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EZG50 交換

 EZG50が破損して、預けていたわけですよ。ええ。 そしたら今日ながーいながーい会議中に和田さんが電話をくれて、それを取る俺も俺?どうやら、EZG50のこの不具合はそこそこ発生しているようで、他のカヤックへの交換、または、一旦補修しておいて、ニューEZG50が来てからの交換ということだそうだ。EZG50を待ってると秋とか来年とか随分と遅くなりそうなので、ZG48への交換を選んだ。在庫と色を確認して、明日発送とか。結構対応が早い。

 なかなか他の艇に乗る機会がないから、いい機会なのかなと。でも、結構気に入ってたのになぁ。あぁ、オレの下半身はまた去っていく・・・そしてリニューアルしたオレの下半身を見てくれ!!

って、それもちょっとヘン・・・

EZG50 破損

2005/08/07 EZG50破損

 カヌー教室を終えてカートップしたら、EZG50のサイブレイスのところのリムに穴があいているのを発見。関係ないけど、カートップしている状態で空に向かって撮影したら、背景が真っ白だ。これは、使える!?

2005/08/07 EZG50破損ズーム サイブレイスのところの、リムを(多分強度アップのために)窪ませているところが災いして内側にひっぱられ、穴があいてしまったようだ。

 ちょうど沢登りから帰ってきた和田さんが河原に下りてきたので話してみると、メーカーに問い合わせてくれるそうなので、カートップしてたのを下ろして預けた。修理できるんかなぁ・・・。

 というわけで、空荷で家まで帰ってきた。カヤッカーとして、カートップがステータスなのに(?)、なんだかさみしい。

 来週は何に乗ろう。ピロエットSSでも持っていくか。おしりが入らないけれど。

夏休みお気軽カヌー体験の週末

2005/08/07 カヌー教室

 8/6-7 美川町の「夏休みお手軽カヌー体験」のスタッフとしてお手伝い。朝9時半ごろ南桑入りしたときは、河原はだーーーれもいなかった。なのに、昼前からどんどん車が入ってくる。大人気の南桑の河原。

 印象深かったのは小学一年生の女の子。明るくてはきはきしゃべってて、こんな一年生はなかなかみかけない。きっと素敵な家庭で育っているのだろう。一年生でここまで艇のコントロールができるのか。ただ、パドルが重かったねぇ。大人用のアルミパドルだし。子供用のをそろえた方がいいと思った。

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日本の夏、河原の夏

 ケンタウルスは下半身が馬。カヤッカーは下半身がカヤック。艇を手放すのは下半身を手放すのに等しい。なんだかちょっぴりさみしい。俺の下半身、さようなら。って、なんかヘンだ。

 ともあれ、新しいご主人様のもと、しっかり働いておくれ。俺のときみたいに、ロールをしやすくしておくれ。カートホィールなんてものがおもしろいものだということも、たまには教えておくれ。カヤックの楽しさを、もっと広めておくれ。新しいご主人様のもとでもっとたくさんの思い出を増やしておくれ。

 明日は美川町のカヌー教室。これが始まると、夏が来たなぁと思う。今年はどんなお客さんに会えるのか。一人でも多くの人に川で遊ぶことを知ってもらいたいと思う。錦川に触れてもらいたいと思う。

 というわけで、この土日は南桑の河原でカヌー教室のお手伝いをしています。お近くの方は、ぜひどうぞ。

根笠川

2005/07/31 根笠川

 朝5時頃、雷雨が橋の下を襲う。橋の下から外れていたN氏のテントがごそごそと橋の下へ移動してくる。そして和田さんはこんな時間から準備をしているのだ。

 今日は昨日延期したお客さんとA嬢と合わせて5人のダウンリバー。本当は奥にしきだったのだが、雨のため万が一増水したときに危険なので予定変更。

 初めてのお客さんがいたので、午前中は根笠で基本練習。雨もいつしか止み、そのうち日が差してきた。A嬢は新しいドライトップを手に入れてますますロール練習に力が入る。私はといえば、何事もなんだかうまくいかない。バウはちっとも刺さらないし、バックデッキロールも艇に起こしてもらっている感じ。ビデオに撮ってもらったら、やっぱり、最後が艇のおかげで起きている。なんかお尻が浮いてしまう感じでよくなかった。いまいち調子が悪い。体調もよくなかった。うーん。

根笠で和田さんのアウトドアランチとA嬢の手作りデザートを美味しく頂いて、本日のメインイベント、根笠川ダウンリバーへ。

2005/07/31 根笠川2  水量が多くなく、ちょっと底を擦りながらのダウンリバーとなった。とはいえ、瀬もそこそこあって、まだまだ始めたばかりの方々には刺激的で楽しかったようだ。きっと普通の錦川では満足できなくなるだろう。

