ちゃりんこ初キャンプツーリング
旅というほどでもないけれど、近くのキャンプ場まで初ちゃりんこキャンプツーリング。
寄り道込みで往復64km。きつかった標高差約400m。ていうかラスト5kmで300mだし・・・。誰だこのコースを決めたのは!?
うーん、いい自転車が欲しくなる?!いやいや買いませんって!
折り畳み自転車はほしいけどいいやつ買うとハマるのが目に見えてるのでってことで敢えて選んだ13,800円の折りたたみMTB風自転車。山へ行こうものなら真ん中でポッキリ折れそうな(ていうか折れるんだけど)この自転車でキャンプに行こうなんてナメてますか?
何でそうなったか覚えちゃいないけど、自転車でキャンプに行こうっていう話になった。でもそのままではキャンプ道具が運べないので、うちの自転車に取り付けられるキャリアを物色してみると、トピーク・MTXビームラックというのがあった。あまり考えずにAタイプというのを買ってしまったけれど、このMTB-2618Sという自転車にはEタイプの方が合うだろう。使えなくないけど。それに、オプションをいろいろとりつけて、とりあえず荷物を積むところができた。
ただパニアバッグ(っていうかこの名前も最近知ったのよ)なんてものは持っていないので、手持ちの防水バッグやらソフトクーラーやらをなんとか取り付けてみた。同行の友人には大きな防水バッグをそれぞれ貸してあげた。
しかしまぁ取り付けてみたらビックリね。赤はモンベルの、オレンジはニューモ、黄色はシアトルスポーツ、青はボンバーギア、黒はオルトリーブとハデハデ。もうちょっと選べばよかったね。詰替える時間の余裕もなかったんでそのまま行った。シーカヤックだとハッチの中だから気にしなかったけど・・・。そのノリで行くとなんかスゴイことになった。
ウェアは当然専用のパッツンパッツンのやつは持っていないので、ラッシュガード+Tシャツにユニクロのボディテック+irのパドリングパンツというふざけた仕様。そうは言っても何かあったとき怖いので、随分前に手に入れて今回初下ろしのヘルメットも装着。
こういう適当な装備でとりあえずイケちゃうのはアウトドアとは違うところでしょうかね。だってどこでも自動販売機にすぐ出会えるし、何かあっても救急車がその場に来れるなんて。気楽なもんです。
しかし自然の中じゃなくても危険はいっぱい。鉄の馬が駆け回る「ドーロ」がフィールド。これはこれで怖い。カヤックより交通事故の方が死者が多いんだから、むしろこっちの方が危険といえるかも。
行きはとにかく登り。自宅が既に台地なので、海の方に行くと帰りは登り、山の方に行くともちろん往路が登り。どこに行くにも必ずヒドい登りが待っている。仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、何度も休みながら、まっすぐ行けば20kmほどのところを寄り道しながら40kmほどにして漕いでいった。
その寄り道は結構正解だったかも。国道をまっすぐ行くと自動車の多い国道だったけど、車の殆ど来ないような県道だったので気楽に漕げた。気楽って言っても登りなんだけど。まだ暑い季節だったけど、曇空のおかげでほどほど涼しくて登り道にはちょうどよかった。
寄り道することに決めたのは、とある牧場。ここで食べるジェラートがうまかった!ので、来てみることにしたのであった。オヤジ3人でジェラートってどうよ。
しかし予想外になにかフェスティボーの準備中な雰囲気で、テントでカレーやら肉やら売っていたのでここで昼食ということにした。
どこか景色のいいところで食べようと昼食を買って来てたんだけど、それは翌朝にまわすことにして、牧場のテーブルでカレーやニクをむさぼった。
で、食後のデザートとしてジェラートをば。まぁウマイのよこれが。
あとはキャンプ場への登山道(!)の手前で買い物をしてキャンプ場へ行くのみ。途中で見つけたたまごの自動販売機でたまごをゲット。これがあとあとノルマとなるのであった・・・。
ところが、その登山道の手前で見つけたとある商店ではビールを売ってない!ビールを売っている場所を聞くと「あそこを左に曲がって5分くらい」だとか。それ、車の時間ですから!結局往復6kmの道をビールを求めて走った。でもここも登り道。田畑が広がる田舎道。本当に店があるんだろう?と諦めかけてそのとき地元の方を発見。この辺に商店があると聞いたんですけど・・・「あ、そこに」なんともう目の前だった・・・。開けててくれて、ありがとう!お店!名前がない店じゃないですけど念のため消してます。
ビールの旅が終わったあとで、ラスト5kmの登山道。なんとキャンプ場は山の中腹にあるのだった。標高差300m。とても登れない・・・。仕方なく、歩くオヤジ3人。疲れもあって、1時間半もかかった・・・。
やっとたどりついた快適なキャンプ場。無料なのに人影がなく、水道もあり、東屋もトイレも完備。この登りさえなければ・・・。車で来るにはいいのよねぇ。
快適な芝生の上でそれぞれテントを広げ、夜の宴。もう虫もいなくなり寒すぎず暑くなく快適な夜。しかしテントに入ったあと雨が降ってきた。
翌朝、帰りは下りだし20kmほどだしすぐなので、あずまやでテントが乾くまで朝メシ昼メシスクランブルエッグ三昧。うまかったッス。
帰りは標高差100mの登りもあったもののやはりあっという間に下ってきて、寄り道・休憩しつつも20kmを2時間でぴゅーっと帰ってきた。
そんな初キャンプツーリングだったけど、このツーリングのあと追加したパーツがいつの間にか自転車の値段より高くなったことはまだナイショ・・・。
コメント
そういうのも自転車の楽しみの内ッスよ
自転車ツーリング、おっとキャンプツーリング!
お疲れでした。異種格闘技戦?ってとこでしょうか^^;
装備がカヤックモード・・
思わず微笑んでしまいました。
自転車もいいですね。コンビニに行くときしか使ってないんで私も有意義な使い道考えよう~っと。
杖ぱさん
>そういうのも
メカを調整したり交換したりって、
おもしろいですね!
ハマる人の気持ちがわかるだけに、ほどほどにしないと
川へ行かなくなりそうです。
fusaiさん
>装備がカヤックモード・・
意外と使えるもんですねぇ~
きっと、次回は、チャリダーモードになってることと思います!?
>コンビニに行くときしか
僕は往復10分の通勤しか使ってませんでしたので、体にこたえました・・・。
工具が増え始めたら、ヤバいDeath。
ボクは一時期、自転車屋が出来る位に工具持ってました。
引越のドサクサで、軒並み行方不明になっちゃいましたが・・・
得体の知れない工具ってたくさんあるみたいですね。
スプロケットリムーバーとか。
あ、うちにある