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錦川 ~お花見カヤック~

ホワイトウォーター&オレンジネーサン

 寝坊した。前日の疲れもあったのかもしれないけど、どうして無理してでも夜に出発してなかったかと悔やまれて、そしていつものことながら朝起きれない自分が悔しくて、どうしようもなくやりきれない気分だった。準備するまでは早かった。でも、どうにも動悸が激しくて、自暴自棄ってこういうときに起るんだろうなぁとまるで他人事のように客観的に冷静に見ていた。とりあえずエンジンをかけてから一服深呼吸。

 到着したのは10時半頃だったかな、最近の車はいらないというけれどやっぱり慣らし運転をしていないことが気になって100km巡航でETC通勤割引を効かせつつ岩国ICを下りた。錦川沿いを北上すると、南桑の桜が一際きれい。じっくり眺めるのは後にして、根笠川へ向かった。根笠川沿いを走ってみると、視認性の高い全身オレンジをすぐに見つけることができた。

つつじ

 つつじの花も桜の花も満開。高価そうなカメラを一人一台持った集団の中、橋の上からデジカメを構えていると、着ているパドリングウェアに目が行ったようで、「もうすぐカヌーが下ってくるので狙ってます」と教えてあげるとつつじ向きのカメラが一斉にオレンジのカヤックへ向かった。しかしオレンジの恥ずかしがりやのオネーサンお嬢さんはパドリングをやめて後ろを向いた。

 そんなこんなでカメラマンをしつつ根笠駅前で合流し、ランチを頂く。強い風の中出艇するフレーム入りインフレータブルカヤックは風に煽られて大変そうだった。

南桑大岩

 私はといえば、ゲットしたウェイトのおかげで喫水線が下がり風の影響は殆どなし!?その分スターンを食われまくり。でも、重心に乗っていると不思議とこけないのです。

 根笠から下流は、昨年の台風14号以来下っていなかった。だから南桑の瀬の形が大きく変わっている。水位も違っているようだった。危険なところはない。

 南桑の河原では、北九州からの大集団がテント村を形成していた。ちょっとお話した。

 新南桑橋の下の大岩はちょっと喫水線が下がったような印象。気のせいかもしれないけど。流れが変わって、以前よりももっとまっすぐに岩に当たるような感じがした。誰でもわかるアンダーカットロック。でも、右岸側にエディがあるのでそこに入れば大丈夫。

南桑の桜並木

お馴染み桜と清流線

ピンクと黄色と青い空

いろとりどりの南桑の春

 そしていよいよ満開の南桑の中心部(?)へ突入。春春春!きれいきれいきれい!!

 美川小学校の前で艇を止め、黄色の花とオレンジの華の写真を撮ったあと、南桑神社へ向かう。菅野ダムのヘドロにまみれた美川小学校も今ではすっかりきれいになっていた。

台風14号最高水位

 南桑神社の石垣に、台風14号最高水位の位置に看板がついていた。

 ゴールの椋野まで下る途中、何でもない瀬で隠れ岩にポンとはじかれてマジ沈しかけた。すかさずマジハイブレイスが出たのには驚いた。上達したもんだ。

 根笠へ車回収に戻ったときに、歩いてくるカヤッカーが数人。根笠の瀬の岩で張り付いたそうだ。みんなで行ってみると、パックリと折れ曲がって水の中に沈んでいた。水量が多かったのでまた翌日見てみようということになった。今日の和田さんの話によると、どうやら水量が落ちてちょっと下流へ流れて救出できたそうだ。よかったよかった。

 その後、和田さん宅で奥さんも囲んで夜まで話に花が咲く。でもキャンプ道具を持ってきていないのでアルコールなし。でも、やっぱり疲れが残っているのか、帰りは途中で眠くなり、岩国IC前のポプラで休憩していたら夜中の3時半。やっぱりキャンプ道具を持ってくればよかった。

