2/21 立烏帽子山~池ノ段

 2/21は、moujiさんに誘って頂いていつもの比婆歩き。比婆山群の最高峰立烏帽子山とちょっと滑れる池ノ段へ。御陵も予定に入れてたけど、僕が起きるのが遅くて行けませんでした・・・。

 滑ったりするのも全部含めてGPS読みで12.5km。でも歩いたのは7~8kmってところかな?


 夜中に買出し等済ませて出発。ちょうど庄原あたりまで来たときにmoujiさんも遠路遥々到着されて、庄原IC前で落ち合って県民の森へ。道中は全く雪がなく、県民の森前の道も雪の壁がとても小さくなっていて、ちょっと心配だったけど公園センター前の駐車場につくと5cmくらい新雪が積もっていた。

 300kmを走ってきたmoujiさんはすぐにお休みになられた。しかし目が慣れてくると空に溢れんばかりの星がきらめいていて、どうしようかと思ったけれどmoujiさんをまた外へ引っ張り出した。さすがにこんな山の奥までくれば濃密な星空が広がっているんだなぁ。

 朝起きたらもう8時を回っていた。ありゃりゃ。食事を済ませて慌てて準備して出発。個人的にはかなり早いけど、moujiさん的には遅いと思う出発時刻。スミマセン。

 ともかく歩き始めた。今回は板を担いでスノーシューで行くことにした。前回歩いたときは枝やら葉っぱやら落ちていたけど、新しい雪が覆い隠してくれていた。

 まずは展望園地までの登り道。ぜいぜいはぁはぁ。10歩歩いては休む感じ。朝が寒過ぎたのでちょっとウェアを着込んだら暑くて苦しい。やっぱりいつもどうりでよかった。騙された。少しガスが出ているのが残念な展望園地。雪がちらついていた。

 朝たくさんの登山者を見かけたけど、やはり出雲峠か越原越方面へ行くのだろうか。こっちのトレースはスノーシューの方とスキーの方のみ。雪があるとき限定のショートカットをして高度を稼いだ。

 最後の登りを越えたらやっと避難小屋。3kmちょっとだけど3時間くらいかかった。ここで大休止。moujiさんにコーヒーやらおつまみやらご馳走になった。

 そこから比婆山群最高峰の立烏帽子山へ。このあたりまで来ると霧氷がとてもきれいだった。

 前回は道なり(のつもり)に九十九折に進んだけれど、今回は直登してみた。どうせ道は雪で埋まってるし、斜めのトラバースより直登の方がスノーシュー的には歩きやすい。しかも早かった。雉がバサバサっと飛んで行った。

 山頂に近づいてくると見事な青空が広がってきた。ヒャッホー!

 かなりの高度感。滑落注意!雪は底が締まっていて表層に数センチの新雪。スノーシューのギザギザがよく効いて歩きやすかった。

 山頂で小休止。1299m。

 何箇所か雪庇のできそこないの吹き溜まりができていて、結構深かった。

 池ノ段方面へ降りていく途中で日がパァーッと差して、氷結した霧氷を溶かし始めた。水滴のついた枝が日光を反射してとんでもなくきれいだった。何枚も写真にしてみたがあのきらきら感は一枚も写ってなかった。クリスマスのどの電飾よりも美しかった。その場に来て見た人だけのお楽しみ、ってことにしておこう!

 池ノ段までの登りもだいぶ融けているようで、真ん中は滑れそうにない。

 これが前回の写真。前回は鞍部までも(moujiさんなら)滑れそうだったんだけど。

 池ノ段ニセピークから立烏帽子山・竜王山とmoujiさん。いつも誰も入ってない写真ばかりだったけど、こうして人が入ると大きな景色だなぁと思う。

 ニセピークから真ピーク方面を望む。天気がいいのはいいけどまだ融かさないで~!!

 遠くて遠い山になってしまった吾妻山は、もう滑れるほどの雪はなさそうだった。

 今回のメインイベント、池ノ段滑走までもうすぐ!

 ファーストトラックはmoujiさんにつけて頂いて、僕は後から。雪面を崩さずにシュプールを描くことができてよかった!

 斜面はゆるいのでうろこのまま登り返すことができた。南側も滑った。先にmoujiさんに滑ってもらうから滑走中の写真を撮れなかったということに後から気付いた。最初の写真はmoujiさんに頂いたワタクシの滑走中ものでございます。

 moujiさん休憩中に単独シュプール!キマッタ!青と白と自己満足の世界。いやぁ楽しいなぁ~。

 雪面を二人で切り刻んで遊んだ。歩き始めて5時間後、滑られるのは最長で250m。なんと贅沢というか非効率!その代わりいつ来ても誰も滑ってない。そりゃそうだ。

 遠めに見たらこんな感じの景色があるなんて思えないのに。その場へ飛び込んでみないとダメってことかね。

 この辺の写真はOptio W60のサーフ&スノーモードで撮影。晴れるときれいに写るなぁ。

 そんな感じで遊んでいたらもう一時間が過ぎてしまった。ちょっと遅くなってしまったので林道を使ってエスケープすることにした。

 ニセピークへ戻り、そこから脇を滑走。ちょっとガリガリしていて怖かった。

 立烏帽子も脇のトラバース道を抜けた。ところどころ穴になっていたので要注意。

 念のため遠回りだけど登り返さない林道を滑って下山。登り返さない代わりにかなりの緩斜面なのでうろこ板だと歩かないと進まなかった。moujiさんのよく手入れされた板はシューッと先へ滑って行ってしまって最後まで追いつけなかった。それでも5kmくらいを1時間弱で降りてきた。積雪期限定・スキー限定だけど、この道はエスケープには十分使える。

 うーん、もう1時間目覚めが早ければ御陵まで行けたのにと思うと残念。いや、しかし池ノ段で青空を楽しんで頂くためにはこれでよかったのだ!?

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