「 月別:2006年04月 」一覧
完読
涙が出ました。
タイミング
知ってか知らずかその分岐点の中に立たされ、選択を強いられる。
しかしその選択にはタイムリミットがある。
そのタイムリミットは概して知らされないものである。
今日、大きな選択のタイムリミットが過ぎていたことを知った。
過ぎた時間は決して取り戻せない。
失ったものは帰ってこない。
後悔先に立たず。
自分に許されるのは、ただ祈り案じ願うことだけ。
時間が止まることを祈っても勝手に地球は回るし日はまた昇る。
何もできなかったことを悔やむより、朝が来た時にどう振舞えるか。
入りたくても入れる穴はなし。
逃げ出したくても逃げ出せる場所はなし。
平静を装って、明日もまた出社しなければならない。
考えてみれば至らなかったところがいくつもあった。
完全な人間などいないというかもしれないけれど、それでも完全を目指さなくてはならない。
もう今更何を考えても遅いけれど、ただ、ただ、感謝だけは忘れてはならない。
生涯、忘れてはならない。
スピーカ工作
朝帰りの日曜日、それなりに早起きして車いじり。
まずはシーカヤックカートップ対策で最後尾のルーフにもう1本バー追加。ところがフットの高さがあと1cm足りず、装着不可。送料込み3,600円はまた誰かのところへ。しばらくシーカヤックは延期となった。次の対策を考えよう。
次はリアスピーカの配線。まずはデッキまわりのパネルを外す。つめがひとつどこかへ飛んでいった。そしてデッキを外し、裏からリアスピーカ用の線を延長。6mのスピーカコードで足りると思ったのに片側3.5m必要だったので、もうひとつ購入してきた。内装を外し、天井にコードを這わせて後部座席の後ろあたりにひっぱる。とりあえず、左右のリアスピーカの配線完了。
次はスピーカ製作。スピーカユニットからケーブルをターミナルに半田付け。塩ビパイプにドリルで穴をあけ、ケースにターミナルの+極-極を装着。ユニットはとりあえず仮置き。とりあえず試聴してみたが、ショボイ。これでは使えない。次の対策を考えよう。
新しいカヤック道具
殆どの装備を一新。去年の冬からちょっとずつ特売品を輸入していたらこんなになりましたということで、今回まとめて全部使ってみた。
新しい相棒。ホンダバモスホビオ。カヤックトランスポーター&ベッドルーム&喫茶へ改造中?
ロータスデザインズ・シーシャーマンにモンベルのアクアバット プロウィズカウテールから外したカウテールとガーバー・リバーランナーを装着。カラビナを止めるところがなくなったので、ダガーのキーホルダーにつけてみた。真ん中のはダイソーのケータイホルダー。これがOptio WPiにピッタリ。
ボンバーギア ハイドロロジー。薄手なので暑すぎずちょうどいい感じ。首元もこれならネオプレンまけしなさそう。
ボンバーギア ボンバードメントパドルパンツ。予想以上にイイ!水滴をちょちょっと払ったらもう車に乗れる!まぁまだ撥水性があるからだけど・・・。それでもウェットスーツに比べたら乾くのも早いしイイ!沈脱しなくなったらオススメ。でもドライじゃないのでレスキューとかロール練習の補助に躊躇する。
Bern Bakerというヘルメット。思ったよりよくなかった。穴ナシヘルメットはロールしたときにかなり重い。
カヤックのバウのフォームピラーに取り付けるドライバッグ。これサイコー!ドライバッグをスターンに入れておくと、ロールしてるうちにたまった水でだんだん湿ってくるけれど、これなら水にさらされないので濡らしたくないものも二重にしなくても大丈夫。しかもカヤックに乗ったまま取り出せるので便利・ラクラク。
その他、ドライジャケットの下に薄いネオプレンのシャツを着たら、これ最悪。そりゃそうだ。よく考えればわかること。汗を外に出さないので嫌な感じ。ネオプレン製品はアウターに!