 朝の暗い気分もすっかり吹っ飛んだ。川とカヤックと友人と。川に来れば1週間生きていける。

 帰ってきたらガソリンランプが点灯。初燃費チェック。8km/lってオイッ

10/16 錦川(16) 出合~根笠

前日とは違って真っ青な空。
本当に抜けるような空。

 天高く馬肥ゆる秋。

そして言葉どおり体重増加中。
もういいか。

根笠駅集合。
別のご一行が出艇準備中。
インフレータブル+カナディアンの模様。

本日のお客様はfusai様ご夫妻。
前日の雨女様とは違って、晴男・晴女ご夫妻。

着替え、車を置き、スタート地点の出合へ移動。
前日、ここまで下ってきたという感慨。
台風以来の錦川メインストリームを下るという感慨。
個人的にちょっと特別なダウンリバー。

ここのどこかに眠るイヤープラグ。
見つからないかと沈察。
見つかりませんでした。残念。

スタートしてほどなく、何か違うと感じる。
水深1~2mほどあった瀞場が砂で埋まっている。
浅くなり、艇がひっかかる。
しかし、ひっかかってもそれを楽しむ。
宇佐川を越えたご夫妻には既にこの程度はなんともない。

瀬の岩がいくつか移動しているようで、多少流れが違う。
小さなウェーブを見つけるたびにサーフィンを楽しむ。
柳瀬付近のななめウェーブでfusaiご主人が沈。
このときロールを試していれば起きたのでは??
と、今となっては思う。

大きめの瀬になるたびに、fusai様
「友廻ですかー」
「まだでーす」
初めてこの流域に来た時を思い出す。
錦川最大の瀬と言われる友廻の瀬。
いつか、いつか、次か、次か。
あの時はかなり緊張していた。
でも、友廻は午後からなんです。

あの日、ボランティアとして伺ったお宅の前を通過。
他のボランティアの皆さんと顔を洗い、昼食を摂った河原。
あの時よりも、ずっときれいになった。

昼食の河山へ到着。
水面から数メートル上のフェンスが倒れたまま。
フェンスの倒れた方向は今の流れと異なる。
どれだけのパワーでフェンスを倒していったのか。

休憩中、fusai様ロール練習。
 多分起きると思います。
 やってみましょう。
で起きた。
拍子抜けするくらい完璧なロール。
ご主人の初ロール。
「見た?見た?」
奥様も和田さんも見てなかった。

数度ロールをしてみせる。
決してまぐれではない。
それは誰が見てもわかる。

午後からのツーリング。
いくつかの瀬を越えて、友廻の瀬へ到着。
右岸側にできたエスケープコース。
以前はちょろちょろ、今はだくだく。
まずはそっちを下ってみた。

台風によってできた新しい瀬。
ダイナミックなエスケープコース。
浅くて底をぶつけながらだが、これはこれで楽しい。
ご夫妻がそちらを下った後、上流へ担ぎ上げた。
メインコースへトライ。

まずは和田さんから。
エスケープコースへ流れが分散して水量は少なめ。
あの大岩の左岸側から攻める。
真似して続いた。
大岩裏のエディーに入ろうとしたら沈。
なんかおかしくて、起き上がって下り終わるまで笑いつづけた。
やっと来た友廻。
変わってしまった友廻。
それでも楽しい友廻。
姿は変わっても、変わらない錦川の瀬の代表。
なんだかうれしかった。

瀬を眺めながらの小休止。
奥様のロール練習。
フォームは完璧、あとは勢いよく体を伸ばすだけ。
前屈した体を勢いよく伸ばすだけ。それだけで起きる。
奥様にもロール記念日を同じ日にしてもらいたい。
そう思ったら、ちょっと無理をさせてしまった。
既に水は冷たかった。寒かった。
ドライトップを着ているとわからなかった。
気付けるようにならなければと思う。

錦川第二発電所からの排水がこれまでの美しい水流を汚す。
錦川のもっともっともっと上流からショートカットしてくる水。
もっともっともっと上流では、まだ汚れているのだろうか。

ゴールの根笠でご主人がロールを披露。
一度失敗するものの、落ち着いて二度目のロールで起きる。
成功したその日で二度目のロールができるのがすごい。

次回からは、和田さんのカートホィール講習が始まるはず。

10/15 錦川(15)木谷峡

 道の駅「ピュアラインにしき」で待ち合わせ。自宅から100km超の六日市ICからのルートをとったため、ETCの通勤割引を考えて一旦吉和ICで高速を下りた。吉和付近は既に紅葉が始まっている。紅葉カヤックが楽しみな時期になってきた。

