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平たく言うと思い込み?

 最初はうんうんそうかもと話を聞いていたけれど、いろんな情報の断片を集めてみたら、実は重大な事実誤認があることがわかった。重大でもないか。ある推測による仮定をもとに話が進んでいたけれど、それが覆ってしまったのだ。


 でも、多分一度言い出したからもう変更効かないんだろうね。実際はこうだったみたいですよって言ってみても、「でも○○だろ?だったら△△じゃないか」と聞きゃしない。ちょっと捏造に近い根拠を挙げて、最終的にその結論になればいいらしい。最初からその仮定が正しくないとわかっていればその結論にはならなかったはずなのに。

 なんでそういう考え方をするんだろう?と不思議だった。科学的にも論理的にも正しいとまだ言えないのに(情報が少ないから完全に間違ってるとも言えないんだけど)。でも、今日すっきりした。人間だからしょうがないんだね。確証バイアスという人間の持つ心理的な特性の所為らしい。科学的にも論理的にも説明がつかないけれど、心理学的にはそういうもん、ってことですかね。

 でも、それが確証バイアスの所為だと僕が思い込みたいがためにそう考えてるのだとしたら、それ自体がその確証バイアスの所為なので、そこはしっかり考えないといけない。僕のこの考えを否定する論拠に目を向けて、確証バイアスの所為ではないとしたら?と反証してみればいいんだろうか。

 事実誤認はあるけれど、もしその仮定が正しかったとしたら、言ってることは(過去に言ってきたことと違うことに目をつぶれば)特段間違ってないので、それはそれで反省材料にさせて頂くことにした。「そんなこと気にしなくていいよ」っていうのはこれまたバイアスかかった言葉だろうしね。っていうか僕も以前そういう言い方をしてたわけで。ただしそんな風な言動が周囲へ与える影響について、「人のフリ見て」にしておくといいかもしれない。そう考えると、ちょっとお得。事実なんて知りようがないけど、今見えている結果を自分への戒めにするくらいいいだろう。

 そのバイアスの傾向が強いか弱いかは「個性」ってことでいいのかな。多分僕は強い方だろうな。すぐ思い込むもんな。こんな僕を相手するにはどうしたらいいですか?とりあえず話を聞いて持ち上げとく?ってこれって、ほにゃららの王様?

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