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9/19~23 備讃瀬戸拠点ツアー

 9/19~23は、備讃瀬戸拠点ツアーに参加。初めて行く島々の景色は新鮮だった。5日で104km。


 1日目。出艇場所には師匠・八平衛さん・ナベさん・AOさん・あるみちゃんと僕の6人が集まった。いつもの出艇の浜は工事中でちょっと奥まで行かないといけなかった。ほぼ潮止まりで出発し、途中で転流開始。狭い水路に向こうから流れ込んできてたのでエディから上流へ行こうかと思ったら、水路の中が全部エディになって潮流はその前を横に流れたりして、刻々と変わっていく様子がおもしろかった。

 途中の潮流横断。川のように流れているところを手前のエディから撮影。こういうのは海も川も変わらず、流れに対する船の角度をしっかり維持することに気をつければよいようだ。

 そんな流れを乗り越えて、わりとあっという間についたのだが、到着後は台風の影響か強風でうさぎ飛ぶ海況になった。なのでそのままマッタリ突入。強風のまま夜を迎えた。

 夕食には久しぶりにキムチ鍋を作った。もう鍋がおいしい季節。

 2日目。風の具合で行程を決めるということになっていた。夜半に風は止んで暑いくらいの晴れ。この日は野塾島一周+辰巳島探検ということになった。

 数少ないオールキャストが写っている写真のひとつがこれだった。

 途中の激潮部でPFDにカメラをセットして動画を撮ってみたりしたのだが、青い空ばかりが映っていた。残念。また工夫しよう。

 航路の手前が潮流波でざわざわしていた。

 初めて渡る辰巳島。前は航路の向こうに眺めただけだった。その当時と比べたら余裕もだいぶ違う。年々少しは成長しているんだろうか。

 上陸して探検してみた。小さな島で、人影は少ないが、生活のあとは感じられる。

 もう秋だなぁ。秋です。秋。秋を感じつつ島内を歩き回ったが何もなかった。

 激しい潮流を横断したら、かなり流されていた。流されたのを戻るより、手前に到着して流れた方が楽できそうだ。そんなこんなで上陸。

 港の近くのお店で。ねこがいた。ねこ。

 とろーんとした海をまったり漕いで帰った。

 キャンプ地へ帰ってから少し練習。左のバランスの方が右手を使いやすいので写真をとりやすいようだ。

 あるみちゃんにカーボンシオンを貸してあげたら、やはり速く感じるようだ。僕はあるみちゃんの3分割に乗っけてもらった。ペダルの位置が一緒なんだ・・・。

 その後あるみちゃんはわざと海に落ちて、空になった僕のシオンにそのままノリウツリングをした。これは比較的簡単だった。あるみちゃんは馬乗り再乗艇を試みるが失敗。リエントリーロールはポンピングが面倒だからやりたくないそうだ。でも結局簡単なリエントリーロールで乗り込んだ。その後、馬乗りの見本を見せて、あるみちゃんも無事成功。でもやっぱりリエントリーロールでポンピングした方が疲れないと思った。ていうかそもそもデッキの荷物をよけないといけないし・・・。

 空の色も刻々と変化していく。赤く染まって黒くなった。

 3日目。ちょっと長めのツーリングということで、朝早めに起きて弁当を作った。おかずはウインナー・たまごやき・ねぎ焼きなど。

 潜水艦!見えますかね左側の黒い四角。あれがすーっと動いていった。

 この日もとても天気がよかった。

 隣の島に上陸して、島内探検をした。探し物は見つからなかった。その後島を半周。

 島に渡ろうとしていたのに強めの風と速い潮のため上陸して先に昼食ということになった。朝に作った弁当を食べた。食べられた。

 誰かが空に模様を描いた。空模様。

 昼食後は潮流が収まっていたので、海況横断はあっさりできた。逆潮の島めぐりは反転流を使うために岸ベタベタで漕いだ。

 ゴロタの浜で昼寝。断崖絶壁ファンのための景色の前で、あったかい石ころの上で横になったら気持ちがよかった。

 帰りは、「のり潮」を捕まえるために岸から最大1.5km沖に出た。帰りの10kmはとてもらくらくだった。

 4日目。この日は午前は練習・ストレッチ組とツーリング組とで分かれて行動。僕はツーリング組に参加。速い潮流に翻弄されながら隣の島を一周して、そこから小さな列島へ渡った。速い潮流の航路横断を終えて草原状の島へたどり着いた。上陸ポイントはない。

 戻るときには潮流は落ち着いていた。戻ってみると15km。まぁまぁ漕いだ。

 午後はみんなでかきごおりツアー。宇治金時ミルクかけ。

 夕食のとき、地元の方がカンパチだっけ?やタコなど差し入れてくれた。うまかったー。

 ぱらぱらと降る雨がいやらしかった。

 5日目。もう帰るだけ。雨も止んだし、テントも乾いたし。少し早めの昼食をとって、出航準備。今回は今までとは違うルートを通ったのだが、航路横断はすごかった。航路というか大型船の交差点。そのうえ早い潮流がつくる激波にひっきりなしに通過する大型船の曳き波。ちょっとドキドキした。

 全ての航路横断を終えて休憩したとき、ちょっと気が抜けた。

 岬の先は潮流が結構な波を作っていた。灯台の裏のエディから撮影して、その後入ったのだが、最大のときは一瞬だけですこし待つともう落ち着いていた。

 

 以前に比べると全体的に余裕が出てきた。しかしこういう時が一番あぶないので、驕ることなく気を引き締めて謙虚にやっていこう。

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コメント

  1. 大国屋八兵衛 より:

     写真を勝手にゲットしました。また、動画も楽しませてもらいました。動画を見たら、あんなんやったらもっと背筋伸ばして、奇声を挙げて突っ込むんやったと思っています。これを「のど元過ぎたら」なんちゃらと言うんでしょうか。今も5日間の余韻に浸ってます(仕事もせんと)。

  2. quickturn より:

    写真は大きいのをまとめて今度お送りしますね!
    とりあえず常にカメラを意識しといて下さい!

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