 六日市ICはやっぱり遠かった。ICについたのは9時集合なのに8時50分頃。そこからすっ飛ばして行っても、5分ほど遅れてしまった。もう、最近こんなんばっかり。

 木谷峡から出合まで。出合を求めて川下り、というストーリーだとか。ウフ。

 生憎の雨模様。また雨を呼んでしまったか?でも、雨に濡れた巨大な岩は黒光りしてそれはそれで美しい。カメラがなくて残念。

 トロ場では鯉がたくさん。鯉多き谷間を出合まで。でも鯉は逃げるわ、岩に阻まれるわ、先行き怪しいぞ。

 ランチは木谷峡を抜けて錦町の街中に程近いところで。チリパウダーがちりばめられたチキンとペペロンチーノ。ウマイ。こーんな料理をちゃちゃっと作れるようになればいいなぁ。でも無理だろうなぁ。

 寒いからと言いながらロール練習を拒否するひと。しかししっかり泳いで魚を追いかけている。どないなっとんねーん。

 錦町から出合までは未だ来た事がなかった。浅いところが多く、ルートファインディング能力が試される。そして、見事に不合格。さっさと船を下りた。

 鯉多き瀞場を抜けると、この日最大の瀬。基本的にはストレートな瀬だけど、岩を回り込むように流れが通っているためまっすぐには進めない。いい感じで下っていったと思ったら、最後の最後で沈。あー・・・一戦一敗。残念。ロールはいくらでもできるけど、艇のコントロールはまだまだ。

 そして、とうとう出合へ到着。これで、木谷峡から海までつながった。錦川50.6km。標高119mから0mまで。感動の一瞬。こっそり喜びを噛み締める。あとは、奥にしきを下れば、菅野ダム直下から17kmプラス。Xデーはいつになるのか。

 さて、ロール練習再開。ほっとんど起きているのに、なぜか最後戻ってしまう。あともがいてブレースできればいいんだと思うけど・・・次回がXデーかと。がんばれ。フォッフォッフォ。

 そのまま南桑事務所へ殴り込み。いや、雪崩れ込み、宴会が始まる。でも、意識を失った。あーもったいない。申し訳ない。ちょっと飲みすぎたか。ワインとか手を出さなければよかった。

10/10 錦川(14)木谷峡

道の駅「ピュアラインにしき」で待ち合わせ。
今日はお久しぶりのIさんと月曜日のひとTさん、今日初めてのKさん。
Kさんは山口アウトドアのお客さんらしからぬ?!サーファーの女性。
アメリカンなバイクに乗り、スノーボードやウェイクボード、ダイビングなど、なんでもチャレンジしたいアクティブな方。
こういう方と話す機会があまりないのでちょっと緊張(失礼)、だけどとても話しやすい方でほっとした(失礼)。

そして本日向かうのは、錦川は錦川でも、出合よりさらに上流の最上流部の木谷峡。
出合で宇佐川と錦川が合流するが、錦川本流の方をずっと上流に行ったところ。
Kさんは初めてなので、私とKさんが途中のとろ場のところで降りて、そこでパドリング練習。
TさんIさんと和田さんはさらに上流からダウンリバーとなった。

よくこんなところ見つけるなぁと思うようなところから河原へ降りる。
和田さんのフィールド開拓の事前調査には頭が下がる。

河原へ降りて、ストレッチをしたあと、軽くパドルの使い方を陸上練習して、早速乗艇。
KさんにはウェーブスポーツのXに乗ってもらったが、やはり最初はくるくるまわる。
でも、目線や足の使い方をアドバイスすると、すぐにまっすぐ進むようになった。
さすがだ。
でも、まわる~って叫ぶ感じはふつうの女の子。ちょっと安心(失礼)。

ほどなくして和田さんたちが上流から現れた。
Kさんの練習を和田さんにバトンタッチして、Tさんのロール練習をする。

前に会ったときはそんなにできなかったはずなのに、なんか、いつの間にか問題なくロールができるようになっている。
ぜんぜんサポートいらないし。
さすが熱心に練習されているんだろう。
そしてIさんも、いつの間にかロールができるようになっている。
すばらしい。
Kさんもロールに挑戦したが、やはりダメだった。

