9/5~6 海響島キャンプツーリング

 9/5~6は、海響島キャンプツーリング「~なのに海響島には行かないの~」に参加。

 梅雨明けして入道雲と暑い夏が戻ってきた。全行程は、だいたい55kmくらいと思われる。途中でGPSの電池が切れたので怪しい。


 ツアーなんでちょっと荷物を少なめにしたら、ハッチの中がガラガラになってしまった。バウハッチに食料関係を中心につめていったらスターン側ががらがら。バランスが悪かった。

 総勢8人で出航。カヤック暦7日目の双栄さんは初キャンプツアー。普通はこのくらいではツアーに参加できないのだけど、既にロールはマスターしているし、漕ぎっぷりは10年選手並ということで、今回初参加となられた。うっちぃはこの土曜日で56漕ぎ目らしい。カヤック始めて4ヶ月ちょいなのにかなりハイペース。そりゃうまくなるわ。僕の場合は例年10~15日くらいだったから、シーカヤック暦はとっくに抜かされているんじゃないかな。既にうっちぃ先輩である。

 何気なく写真を撮っていたのだが、被写ッ体ーチャンスを逃さないtanakaさんがポーズをしていたので・・・

 ズームイン!すると・・・あ!その後ろはもしかして双栄さんのウワサのマジ沈の瞬間ではないですか??あとからドローストロークの練習中にマジ沈したという話は聞いたのだけど、見てなかったので・・・。ていうか休憩のたびに誰かひっくり返ってるので誰かひっくり返ってても気にも留めないから・・・。

 途中の島の浜に寄って昼食タイム。師匠がこのあたりのエリアを開拓していた時の話を聞いて、初めて平郡へ渡ったときのことを思い出した。今では何てこともなくなってきた島渡りも、最初はとても緊張した。遠くに見えた島にいつか行きたいと思って、しかし旅慣れた人に連れて行ってもらうんじゃなくて、潮・風・波・地形・天候・航路など知識を蓄え、技術的な担保をとって、そしてアタックする。こういうところにシーカヤックの面白さがあるんだろうなぁ。

 梅雨明けは結局いつだったかわからなかったみたいだけど、すっかり梅雨明けしたような暑い日だった。泳ぐのが気持ちいい。

 ゆっくり昼食をとって、それから出発。岬の先は潮流波でざわざわしていた。波高50cmくらい?ここでしばらく行ったり来たりして遊んだ。シオンはこのくらいの波だったら手放し撮影しても怖くないのがいいなぁ。

 大潮の「のりしお」(カヤック専門用語?)のおかげでまったりパドリングでも時速9~10kmでどんどん進んだ。

 割とあっという間に目的地の「月見島」に到着。島の前にも潮流波ができていたので行ったり来たりひっくり返ったりして遊んだ。見てなかったけど、ここでtochigiさんは波に煽られてマジ沈したそうだ。ロールが前提の海に出ちゃダメって言われたでしょ!?

 テント村を建設してから、前の浜で練習。たきびさんのPバランスのようでPバランスでない、新技D(デッキ)バランス!?

 うっちぃ先輩の新ワザ「BBS」(Bバランススイミング)!Bバランスのまま平泳ぎで移動してしまう。視界が広くて泳ぎやすいらしい。僕もマネしてみたが、何も見えなかった。顔を横向きにしてみたら見えたけど、うっちぃ先輩に「横向くんじゃない」って怒られた。ひぃえぇぇ~

 浜で輪になって夕食の宴。僕は岡山名物「えびめし」を作ってみた。ちゃんとえびめしの味になっていたようで、よかったよかった。ごはんに混ぜて炒めるだけなんだけど。餃子も焼いたけどイマイチな出来だった。皆さんからもたくさん頂いて、かなりハライッパイ。

 夜、島内探検に出発。久しぶりの○○○○は自信喪失。何事も日々の練習が必要のようだ。この写真はそのあとキャンプ地に戻ってきたところ。左の線はうっちぃのヘッドランプ。姿は見えねど明かりは見える。イッツアフォトマジック。

 2日目。朝6時起床で片付けをして、カヤックに荷物を積み込んで出航。少し足を伸ばして小豆島を目指す。

 世界一狭い海峡と呼ばれる土渕海峡を通過。ちょとニホヒが・・・。ドロップリングが欲しくなる。

 その後は帰り道なのだが、およそ5kmの間、強い潮流のフェリーグライド付航路横断でちょっと疲れた。波は相変わらず上流に向けて発生するので、下流にちょっと流されて波に戻って上流へ進む、というのを繰り返した方が楽しい、かも、しれない。でも淡々とペースを守った方が疲れないだろうなぁ。

 途中の島で上陸して大休止。昼食後、若い方の4人で島内探検に出かけた。師匠がすぐそことおっしゃった場所へは辿り着けなかった・・・。

 大潮で赤潮で逆潮の海峡横断は結構大変だった。時速4km程度しか出ていなかった。

 逆潮の海峡を横断し終わって、小さな島裏のエディで休憩。このあたりでGPSの電池が切れたのだけど、この後ずっと上陸しなかったので電池交換ができなかった。残念。今度からは、表示上の電池残量があってもあらかじめ交換しといた方が安心できそうだ。

 そのままどんどこどんどこ帰ってきた。出航地ではマナーの悪い人がいたりして、夏なんて早く終わってしまえばいいのにと思った。謝るくらいなら最初からしなければいいのにね。静かな秋が待ち遠しい。

 

 その後、カナルマの会の後また下道で帰ったけれど、途中で居眠り運転を始めたので休憩。目覚めたのは2時半で、帰り着いたのは4時過ぎだった。

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