2005/07/31 根笠川3  山口アウトドアでなければなかなか入らないだろう根笠川。ムーバレーへ続く道路が脇にあるものの、素敵な景色も残っている。

 朝の大雨で、一時はどうなることかと思ったが、いい天気と楽しいメンバーのおかげですばらしいダウンリバーとなった。感謝。

車内ラックの作成(1) - 設計

車内ラック図面

 カヤック道具とキャンプ道具が散らかり放題の車内を救済すべく、ラックを作成することとした。

要求仕様:

  • 後部座席の運転席の後ろに収まること。
  • 後部座席の助手席側は座席として使用できること。
  • カヤック用品を入れるボックスが収納できること。
  • 使用しないときはばらせること。
  • 材料:

  • イレクター
  • 合板

    パーツリスト:

  • 300mmパイプ × 4
  • 450mmパイプ × 4
  • 900mmパイプ × 6
  • J-112A × 8
  • J-4 × 4
  • J-12A × 8
  • J-7B × 4
  • J-49 × 4
  • 合板 (890 × 410) × 2

     後部座席の助手席側は、助手席と後部座席をつなげて車内泊やEZG50の車内積込ができなければならないため、運転席の後ろのスペースのみで収まる必要がある。

     というわけで、図面をひいてみた。本当はパイプをカットすることなく作成できるのが簡単でいいのだが、仕様の制限上横幅部のみカットすることにした。

     イレクターは多様なジョイントがカタログには記載されている。ほぼどこのホームセンターでも置いてある代わりにホームセンターに置いてあるジョイントは数種類。これら代表的なジョイントを選んで設計すれば、わざわざ発注したりする必要がなくなり、手間がかからない。

     上部と下部とでパイプを分けているのは、ここのジョイントを接着しなくてもよくなるようにジョイントが下りてこないようにしている。 この設計では足の部分が弱くなるが、足の間にボックスを滑り込ませるようにするにはこうするしかない。

     金曜日に仕事が終わったあとに材料を買出しし、土曜日に川で漕いだ後河原でパイプのカット&組立を行う予定。というわけで、巻尺とパイプカッターを河原へ忘れずに持っていこう。

     完成したら、ビフォーアフターのテーマ曲を流しながら見ていただくこととしよう。

  • 日本の夏 河原の夏

    2005/07/24 南桑の河原。

     夜は寝苦しくて、テントから出てグランドシートの上にサーマレストを敷いて寝ていた。

     別に早くから起きなくてもいいのに朝7時頃には目覚めた。 11時集合まで暇なので、カヤックを出して漕いで練習。本日のテーマはバウストール。刺さった後のバランスがよくない。

     しばらくバタンバタンやっていると、カヤックを載せた車が河原にやってきた。まだまだ始めたばかりというご夫婦。下らずに練習するのだそうな。

     しばらく漕いだあと、旦那さんがロールの練習をされていた。バタンバタンやっていたのを見てたのだろう、コツは?とお尋ね頂いたので、僭越ながらロールの原理や姿勢などちょっとだけだけどアドバイスさせて頂いた。

     そしたらもうスイープハイブレースのような感じなのは起き上がれているので、あとは完全沈状態から起き上がれるようになればもう大丈夫のような感じ。きっと次回も練習されたら起き上がるだろう。

     で、そうこうしているうちに11時を迎えて皆さんいらした。殆どが初めての方々なのでちょっと緊張。お姉さんとちびちゃんたちと、やっぱりよく似ている。皆さん気さくに話しかけてくれてちょっとほっとした。

     数々の道具を河原へ運び込み、火をつけることになった。とりあえず焚き火に火をつけ、そこに炭を突っ込む。炭になかなか火がつかない。焚き火の中で炭に火をつけようとたくらんだのだが、薪はボンボン燃えるのにいつまでたっても炭に火がつかず、なんかおかしい。まぁ最終的にはちゃんと着いたのだけど、こんなはずじゃぁ・・・ってなんかショック。

     まぁとりあえず、肉や野菜を焼きまくる。というか焼いていただく。やっぱりこう炭火で焼くお肉はウマイ。熊本出張のお土産とかで、馬肉も到着。H嬢(こう書くとなんかエッチだな)と「ウマウマーイ」を連発。なんか甘くってうまいのね。ウマの焼肉なんて食べたことない。いい経験をさせてもらった。

     で、ちびちゃんのカヤックデビューをさせてあげようと思ったのに乗艇拒否。うーむ。水遊びの方が好きかぁ。 仕方がないのでC嬢のロール練習をしてあげようと思ったら、こちらも拒否。ううむ。

     そんなこんなできれいな川で川遊びをする大人と子供。最後は花火で締めくくり、非日常ともお別れ。たまにはこういう週末もいいものだと思った。誘ってくれてありがとう。

    沈下橋張り付き再び

    2005/07/23 沢トレッキング・洞窟探検のあと。

     南桑で泥落としを兼ねて?川で練習。そのとき、野球少年30人以上のカヌー教室をやっていたKさん達がまだいたのでちょっとお話。その30人以上を相手に沈脱練習もやったらしい。30回以上の水抜きだけでも大変だと思う。お疲れ様でした。

