7/9 安下庄湾一周ツーリング

三人寄れば晴れ男。季節は夏。暑い日差し、熱い眼差し。メザシじゃなくってよ。楽しくて割と短く感じた21.5km。
雷ごろごろ、雨ぱらぱらの陸奥野営場。せっかく駐車場代を払ったんだから、ここから出艇して情島か片島へ行こうということで潮汐と海流を確認してたのに、だんだんと海が荒れてきた。ここはひとつ場所を変えてみようということで、南側へ行ってみたのは安下庄湾。児玉清風に、正解!そこに広がるのはベタベタの凪、略してベタ凪だった。しかも青空。台風を気にして大島に来なかったら、きっと後悔していただろう。誘ってもらえたからこそ来れた海。ひゃっほぅ
いつもの浜から漕ぎ出すと、若干、風が強い。しかし向かい風でもなんだか心地よい。一人で漕いだときには通り過ぎてた岩の穴。今回は割りとのんびりの岸ベタコースだったので気付くことができた。
このお方、今日は快調とかでガンガン飛ばされる。よーし追い越してやろうと必死になって漕いでも追いつかない。なんで~?
観光名所?の立岩。とりあえずここには寄ってみる。
さっきからなんか気になってた遠くのオブジェクト。どうも帆船っぽい。湾のへりにある帆船。ヘリー(略)
岸ベタに行くって言ったのにやっぱり帆船を目指して漕ぐ。おそらくこの湾の中で台風をやり過ごすのだろう。
あんまり近寄り過ぎると怒られるかも~と思いつつ、じわりじわりと寄ってみた。海王丸と書いてある。船首像も見えますか?もっとアップで撮ればよかった。
はたまた後ろからの姿も美しい。この一本一本のロープ全てに役割があるんだろう。機能美というやつか。
安下崎をまわり、ちょっと先まで漕いだ。ちょっと前にたくさんいた魚が殆どいない。魚どころかクラゲもいない。盆を過ぎたらクラゲが来るなんていうのは一種の都市伝説なのかも、もうこんなにいるのに、と先日たくさんのクラゲを見たときは思った。しかし、今これだけいなくなったところを見ると、やっぱりそれは正しくて、クラゲは海水浴シーズンが始まるとともに遠くへ行き、盆を過ぎたら帰ってくるのかも。
しかしまぁなんと青い空。鼻栓は持ってきてなかったけど、バックロールならいいやって思って何度かロールした。シーカヤックでもたまにはしとかないと錆び付いてしまう。ていうか暑かったから~。久しぶりにしたけどちゃんとできたのでよかった♪でも、ハイドレーションパックを背負ってたので背中がひっかかった。そりゃそうだ。
日差しは暑いとはいえ水温は低い。もう7月なのに!?泳ぐプリンス氏もすぐに上がってきた。
とんでもなくきれいな海と空の間。三人のオトコは再び漕ぎ出した。台風の影響はどこへ??嵐の前の静けさか?
帰りは雀岩の沖を回って立島へ。なんかしらんけどトップスピードで漕いでいく人たち。でも午前中より収まった風が心地よく、風を切って漕いでいる感じで気持ちよかった。途中、沖家室島の方でこっちを向いている巨大船が見えた。どうもこっちに向かっているっぽい。この船も台風を避けるためにこの湾に入ってきてるのかも。遥か彼方に見える船も、あっという間にそばにやってくる。ある意味航路横断なので、しばらく待ってみることにした。そしたら案の定あっという間に目の前を通り過ぎていった。コワイコワイ。
立島を過ぎて渡ったところで、巨大クラゲ発見!たくさんの魚と共生しているようだった。人間もこんな風に共生できればいいのにね。
それからの帰り道、なぜか漕げなくなった。全く力が入らなくて、とろとろとスタート地点へ漕いだ。この日の漕ぎ距離は20km強で今までに比べても多いわけではない。だけど、この二日間で40km近く漕いでるので、一週あたりの漕ぎ量としては過去最高。だからバテちゃったのかなぁ??もっともっとらくらく漕げるように、もっともっと練習しないと。
上がったあとは、確かリニューアルオープン直後の竜崎温泉へ。露天の方には足湯なんかもあった。こざっぱりしてお二人とお別れ。お二人のおかげでとても充実した週末になった。感謝感激。ありがとうございました!