そしてみんなと合流してのダウンリバー開始。
宇佐川とはまた違う渓谷の雰囲気。
ひとつひとつの岩が大きくて、その間を抜けていく感じ。
浅いのには変わりがないので一般のパドラーには向かないだろうけど。

深い渓谷の間を縫うように下っていくと、深い淵があり、そこには錦鯉などがたくさん。
浅いところでは日光に川底の石がきらめいて、水面がそれをぼやかせて絶妙なマーブル模様。
なんと美しいところか。

Kさんゴールしたところで顔中ブヨにさされていた。
他の人たちはロールとかしてたから刺されなかったのかも。
そこで救急セットの中からムヒアルファEXを取り出した。
効いたかなぁ。
俺の顔のはすぐに効いたから、きっと効いてるハズ。
女の子の顔だから、腫れがすぐにひけばいいけど。

でも、ポイズンリムーバーを持ってきていなかったのが残念。
こういうときに限って持ってない。
救急セットとは別のところに入れてあるのがよくない。

せっかくの景色を撮影することができず、残念。
早く防水デジカメが返ってくればいいのに。

8/28 美川町カヌー教室

8/28 美川町カヌー教室。今年最後。

 カヌー教室が終わると夏が終わる。カヌー教室では、お給料なんてもらってないけれど「プロ」として振舞うようにがんばってみた。だけど、やっぱりちょっと甘えてると思った。人に教えるということの難しさを改めて考えた。まだ、瀬がないところでの練習なので安心していたけれど、ホンモノのプロの方々はもっと大変なんだろう。プロとアマの違いを考えて、果たして自分が「プロ」になれるのか、じっと考えた。

 鮎釣の名残が終わるまではしばらく海へ出て、そしてダウンリバーの季節が始まる。まだZGに替わってからは瀬に入っていないので、ダウンリバーの性能も試してみたい。EZGのときみたいに"Easy"にはいかないんだろうか?増水後の根笠川のEZGの安定感も、ZGではないのかも。どんなになるんだろう。

 だんだん寒くなるので、これからはパドリングジャケットの季節。ネオプレンの呪縛が始まる。またあのかゆみと戦うのか。早いうちにドライジャケットを手に入れたい。

8/21 カヌー教室と川の幸・海の幸

鮎とサザエとプリプリえび

8/21 夏季連休の最後。

 橋の下でまったりと目覚める。朝食のあと、またまたmojio6000さんに頂いたフルーツ缶を開ける。ちょうど残っていた生クリーム入りヨーグルトを入れてみた。ウマイ。激ウマ。

 上の団地の方がブルーシートを持ってきて、橋の下に広げた。なんでも、ソフトボールチームの子ども達とバーベキューをやるそうな。

 前日水没したケータイに電源を入れてみる。普通に動作した。ただ、バックアップ電池がいかれているようで、電池を抜くと各種設定がクリアされてしまう。まぁ、気にしないことにした。

 3人を見送ったあと、1時間目は和田さんに任せて撤収に入る。テントのあちこちに穴があいていた。これは補修しなくては。

 昼、橋の下へソフトボールチームがやってきた。上の団地の3人娘も遊びに来ていた。ちっちはたまごっちのようなものを持っていた。また似たようなのがはやっているのか?ちっちパパがどこか連れて行くような話をしていたら、ちっちは狂喜乱舞していた。話の内容は理解できんかったけど、そのたまごっちのでっかいようなのがどこかにあるような感じ。それと、通信するのだろうか?

 2時間目を終えて、3時間目には、ソフトボールチームの少年達10数人が大量に押し寄せてきた。まぁよく遊ぶ子たちだ。

 3時間目を終えたあと、和田さんとしばしまったりする。橋の下へ戻ると、ウフ。鮎やらサザエやらぷりぷりのエビを頂いた。ウマイ。鮎ってこんなに美味しいんですね。はぁ。感動。

橋の下  感動も束の間、大雨になり、河原の上から大量に水が流れてきた。河原は洪水のようになり、前日にmojio6000さん親子が作ってくれた堤防すら決壊した。雨の中少年達と一緒になって、堤防を大きくし、水路を掘る。写真はもうだいぶ引いたあと。ひどいときは橋の下一面が水没していた。写真に見える、橋からかかったブルーシートタープは降りこむ雨を抑えていた。これはいい。今度まねしてみよう。

