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11/12 六ノ原~出雲峠~烏帽子山~大膳原

 たきびさんとたきびこさんと3人で比婆の山へ1泊登山へ。紅葉は終わっちゃったけど、比婆の夜空は青かった!11.5kmのうち1日目は5.4km。

 ひろしま県民の森公園センターの前で朝待ち合わせて、あけましておめでとうございます&ご結婚おめでとうございます&はじめまして~な感じでたきびさん&たきびこさんにご挨拶。いや~、いるんですね、日本にはこういう方が。美人なのに可愛らしくて明るくて楽しがりで。あれだけたくさん遊んだたきびさんとなかなか予定が合わなくなるわけだ・・・。

 朝はかなり冷えたので今年初ソフトシェルのジャケットを着てきたけれど、出発の頃には雲ひとつない青空の下で結構暑いくらい。結局ジャケットは車に置いて、9月と変わらぬ格好で歩き始めた。

 文化の日くらいはいい紅葉だったみたいだけど、紅葉は六ノ原周辺でちょいちょい、ブナ林はほぼ終わり、カエデがところどころ真っ赤になって、それはそれでコントラストがいい感じ。

 今回は、烏帽子山経由の大膳原でキャンプの予定で出雲峠へ向かって落ち葉の道を歩いて行く。

 ご存知のように何度も通った比婆の山、だけど紅葉ドンピシャの時には来たことがない。今回も遅れてやってきたのだが、僕にはコレがある。題して「紅葉復活くん」!

 ブラウンレンズのサングラスなのだけど、これを通してみると、彩度が落ちた落ち葉道も鮮やかさ80%増!ただの茶色のサクサク落ち葉道が鮮やかな紅葉ロードになるのだっっ。こないだは10%って言ってた気がするけど。

 紅葉感受性が高まり、少しの紅葉が非常にヴィヴィッド!ビビッドじゃなくてね。それはもう紅葉麻薬。はぁ、はぁ、あの色めがねどこいった、おれにいろめがねをぉぉ~!なのである。えろめがねは標準装備なんだけど。だがしかし、その勢いで写真を撮っても帰って見ると12時過ぎのシンデレラ。

 だけどNEX-C3をポップカラーモードにして撮るとやり過ぎ感タップリの鮮やかな紅葉になる。おかげであの時の気分を少し味わえる。傍から見たら何このどぎつい色、なんだけど、その時は色めがねのおかげでこんな感じで見てるのでオレ的には違和感がナイ。

 出雲峠でひといき。ポップカラーモードを使わないと少し寂しい景色だが、山スカートからヴィヴィッドなカラータイツを見せるポップカラーの山ガールが通りすぎていく。ヒバゴンと同じく想像上の生物・架空の存在と思っていたが、いるんですねぇ~。

 出雲峠まではゆるい登りだけど、こっから烏帽子山へは少し急になる。キャンプ道具があるので肩の荷が重い。

 烏帽子山へ到着!あぁ、この日はもう登りはおしまい。ゆっくりしましょう~。雲が空を覆ってしまったのが残念。

 烏帽子山の烏帽子岩。

 スイングパノラマでパノラマを撮った。大山まで見えた。

 こっちは烏帽子山のひろい山頂台地のようす。たくさんの人で賑わっていた。

 二人が見ているものは・・・

 吾妻山!ゴゴゴゴゴ

 ねぇさん、事件です!たきびさんのシューズのソールが剥がれかけてしまいました。「瞬間接着剤ならありますよ」と出してみたものの、全硬化!チューブの中全てかちかちで使えなかった。非常用装備が使えないなんて!ていうかソール剥がれの応急処置に瞬間接着剤が使えるのかどうかは知らないんだけど。まだ全剥がれじゃないしテーピングテープで巻いたら大丈夫そう。キャンプ地はすぐそこなんでとりあえず進むことに。

 大膳原。また来たよ。

 とりあえず避難小屋へ。

 マムシグサ、っていうらしい。

 荷物を置いたら、野営場探検へ。避難小屋内のマップで「水場」が何箇所かあったのでちょっと行ってみた。避難小屋すぐの水は飲用不可ってあったからこっちはどうかなって思って。溜まった水はちょっとアレですねぇ。

