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11/27 福智山~尺岳~皿倉山

 福智縦走2日目。福智山から皿倉山を目指す。駅まで入れて23.6km。よー歩いた。

 幕営地から見る皿倉山。今日はあそこまで歩くんだと思うと気が遠くなる。バイオトイレに感謝して料金箱に数百円のありったけの小銭を入れて軽量化(笑)して出発!

 これまでの防火帯ルートとは違い、福智山から先は九州自然歩道。

 九州自然歩道になると何がいいかって、小ピークは殆ど巻き道がついていること!これは大きい!!

 展望はよくないけれど、樹林帯に快適な道がついている。非常にいいペースでどんどこ進む。

 こんな風にバイク乗り入れ禁止と明記されるということは、昔はきっとひどいことになってたのだろう。宿泊禁止の小屋にしても水上バイクの禁止の浜とかにしても、禁止になるって余程のことだ。何にしても、自分がやるアクティビティで禁止にさせないように細心の注意を払っていこう。

 この日のルートは、出発地が最高地点。途中で登りはあれど下り基調なのでどんどこ行こう。

 突然のひろば、尺岳平。

 荷物をデポして尺岳へ。

 ここまで4.7km/2h。皿倉山はだいぶ近づいてきた気がする。

 そこからも割りと快適な道。でもみんなペースが早いから写真を撮ってると(というのを口実にして立ち止まると)もう追いつけない。

 迷ったのがかえで峠というところ。写真の手前・南から歩いてきて、奥に下りのルート。左と右に登りのルートがある。

 地形図の点線だと左なんだけど。左は鉄塔の巡視路みたいで行き止まりだった。

 音滝山も迷いポイント。

 地形図の点線では南東から直登しているのだけど、登山道は東に巻いてから北東からのアプローチ。しかも山頂の入り口はとてもわかりにくい。北東から歩いてくるとおそらく古い登山道がしっかり残ってて、あやうく行き過ぎそうになった。でも山頂の付近はちょっとしたガケで、えいやで登ってみたら山頂があった。正しいルートは何やら機械が置いてあるところの手前から右折しなきゃいけなかった。

 双伍山ってのもバリエーションルート(笑)で結構わかりにくい。

 南からの入り口は看板があるのでわかるのだけど、そのまま尾根を行くと鉄塔がある。そこからわかりにくい道をたどっていくと・・・

 双伍山。

 折り返して九州自然歩道に出てくると北入り口。ていうか双伍山から無意識に歩いたらここだった。南入り口からのルートは既に見失ってたよ・・・。北入り口からのピストンがオススメ。

 双伍山からどんどこ下りてきたら、目の前に壁のような山が見えた。南建郷山とでも名付けようか?地形図の点線は山頂を通っているので、あれを登るのかぁと思っていたらしっかり巻き道があった。ふぅ。

 建郷山は南東入り口と南西入り口があって、南東入り口は若干入りにくい雰囲気を醸し出していたので南西入り口からのアプローチ。

 荷物をデポしてアタック。

 ゲッツ!荷物がないと天狗のようじゃと天狗になった。

 建郷山からはどんどこ下り。ルート最下点の市ノ瀬峠まで下る。

 八幡西区がだいぶ近い。

 市ノ瀬峠の道路が見えてきた!

 ここで休憩。こっから300mの登り返し。もう午後2時を回っている。こんな時間から登山するのはケシカランと言われても仕方がない時間。午後から登って遭難するというのは言語道断厳罰を与えよという人もいる。そういう人からすると、14km歩いて体力を消耗させたうえでしかもテン泊装備を担いでそれをやるというのは極刑に値するのだろうなぁ。

 ともかく登ろう。登るのじゃ。

 分岐。右の道は地形図には書かれていない。山と高原地図にも書いてない。ここは左へ。

 つづら折りの道。前の二人にはもう追いつけない。

 岩が出てきた。

 階段も出てきた。きっつぅ~

 権現山周回道路に出てきた。福智山まで15km。尺岳も10kmある。よー歩いたなぁ~。

 周回道路から権現山へのルートはこれまた地形図にも山と高原地図にも書いてないルートがあって、南尾根を直登できる。それを登って行くと鷹見神社奥宮。ここまでの無事に感謝と家に帰るまでの安全を祈願。

 山頂にあるルートマップ。僕らはこの図の左下の「九州自然歩道コース」を歩いてきて、赤丸からこの図に記載がない道を上って鷹見神社奥宮に出た模様。さっきのナゾの分岐は右下の爽健展望の森コースだろう。

 山頂ひろば。奥の展望台は老朽化のため立入禁止になってた。

 紅葉もあるでよ。

 皿倉山がすぐそこ。

 最初はこんなだったのに。

 さぁ、皿倉山へ歩こう。

 8合目、皿倉平。文明のかをり。コカコーラ。

 皿倉山と赤コーラ。

 さぁ皿倉山へ。

 観光客に混じってデカザックを担いだ3人が歩く。

 あそこ。あの一番高いところ。あそこから歩いてきたんか。

 皿倉山は「更に暮れたり」なんやねぇ。知らんかった。

 皿倉山からの大パノラマ。「100万ドルの夜景」と称される夜景が見られるポイントだけど、円高のせいで数千万円価値が下がった。

 今回は夜景はナシなので、これで勘弁。

 スペースワールドはスペースシャトルがあるのですぐわかる・・・。あんな遠くに。あそこまで歩くのじゃ。

 はじめは国見岩コースで下山。

 景色のいいルート。途中で樹林帯に入る。

 帆柱ケーブルの軌道が見えた。

 途中で更に暮れたり。ヘッドランプ装着。夜景になってきた。

 ケーブル軌道は紅葉をライトアップ。なかなかいい演出だこと。

 下りてきた!ここから車道を歩く。

 下山したらラーメンを食べようということになっていたので・・・

 途中にあったラーメン力。コッテリ系でうまい!

 スペースワールドに帰ってきた。お疲れ様でした!

 長距離をやると決まったら、登山もシーカヤックもそれなりに距離の練習をしてみるんだけど、それでもやっぱり及ばない。きっとまだまだ足りんのじゃ。基礎がなってないからなー。

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コメント

  1. mouji より:

    お疲れ様~!
    この縦走、一緒に歩けず残念でしたが、無事完歩おめでとうございます!
    展望があまりよくない自然歩道なので、2日目はとにかく「ひたすら歩く」感じだよね。
    しかし、だからこそ、文明のかをりがプンプンする皿倉山での感動はひとしおだったでしょう♪
    次の縦走は、ぜひ、ご一緒に!!

  2. quickturn より:

    これはこれはマシーンのmoujiさん、ぼくも機械のカラダが欲しいです うれしい顔
    次の「本番」までに、機械に近づけるようもうちょっと練習しときます!またご一緒しましょう~!

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