 南桑でも錦川の水量が50cmほどアップしていた。根笠の瀬がいい頃かも。これから台風の季節。一旦川底の苔を流し去ってくれたら、きっときれいな錦川が再び帰ってくるだろう。


 帰り道、玖珂のドコモショップへ足を伸ばす。あわよくば、機種変更しようかと。ねらい目はpremini2。きれいなおねーさんが出迎えてくれた。

「今お使いのものは10ヶ月以上経ってますか?」

 そろそろ経ってるころだと思ったけど、調べてもらったら、明日で10ヶ月って言われた・・・。なんでや。まぁそれでも、高かった・・・ポイントとか使っても18,000円くらいだそうだ。ちょっと買えないな・・・。


 9日間の休暇のうち、8日を漕ぎ、6晩を南桑で明かした。昔は連休ともなればどこか旅行へ行かなければ気がすまなかったが、今ではこの時間がとても貴重な時間となった。たくさんの人のおかげで、とても充実した日々を送れたと思う。

 今年の課題である、長距離を漕ぐということも、フォワードストロークを教わってから割と楽に漕げるようになってきた。今年、鬼ヶ島ツアー・瀬戸内海横断にもう一度参加してみて、去年のあの疲労度と比べてみたいと思う。

 また、新艇ZG48の乗り方にもだいぶ慣れてきた感じ。カートホィールは相変わらずIDの時ほどにはできないけれど、もうすぐそこだ。ただ、この連休で左手の腱鞘炎がだんだんひどくなってきたので、ちょっと休める必要があるのかもしれない。今週末はしっかりテーピングすることにしよう。

 やっとブログが追いついた・・・

8/20 カヌー教室と水没

カヌー教室

8/20 南桑で朝を迎える。まったりとした朝の時間。ちょっと飲みすぎて頭が痛い。

 カヌー教室の合間に、mojio6000さんがお嬢さんを連れてやってきた。なんともかわいいお嬢さん。PFDがセーラーなのです。

 お昼の一時間目から、お嬢さんはカヌー教室に参加して頂いた。この時間、あまりに人が多くて艇が足りず、お嬢さんにはショートボートに乗って頂いた。始めはくるくると回りそうだったけれど、ものの数漕ぎでコツを掴み、艇を乗りこなしていた。さすが、このパパにしてこのお嬢さんアリ!

水没  その後の休憩時間にTKにロールを教えてあげていたら、フタをしないままのドライバッグがPFDについていた。そこは既に水溜り。中から大量の水とともに、ケータイや財布が出てきた。素早く電池を外し、そこらに広げた。あぁあ。参った。3時間目は和田さんやYさんに任せて、陸上で落胆していた。

 30~40分かかるホームセンターへ行き、いろいろと道具を揃えて、ついでに買出しをして帰ってくると、橋の下に堤防ができていた。なんでも、豪雨で河原の上から水が流れ込み、テントが流されそうだったとのこと。mojio6000さん親子で溝を掘ったりしてくれたようで、ありがとうございました。

 とりあえず、ケータイは中まで乾燥させることができたようなので、電源ON。充電ランプとキー照明が点灯することは確認できたけれど、まだ液晶表示まではいかなかった。落胆しつつ、夜を迎える。なぜかむちゃくちゃ眠くて、21時を待たずして椅子で寝てしまう。

8/15 カヌー教室

2005/08/15 虹

8/15 カヌー教室。

 朝、岩国で車が動かなくなった。エンジンがかからないのだ。キーをまわすとカチッと音がするだけ。バッテリーがあがっただけなら、エンジンがかからなくともセルモーターはゆっくり回るのではないかと思い、バッテリーじゃないのではないか?と素人判断。ヒューズなど点検してみるが何ともない。ともかく、これではカヌー教室に間に合わない。和田さんに連絡して、#8139にコール。

