久井の岩海
三原市の秘境、久井町の「久井の岩海」を見に行ってきた。突然現れる岩々の流れはナンジャコリャ珍百景!
三原久井ICと世羅ICの中間あたり、三原市久井町の宇根山家族旅行村・宇根山天文台のすぐ近くにそれはあった。
天然記念物「久井の岩海」別名「ごうろ」数百メートルにも渡って岩がゴロゴロしているのだ。
ぐるっと回れる遊歩道が整備されている・・・といっても登山道のような道。上から下まで見るなら標高差100mほど。歩きやすい格好・靴で。下だけでも満足するけど。
ちょっと歩いていくと、どーんと現れるいわいわいわ。岩の雪崩のようだ。
岩の上に立ってみるとかすかに水の流れる音が響く。天然の水琴のようになっているようだ。
最も長いぜにがめごうろをさらに奥へと登ってみる。徐々に岩の間に草が増えてきて、下だけ見てもいい感じ。
尾根を渡ると中ごうろ。
さらにいくと小ごうろ。小ごうろの下が大ごうろ。
おおごうろは名前のとおり大きな岩が多い。あんなふうに割れた岩が徐々に風化してこんなになっていくんだろうねぇ。
おおごうろの下の方にある水音峡。ここは水の音が大きい。岩に響くころころという水の音をしばらく聞く。
戻ってきてぜにがめごうろ。こんな山の中で粛々と長い年月が創りだした自然の芸術。すばらしいなぁ。