 奥の第3テン場は使われてない感じ。

 徐々に自然に帰ろうとしている。

 こないだはよく調べずファイヤーサイトでテントを張ってしまったのでちゃんとチェック。整備されすぎなテン場。

 カラフルな苔。

 前回はボッカ訓練を兼ねて水をたくさん持ってきたのでいらなかったが、今回は楽をして持って来なかったので、飲用不可の水をくんできて浄水器で飲料水を作る。うちのカタダインのやつは軽さだけが取り柄。地面に置いて押し付けられるのはいいとこかな。っていうかそのリンク見たら定価めっちゃ高いね・・・1万円しないくらいで買ったよコレ。たきびさんのMSRのはドロメダリーバッグなど各種ウォーターバッグに直接接続できるそうで便利そう。

 たきびさん曰く、小屋のノートに「熊が出た」と書いてあったそうだ。テントは持ってきたものの、他には誰もいないし、熊が出るなら仕方ない、小屋で泊まりますか♪ってことで荷物を広げて寝床を作ったりした。あとで、熊が出た記事は数年前の内容だということを知った。ま、えっかー。

 オプショナルツアーで荷物を置いて吾妻山に行こうっていう計画だったけど、それは次回ブーツが直ったあとでってことでStart mattering←まったり開始。たきびさんはふかふかシュラフに包まれて早々に昼寝モードに入ってしまい、その隙にたきびこさんにたきびさんの普段の生態を聞いた。昼間に突然amazonの箱が届くとか、「ギア好き家庭あるある」だった(?)

 公園センターで販売してあった「神話の里めぐり」。その1その2はそれぞれ裏面にある。

 パッと開いてパッと畳めるミウラ折りになってて山行の途中で広げるのにも非常に便利。比婆マニア必携アイテム!?こういうスポットって地形図じゃわからないからねぇ。

 夕食のあと、ほぼ満月なので月を見上げたが雲が多くて殆ど見えず、だけど上空は風が強いようで雲がとても早く移動していき、たまに覗くまん丸の月が明るかった。

 大膳原の広いところに行ってみて、吾妻山をシャッタースピード30秒で撮ってみたら、こんなに明るく撮れた。その時は、ファインダーには何も映らなかったほど真っ暗なのに、その真っ暗な吾妻山もこんなに鮮やかに見えるのか、夜も青空なんだ、と感激したもんだけど、こうしてただの写真として見てみると別に感動も何もないな。目で見た景色と撮影した写真のギャップがいいんだろうな。肉眼では見えない景色を撮る。写真の楽しみの一つだな。

 NEX-C3の感度はISO3200くらいが使用限界だろうか。ISO12800にするとさすがにファインダーLCDで見てもザラザラした感じ。少しずつ特性を覚えなければ。

 結構長い時間山を撮ったりすすきを撮ったり月を撮ったりしていたけれど、たまに雲の切れ目があって、月明かりで見難いながらも満天の星空が見えた。こういうマッタリした山キャンプも、いいなぁ。

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コメント

  1. 山本隊長 より:

    どうも!
    好いね~。私も大膳原でテント泊やるぞとずっと思っていますが、避難小屋があるとはいえ夜は怖そうだなと躊躇しています。
    やはり、飲料水が無いのか~。
    雪が積もったら、吾妻山での大滑降の写真を期待していますよ。

  2. quickturn より:

    隊長の紅葉比婆写真を拝見して、あわよくばと思いましたが終わっていました!残念!

    > 夜は怖そうだなと躊躇しています。
    ですよね~。クマが出たとか言われると気になって寝不足で眼の下に(略)

    > やはり、飲料水が無いのか~。
    昔は放牧地だったみたいですし、なにかと難しいのでしょうね。いいテン場なので、あとは飲料水とビールの自販機さえあれば何も言うことないんですが・・・ん?

    > 雪が積もったら、吾妻山での大滑降の写真を期待していますよ。
    はい!メンバーのかっこいいとこ撮ってみます!
    高倍率ズームレンズがないので点にしか見えないかもしれませんが!

  3. shindy より:

    ぼぼぼくもカメラ欲しい!!!
    あ、Shindyです。

    来月あたりに僕も一眼かいますかいます。
    んで、大山あたりからキャノン砲みたいな望遠で大膳原に滑るquickturnさんと山本隊長さんをパシャパシャっと。はい。

    滑りだすタイミングは例の狼煙でお願いします 喫煙

    しかし一眼買われてからますますブログがステキになりましたね~。
    UP楽しみにしております。

  4. quickturn より:

    おー、そしたらスパイ衛星飛ばして大山を上空からパシャパシャといきますよ~
    タイミングは・・・常時監視で カメラ

    それにしても画像をでっかくしたらちょっとレイアウト弄りたくなりました。そのうちでかい画像がたくさんのオモオモサイトにしてみます。

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