     その話の中で、先週の土曜日だから7/17のこと。例の事故があった沈下橋の同じ橋脚にダッキーが張り付いたらしい。幸い、乗員4名(明らかに定員オーバー)は脱出したらしいが、この軍団もまたほぼ初心者だったようだ。

     そこにたまたま居合わせたKさんが張り付いたのを2時間かけて引き剥がしてあげたらしい。諦めるように言っても聞かず、突っ込んで行きそうな感じでちょっと怖かったという。なんでも、先輩から借りたものだったそうな。

     そりゃ借りたものを張り付かせてしまったら高価なものだしなんとかして剥がして返さないとって思う気持ちもわからんでもない。だけど、川の怖さを知らない人に貸すその安易さもどうにかしてほしい。

     レスキューの技術もしっかりしているKさんがたまたまそこに居合わせたからよかったものの、もしいなければなんとか剥がそうとして二次災害が起きていたかもしれない。

     その話を聞いて、そういえば大島からの帰りにその沈下橋を渡ったことを思い出した。橋の上から若そうな人たちが橋の下を覗き込んでいた。で、その脇にKさんがその日乗ってきていた車と、あのカヤックの組み合わせが止まっていたのも覚えていた。ただ、Kさんの姿が見えなかったし、Kさんといえばワゴンにあのカヤックを載せているイメージだったので全くつながらなかった。 その若い人たちがそのカヤックでそこでゴールしたのだろう、という程度にしか思ってなかった。 そこで一旦止まって声をかけたりすれば、ちっとは手伝えたのかもしれないと思うと、そういう声かけも大切なのかな。

     クローズドデッキのカヤックだと何となく練習しないといけなさそうっていうのがわかりやすそうなので大丈夫なんだろうと思うけれど、シットオントップやダッキーは割と安易に乗れてしまうので、初心者でも穏やかそうに見える錦川へ漕ぎ出してしまいやすいのかもしれない。乗る人も危険を十分に知った上で艇をコントロールできるようになるのは当然のこと、売る側も貸す側も、十分に危険を教えて、これ以上残念な事故を起こさないように気をつけてほしいと思う。

    PFD

    右が擦り切れたPFD
    右が擦り切れたPFD。

    右のロールばかりしすぎ。今度から左メインにしよう。

    自分の写真

    わたくし

     いつも撮影する側なので、自分の写真は珍しい。mojio6000さんに頂いた。ありがとうございます。最近、こんな風に傾けて過ごすことが多くなった。漕いでるときもだけど、止まってるときも。

     カレントデザイン・スコール。リーンしてもホントに曲がらないカヤックで、ラダーがないとコントロールできない船だと思っていた。 他のカヤックに乗ると、リーンかけるとすーっとターンしてくれるし、スイープストロークで方向をカンタンに変えることができる。なんて曲がらないカヤックを選んでしまったものだと思っていた。 でも、今までよりももう少しリーンするとすっとターンが始まることがわかった。この写真はターン中じゃないから、これくらいはちょっと行き過ぎだけど。

     この船の性質がわかるまで、実に2年近くかかった。というよりは、中古だけど初めて買ったシーカヤックで、しかも(今でもだけど)素人同然で買ったものなわけで、やっとカヤックのコントロールのしかたがわかってきたっていうところだろう。リーンターンができるようになってからは、ラダーを出すことがなくなった。だって重いんだもん。フォワードストロークがニガテなので、漕ぐのは軽い方がいいに決まってる。

     ロールにしてもそう。コクピット周りが高くて、最初の頃はなんてロールしにくい艇なんだと思っていたけれど、バックロール(リバースロール?)は割と楽に起き上がる。もっともっといろんなことができそうだ。

     ロールにしてもリーンにしても、荷物が満載のときの方がコントロールしやすいようだ。浮力が強すぎるのかなんなのか。リーンした時の安定感が空荷のときと比べると大違い。ロールは勝手に体を引っ張り上げてくれる感じがしてくる。

     ポリ艇だけに重くて持ち運びは辛いけれど、とにかく頑丈なので細い水路もガンガンいけるし、今ではとても気に入っている。かーるいカヤックが欲しいなぁって思うこともあったけど、今はまだしばらくいいや。もっと乗りこなしたら、もっと良さがわかるようになるだろうか。噛めば噛むほどっていうけれど、今のところそんな感じ。まだまだ噛みがいがあるみたい。もっと噛みしめようと思う。

     でも最近、扱いが荒っぽいとちょっと反省。ずりずりやっちゃうし、ゴツゴツやっちゃうし。もうちょっと丁寧に扱わないといけません。命を預けているんだし。ね。

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