錦川 ~お花見カヤック~
寝坊した。前日の疲れもあったのかもしれないけど、どうして無理してでも夜に出発してなかったかと悔やまれて、そしていつものことながら朝起きれない自分が悔しくて、どうしようもなくやりきれない気分だった。準備するまでは早かった。でも、どうにも動悸が激しくて、自暴自棄ってこういうときに起るんだろうなぁとまるで他人事のように客観的に冷静に見ていた。とりあえずエンジンをかけてから一服深呼吸。
到着したのは10時半頃だったかな、最近の車はいらないというけれどやっぱり慣らし運転をしていないことが気になって100km巡航でETC通勤割引を効かせつつ岩国ICを下りた。錦川沿いを北上すると、南桑の桜が一際きれい。じっくり眺めるのは後にして、根笠川へ向かった。根笠川沿いを走ってみると、視認性の高い全身オレンジをすぐに見つけることができた。
つつじの花も桜の花も満開。高価そうなカメラを一人一台持った集団の中、橋の上からデジカメを構えていると、着ているパドリングウェアに目が行ったようで、「もうすぐカヌーが下ってくるので狙ってます」と教えてあげるとつつじ向きのカメラが一斉にオレンジのカヤックへ向かった。しかしオレンジの恥ずかしがりやのオネーサンお嬢さんはパドリングをやめて後ろを向いた。
そんなこんなでカメラマンをしつつ根笠駅前で合流し、ランチを頂く。強い風の中出艇するフレーム入りインフレータブルカヤックは風に煽られて大変そうだった。
私はといえば、ゲットしたウェイトのおかげで喫水線が下がり風の影響は殆どなし!?その分スターンを食われまくり。でも、重心に乗っていると不思議とこけないのです。
根笠から下流は、昨年の台風14号以来下っていなかった。だから南桑の瀬の形が大きく変わっている。水位も違っているようだった。危険なところはない。
南桑の河原では、北九州からの大集団がテント村を形成していた。ちょっとお話した。
新南桑橋の下の大岩はちょっと喫水線が下がったような印象。気のせいかもしれないけど。流れが変わって、以前よりももっとまっすぐに岩に当たるような感じがした。誰でもわかるアンダーカットロック。でも、右岸側にエディがあるのでそこに入れば大丈夫。
そしていよいよ満開の南桑の中心部(?)へ突入。春春春!きれいきれいきれい!!
美川小学校の前で艇を止め、黄色の花とオレンジの華の写真を撮ったあと、南桑神社へ向かう。菅野ダムのヘドロにまみれた美川小学校も今ではすっかりきれいになっていた。
南桑神社の石垣に、台風14号最高水位の位置に看板がついていた。
ゴールの椋野まで下る途中、何でもない瀬で隠れ岩にポンとはじかれてマジ沈しかけた。すかさずマジハイブレイスが出たのには驚いた。上達したもんだ。
根笠へ車回収に戻ったときに、歩いてくるカヤッカーが数人。根笠の瀬の岩で張り付いたそうだ。みんなで行ってみると、パックリと折れ曲がって水の中に沈んでいた。水量が多かったのでまた翌日見てみようということになった。今日の和田さんの話によると、どうやら水量が落ちてちょっと下流へ流れて救出できたそうだ。よかったよかった。
その後、和田さん宅で奥さんも囲んで夜まで話に花が咲く。でもキャンプ道具を持ってきていないのでアルコールなし。でも、やっぱり疲れが残っているのか、帰りは途中で眠くなり、岩国IC前のポプラで休憩していたら夜中の3時半。やっぱりキャンプ道具を持ってくればよかった。
朝の暗い気分もすっかり吹っ飛んだ。川とカヤックと友人と。川に来れば1週間生きていける。
帰ってきたらガソリンランプが点灯。初燃費チェック。8km/lってオイッ