 やっぱりバッテリーだった。エンジンをスタートしてもらって、そそくさとイエローハットへ。バッテリー交換する。

 河原へついたときには1時間目が終わるところだった。お久しぶりのK氏夫妻もいらっしゃったので、カーサイドタープをささっと張った。

 2時間目のときに読売新聞から取材にいらっしゃった。おきれいな方だった。2時間目はまたおとといの少年とお母さんも来ていた。

 3時間目は親子。確か昨年も漕いでたような。そのころ、かなり風が強く、放って置いたら上流にどんどん流される状態。ちょっと心配したが、そのような環境下でもしっかり漕いでいた。すばらしい。

 しばらくすると、風が強く曇っていたためか、寒いといって30分ほどであがってしまった。とはいえ時間はまだあるので、マスター2に乗ってロールなどしていたら、後ろにしがみつく人がいて、そのままロールしたらまだくっついていた。

 それを見ていたさっきの女の子。小学1年か2年くらいだと思うけれど、スターンに乗ってきた。しっかりしがみついておくように言って、せーのでロール。ちょっと失敗してやばいなぁと思って2回目で起き上がると、まだくっついていた。よくしがみついていたなぁ。

 えらく気に入ったのか、また後から乗ってきて、ロールしてあげた。こっそりロングロールにしておいた。なかなか楽しい遊びが増えた。

 そうこうしているうちに時間が終了。撤収していると、ひどい大雨になった。カーサイドタープを張っていてよかったのか悪かったのか。まぁでも、その後きれいな虹が見えた。

 久しぶりに家に帰った。久しぶりに風呂に入った。

8/14 錦川海まで下り

2005/08/14 海まで錦川(1)

8/14 海まで川下り。

 最後まで書いたのに、消えた・・・ライブドアのバカ・・・


2005/08/14 海まで錦川(2)

 また気が向いたら書こう・・・

8/13 新艇とカヌー教室と盆踊り

ZG48

8/13、美川町のカヌー教室のお手伝い。

 12の夜に河原入りする。橋の下も河原全体もだーーーれもいない状態で、ひとり、テントを張る。

 朝早く起きて、カヌー教室の準備とともに新艇ZG48を下ろしてくる。そのとき、地元の人に盆踊りがあることを聞いて、地元民?としては、すっかり参加するつもりになった。


ZG48コクピット

 時間がある間にZG48のフィッティング。EZGと全く同じシステムだった。


ZG48フットフォーム

 フットフォームもこんな感じ。足の短いワタクシはひとつだけ外せばよかった・・・。


 カヌー教室のお客さんの少年は、漕いでる姿を見て初めて思い出した。去年も来た子だった。なかなか顔は覚えないけれど、漕ぎ方はよく覚えてる・・・。なんでだ?

 カヌー教室を一通り終えて、橋の下のマイテントの方を見てみると、なんかスゴイことになっていた。マイテントが取り囲まれて、他のキャンパーがびっしり。もう、そこに帰ることを諦めた。

 そうこうしているうちに、mojio6000さんが登場。はるばる下道をいらしたそうで、冷たく冷えたビールを頂く。河原生活では、この冷たいビールがウマイ!買ってきたときにはかなりぬるくなってるから、ありがたいことです。

 そのうち、上流からカヤックが下ってきた。メガネをつけてなかったのでよく見えなかったけれど、そこで止まったようだったので近づいてみたらshunさんだった。なんでも、その日友廻りの瀬でカナディアンがブローチングしたということ。幸いオープンデッキなので人は流れて問題なしとのこと。ただ、カナディアンが九の字に折れ曲がったとか・・・。もったいない・・・。引き剥がすのに2時間もかかったとか。

 途中で和田さんがやってきて、翌日のダウンリバーの方に誘われた。和田さんがこういうときは人手が足りないときなので、mojio6000さんを半ば無理やり?ご一緒にということでお願いした。

 パドリングのことやネット社会のこと?などいろんなお話を伺ってる間に夜が更け、いつのまにか盆踊りの開始時間が過ぎていた。

 南桑盆踊りにいってみると、そこは異世界が広がっていた。久しぶりに見た盆踊りの世界。半ば強引に?踊りの輪の中に連れ込まれ、見様見真似で踊ってみると、結構面白い。

 ひとしきり踊ったあと、河原へ帰ってくる。絶叫するアホが出没する中、自分のテントに帰ることもままならず、明日の夜は静かになりますようにと祈りつつ、車中泊をするのであった。

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