仕事をカヤックに例えると

言わせてください。もう少し。
今夜は帰りたい帰りたいたい。

私があるパドラーだとします。
カヤックを作ってもらいたいんです。
パドラーだけど、パドラーであるためにはカヤックが必要なわけで。

というわけで、カヤックを作ってもらうことをお願いしました。
今の私のデータをつけて、これでお願いね、と依頼するわけです。

そのカヤックメーカーさん、どうやらコクピットの部分は別の会社に発注しているようです。まぁお客さんである私にはどっちだっていいことですよね。早くできないかな~

ところが、そのカヤックメーカーさん、とんでもないことを言うんです。

「コクピットがないとカヤックが作れない」

で、そのコクピット製作会社さんは、

「艇に合わせてコクピット作るんだから、艇を作ってくれないと困ります」

しかもそれを私に言ってくるわけです。カヤックメーカーさんがどこに発注しようが関係ないけど、なぜかその仕事を請け負った製作会社さんがうちに文句を言ってくるわけです。

しかもうちの上司、仕方ないなぁ、ですって。仕方ないから、コクピット製作会社さんのために、うちがデータを出したそのまんまのカヤックを作ってあげるわけです。本来、うちの仕事じゃないですよね。カヤック作るのは。

そのうちが作ったカヤックに合わせてコクピット製作会社がコクピットを作って、カヤックメーカーが買って、やっとカヤックをうちにくれるんです。

これって、なんかヘンだと思いません?
ヘンって思うのって異常なんでしょうかね。
それはおかしい、なんでカヤックメーカーの下請けにうちがカヤックを作ってあげんといけんのや!カヤックメーカーの仕事やろうが!!って言っても、うちの上司ときたらしらんぷりです。

しかしなぜかカヤックを作る技術が私にはあったらしく、そのカヤックメーカーがカヤックを作るより早く作ってしまいましたけど・・・。って言っても簡素なものですが・・・。

本当に本当に心配になってくるんです。
ヘンって思う方がおかしいんでしょうか。
こうも毎回毎回ヘンだって思うのに止まらないところ見ると、ヘンって思うのは、私が異常だからなのかもしれません。「フツウ」の人にとっては、ヘンじゃないみたいなんです。

念の為、カヤックメーカーがどうとかいうのは例えですから。私はカヤック作れませんから。

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