「 日別:2005年10月24日 」一覧

10/23 宇佐川

満員御礼の宇佐川。

錦川本流だったらもっと人数多くても大丈夫だけれど、宇佐川ではこの人数でせいいっぱいか。
本日初めての方と元気な神戸からの4人組、そして常連のKさん。
4人さんは四万十遠征をやったり、そのうちお二人は釧路川に2回も行ったりしているとか。
そこまで川好きとは、とてもいいことだ。

朝7時半には集合場所の道の駅ピュアラインにしきに到着。
時間をもてあました。
思い立って、中国温泉大図鑑をめくった。
雙津峡温泉グリーンパレスが8:00からの営業。
となりの憩の家やもっと先の深谷温泉は10:00から。
というわけで、グリーンパレスへ。
着いたのは7:45。
準備をしていると、和田さんが上流へ向かっていった。
こんな早くから準備をしているのだ。

ちょっと早かったけど、受付すると、どうぞと言って頂いた。
入浴料の400円を払って入浴。
貸切の湯。
気持ちいい。
湯上りホカホカでマッサージ機など使ってみる。
湯上りホカホカで再び道の駅へ。
みんな集まった。

あいにくの曇り空だが、時折晴れ間が見える。
そのうち晴れてくるだろう。
雨のおかげで多少水量が多いようだった。
いくつか遊べるウェーブもある。
4人組のひとりは明らかに漕ぎ方が違う。
PFDもロータスデザインズ。
何かが違う。
そう思いながらとりあえず下る。
流れを読み、岩をよけ、はじかれながらのダウンリバー。
プチクリーク、プチエクストリームと和田さんは呼ぶ。
これが、宇佐川の面白さ。
だけど、今日初めての方にしてみたら、ハードすぎたかも。

今回、ノーズクリップを新調した。
こんなにグリップ力がよかったっけ。
気付かないうちにだんだん弱くなっていくんだと感じた。
これで4つ目くらいかな。

昼食ポイントで焚き火をした。
今シーズン初焚き火。
さすがに薪が湿っていて火がつきにくい。
そこは力任せに付けた。

和田さんのランチを腹いっぱい頂いたあと、午後の部。
ここからは激しい沈の戦いだった。
スタッフを除いて、誰一人として沈を免れることはできなかった。
瀬が来るたびに、誰かが沈をした。
最大の落ち込み、須川家族村のホールでは、6人中5人が沈。
いや、名誉のために言っておかなければ。
あの漕ぎ方の違う彼女は違ったということを。
着水と同時にスプレースカートが外れてしまった。
そして水没してしまったのが原因。
外れさえしなければ、ホールは漕ぎぬけていたのだ。

戦い終盤、一人が激しい沈をした。
どうやら手のひらを打ったようだ。
骨折がないか確認してちょっと休憩。
ところが寒さのためか震えはじめていた。
相次ぐ沈による低体温の可能性があった。
その場で焚き火に火をつけた。
Yさんの持っていたサバイバルシートをかぶり体温回復。
持ってはいても使ったことないが、かなり暖かいようだ。
ゴールはすぐそこなので、他のメンバーを送り出し、二人で焚き火を囲んだ。

しばらくすると顔色も戻った。
ほどなくして、和田さんたちが着替えを持って迎えに来た。
後を任せ、一人ゴールまで漕いだ。
度入りゴーグルのゴムが切れたので、ゴーグルは外していた。
視力が落ち、瀬が見にくい。
でも、そこはもう何度も下ったところ。
激しい瀬をレース漕ぎ。
ワイルドウォーターのレースはこんな感じなのかな。
こんなに底を擦るところではやらないだろうけど。

到着と同時くらいに和田さんたちも帰ってきた。
すっかり元気になっていた。ほっと一安心。
皆さんにお別れを言って、家路へとついた。


デオデオからカメラが返ってこない。
クレーマー扱いで放置なんだろうか。
1年くらい待ってみようか。

winter comes around again

匹見の川(≠匹見川)の下見についていった。
あいにくの天気。しとしと降る雨。

集合場所に程近いところの温度計を見ると、7℃。
7℃って、確か寒い温度だったような気がする。
集合場所に着いて、車から外へ出た。
寒い。
凍える。
震える。
だって雹が降っている。
一気に漕ぐ気力が萎えていく。
画面の右下の緑色のバーが下がっていく。

川名をチェックし、川沿いに車を走らせる。
ところどころ停まっては様子を見る。
本当だったら漕ぎながらチェックだが、緑のバーは下の方。
上から眺めるだけで精一杯。

一旦戻ってきて、じゃぁ漕ぎますか。
だけど、6℃になっている。
バーは黒一色になった。

和田さん一人スポットでサーフィン。
それも5分ほどで終了。
寒すぎた。

あきらめて、錦川へ向かうことに。
いつのまにかトンネルができていた。
途中、トンネルをそれ、表匹見峡によってみた。

匹見川の表匹見峡の最終地点。
激しい落ち込み、轟く流れ。
これくらいが4級の瀬?
これがクリーク?
こんなところ、いつしか漕げるようになるのだろうか。

その後、雹の降る中、進路を六日市方面へ取る。
途中見た温度計は4℃。
いくらなんでもそれはないだろ。

六日市に下りてきて、午後3時過ぎ。
そろそろ川下りが終わった頃かと思いつつ。
途中、和田さんが曲がった。
ひとり、一足先に南桑方面へ走った。

ちょうど友廻あたり。
前方から赤いカヤックを載せた白いマーチ。
間違いない。
すかさずパッシング。
路肩へ寄せ、Uターン。
出合の手前で追いついた。

道の駅ピュアラインにしきへ入ったので、声をかけた。
気付いてなかったっぽい。
和田さんを呼んだ。

せっかくなので、和田さんと宇佐川と木谷方面へご案内。
錦川を清める宇佐川と、ダムの下流の木谷。
正確には木谷川の本流とぶつかるところ。
もっと上流のダム直下は土臭く水が匂う。
それを周辺の小さな川が少しずつ薄めているのだ。
宇佐川も正確には砂防ダムがある。
ただ、完全に埋まってしまっているから水が汚れないのだ。

雨が降り、寒いので早々にお別れ。
スーパーで夕食の買い物をして、食べたらすぐ寝た午後8時。