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書写山と姫路城観光

 9/26は、姫路観光。今しか見られない貴重な姫路城を見てきた。246.7km。

 塩田温泉郷の夢乃井という旅館。田園を見渡す高台にあって、きれいな内装に露天風呂。朝風呂も入ってすっきり!でもこういうのってやっぱり早めに入館してゆっくりするのがいいんだろうなぁ。

 姫路に向かう途中にある「書写山円教寺」。山の上がまるごと境内になっているそうだ。神社めぐりしたりお寺に来たり、この節操の無さが日本人ぽいでしょ。

 登山道もいくつかあるみたいだけど、今回は観光なのでロープウェイで。

 ロープウェイ駅からしばらく参道が続いて、その両サイドにこんな観音様が鎮座されている。しかもそれぞれみんな違う。バリエーション豊富というとアレだけど、手がたくさんだったり顔がたくさんだったりといろんな観音様がいるものだ。想像の産物なのか、あるいは実際にどこかに登場したのか。

 田んぼアート!ちょっと見る角度がずれてたなぁ。

 ふるい建物を眺めながら山道を進んでいくと現れる円教寺摩尼殿。

 とても立派な建物。元々は970年製で1000年以上前に作られたものらしいが、これは火事で昭和8年に再建されたものだそうだ。電動工具もない時代にこれだけのものを作ったら、一体どれだけの達成感があるんだろう。例えば自宅をこんな感じでとお願いしたら、いったいいくらかかるんだろう。

 こちらが正面入口。この時代の建物がみんなそうなのかお寺がそうなのかわかんないけど、お寺って高床式(?)が多いよねぇ?通っていた幼稚園はお寺の付属幼稚園だったけどやっぱり高床式(?)で、中に入ったら「お帰りなしよ」だった。通気性だけの意味なのかな。

 と言いながら裏側に回ってみると低かった。高さ調整なだけだった?

 木を一本一本加工して組み立てていくとこんな大きな建物になる。どんなことを考えながら作るんだろう。ものを作るのは素晴らしい。こんなものを作るのはもっと素晴らしい。

 大仏は、最近はFRPで作ったりするらしい。えぇ!?って思うけど、もしかしたら石像が木像になったときも、木像が鋳物になったときも、えぇ!?って言われたのかもしれない。いやこの大仏は違うけど。

 弁慶が修行したという食堂や大講堂。食堂と書いてじきどう。食堂は二階が宝物館になっていて、見学できる。

 こちらは常行堂。他にもたっくさんあったし写真もいっぱい撮ったけど、長すぎると評判悪いのでごっそり割愛!

 姫路市内へ移動して、とくに姫路っぽくない昼食のあと、姫路城へ。ただいま全面改装中で天守閣には入れないそうだ。

 まぁこんな姫路城もなかなか見られないわけで。

 西の丸は靴を脱いで見学。

 これは二の丸に上がるところかな?たくさんの人が順路に沿って歩いている。みんな、何を感じて帰っていくのだろう。

 こっちは小天守付近。ここもばっさり割愛!ていうか観光日記はムリと悟った今日この頃。今更?

 昔々の人々の知恵が込められたいろいろを見るのはおもしろいけれど、それも誰かが見つけて案内板を設置した部分をなぞっていくだけだったりして、むしろ知恵を絞って何かを作った昔の人や、またはその誰かの知恵に気づいてこうして紹介できる側の人って素晴らしいと思う。そっち側にはなれそうもないけれど・・・。できる範囲でやってみよう。

 隣の市立美術館へ。特別企画展として「白瀧幾之助展」をやっていた。兵庫出身の画家だそうだ。絵を語る術は持ってないけれど、何かきっと感じましたよ。たぶん。

 再び姫路城を通過して、こちらは好古園という日本庭園。「姫路城を借景」にしているそうだ。借景なんて面白いこと考える日本人は素敵だ。

 いくつかのブロックに分かれていて、それぞれ趣が異なる。でも閉園間際だったので駆け足で回ってしまった。姫路の市制100周年記念ということで、平成の時代に作られたものだけど、昔のお屋敷の遺構を保存する目的もあるそうだ。

 これで休暇もおわり。次はどこ行こう。

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