タープの立て方

 夏は南桑の河原にたくさんのデイキャンパーがいらっしゃいました。お隣にタープを立てようとしていたお父さん。風に煽られながら苦労してたのですが、お母さんとそしてまだ小さい娘さんまでポールを支え、お父さんは必死にペグを打ち込んでいました。なんとかタープを立てるまで、30分はかかってたんじゃないでしょうか?

 声かけようかなってちょっと思ったけど、嫌がられても嫌だし、それにお父さんにはお母さんと娘さんに対するメンツっていうものがあるでしょうから!?声をかけずにいました。

 その反対側でも、家族総動員でタープ建設工事をやっていました・・・。そのちょっと先はささっと立ててましたけどね。なれてらっしゃるんでしょうね。

 タープって、一人でカンタンに立てられるんです。少々風が吹いていても大丈夫。これってタープの取扱説明書か何かに書いてあったような気もしますしあちこちのページに書いてそうな気がするのですが、意外と知らない人もいるみたいなので、たまたまここを見たパパさんには「父ちゃんカッコイイ!」と息子さんに言われるパパさんになってもらいたいと思い絵を描いてみました。

 ちなみにExcelで描きました。ふふっ。


 モデルはヘキサタープですが、ウイングタープでもレクタタープでも同じです。

場所決め

 これは上から見た図です。まずは、タープを張る場所を確保しましょう。張りたい場所にタープの布を広げます。ポールは、タープの両端に置いておきます。

ポール用ロープのペグダウン

 上図のように、ポールから長いロープを45度くらいで伸ばしていきます。このときロープの長さ調整用自在はだいたい地面から三分の一あたりにあればいいと思います。端っこをペグで地面に固定します。このときあまり深く打ち込みすぎるとロープの調整が面倒なので若干頭を出しておくといいでしょう。調整後、しっかり打ち込みましょう。

ポールを立てる

 今度は横から見た図です。ポールは三方から引っ張られれば自立するということを覚えておいてください。立てるとロープ二本とタープの幕で三方から引っ張られますので自立します。立てたポールのロープはこの時点である程度調整しましょう。しっかり引いておくのがいいと思います。

両方のポールを立てる

 片方のポールを立てたら、布を若干ひっぱりながら反対側のポールの方へ移動します。立てたポールが倒れずにもう片方のポールへたどり着けるはずです。たどり着いたらしっかりポールを立て、ロープを調整します。ビンビンに引くように調整してかまいません。

幕体を広げる

 もうタープは自立していますね。あとは、布の横のロープをペグダウンしましょう。レクタタープの場合はポールを立てましょう。

 こんな感じで一人で立てられるんです。ポールを立てたまま支えてもらう必要はありません。

 あと、安いタープだと自在金具が樹脂のものがついています。これは結構割れるので、金属製のものを用意しておくといいでしょう。でも、自在結びをマスターしておけばぜーんぜん問題ナシです。この際練習しておきましょう。

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