まずは和田さんが滑り降りた!そして滝に突っ込んだ!!ていうか写真じゃよくわからんでしょう?というわけで、しょっぼいけどこのCybershot DSC-U60にもついている動画撮影機能を使ってみた。前はQuickTimeだったけど、今度はmpgです。見られるかな?まずはOさん、そしてNさん、けんとさん。編集長のときはサポートに回ったのでアリマセン・・・。一旦保存してから開いた方が見やすいでしょう。
しかし途中でなんだか嫌な感じになってきた。こんなきれいな水なのに・・・
途中の支流からまっ茶色の水が流れてきた!!上流で工事でもしてるんだろうか。おかげで全部が茶色になってしもうた。意気消沈。
茶色の川のまま下っていくと低いトンネル状の木立の中を通ることになった。手で枝をかきわけながら下っていくのだけど、上流=後ろから沈したけんとさんがやってきた。なんとかスターンにつかまってもらおうとするけど、スターンが食われた上に上半身は枝で進路を阻まれスターンステーションのような半沈で固まってしまった。バウが枝に絡まって、頭は上流側。たまに頭に水がかかって呼吸できなくなる。呼吸できるうちにもがいてみるものの、全く動かなくて、その後どっと押されて顔が浸かってしまったところでスプレースカートに手をかけた。今の固いスプレースカートになって初沈脱。ちゃんと沈脱できるってことがわかったのでよかった(っていうことにしよう)。計3名がここで沈脱。間をあけて行けばよかった。
なんかそんなこんなでグッタリ。水も茶色だし。昼でやめにしようかという話も出るくらいだった。
ランチは源流の碑のあるところ。そこでカヤックを陳列して、碑のところでランチ。すでに、結構遅い時間になっていた。しかし、食事をしたら元気が出てきたのか、途中でやめようかっていう意見を押しのけ、ラストまで下ることに!
またこんな落ち込みが。今こうして写真を見てみると、ちょっとずつ茶色が戻ってきているのがわかるね。そいでもって昼からは写真が少ないのよ。カートホィールとかするのが楽しくて。えへ。
崩れた橋の下、堰でたたずむけんとさん。
道路から離れたところでは、こんな風に自然のまま残されている。錦川は下流もきっとこんなだったんだろう。
ゴールしたら結構くたくた。でも最後のほうは水の透明度が戻っていた。終わり清けりゃ全て清。なんちゃそれ。
帰りは山道を越え、錦のサンマートを経由して南桑へ。よく見かける特徴的なカヌースクール九州さんのトラックがあった。おや?と思って橋の下を覗くと、大人数でキャンプしていた。そこから少し離れたところで男4人の宴を開いた。秋の空に満天の星空。普段見えないような星も見えて、空は星だらけ。
コメント
スランプ脱出おめでとう。
滑り台楽しそう。
源流域の先輩fusaiさんじゃぁないですか。
滑り台はやらなかったんですか?