10/15 くじゅう連山・男池~黒岳~坊がつる
![黒岳](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr00.jpg)
moujiさん主催のくじゅうトレッキングツアーに参加。そう、この屈強の山んちゅ達についていくために一人誰にも気付かれないようにこっそりボッカ訓練をしてきたというわけなのだ。
紅葉真っ盛りのくじゅう連山をたっぷり2日合わせて22.3km、その1日目、男池から黒岳登って坊がつるの10.1km。
このメンバーといったら、その殆どが祖母傾もやり終えてるうえに元トライアスリート、クライミングジムに通うクライマー、先週黒部4日歩いたばかりとか聞けば聞くほど恐れおののくメンバーなのである。
ココ数年、ご存知のとおりカヤックばかりにかまけて歩くことは殆どしていなかったので、少しでも練習しとかないとというわけで少しずつボッカ訓練をしてきたというわけ。それでも準備不足は否めない。
ドキドキしながら集合してお久しぶりのメンバーにご挨拶。
![男池登山口](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr01.jpg)
男池の登山口から登るのは初めて。清掃協力金100円と登山届を提出していざ出発。
![川](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr02.jpg)
男池から流れるクリアな川。美しすぎる透明度。この前日の金曜日はひどい雨だったのだけど、そんな雨の次の日でもクリアなのは相当なもんである。
![男池](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr05.jpg)
そして男池。とんでもなくクリアー。
![巨木](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr06.jpg)
このあたりは巨木が多い。石を抱きかかえるように生えた大木。くじゅう山郡は奥深い。
![林](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr07.jpg)
![林](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr08.jpg)
こんな林ってくじゅうの他のところにはあんまりないよねぇ。あんまり他を知らないけれど、新鮮だった。
![かくし水](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr09.jpg)
清らかなかくし水。口に含んで歩く。ペースが早いので必死に休憩を長引かせる(笑)
![じゃがきのこ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr10.jpg)
こ、これはじゃがいもにしか見えないきのこ!
![ソババッケ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr11.jpg)
風もなくかなり蒸し暑い道をまだかまだかと歩いてソババッケという湿地に到着。
![平治岳](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr12.jpg)
見上げる平治岳はほんのり色づいた感じかな?
![地面](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr13.jpg)
地面はじゅうたんもみじ。鮮やか。
![隊は進む](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr14.jpg)
どんどこ進んで途中で大荷物をデポる。身軽になって更に先へ。
![風穴](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr15.jpg)
風穴に到着。昔は天然の冷凍庫として氷を冷やしておくのに使ったんだって。そんなところでもうお昼。おにぎりをパクついた。
![急登](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr17.jpg)
そこからかなりの急登を黒岳目指して登る。落石に注意。
![黒岳へ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr16.jpg)
赤い実は今のところナナカマドとマユミっていうのを覚えたけどどれがどれやら。
![あざやか](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr18.jpg)
紅葉が鮮やか!
![心の目で見よ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr19.jpg)
ガスが出てきたけど向こうもきれいな紅葉!見えないって?心の目で見よ!Don't see, feel...
![紅葉](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr20.jpg)
荷物が軽いといっても屈強なメンバーについていくのは必死。ヒィヒィ登って、分岐からまずは黒岳最高峰の高塚山に向かう。一面紅葉のじゅうたん。
![高塚山](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr21.jpg)
高塚山に到着。もう既にしんどい。
![天狗岩](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr22.jpg)
そこからもうひとつの峰、天狗岩に行くんだそうだ。なんかすっごいイワイワが見えるけど・・・。
![天狗岩へ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr23.jpg)
雨が強くなったので合羽を着込んで天狗岩へ。
![岩](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr24.jpg)
どうしてこうなった?
![木](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr25.jpg)
どうしてこうなった??
![天狗岩](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr26.jpg)
イワイワの峰が近づいた。
![天狗岩](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr27.jpg)
紅葉の中、大きな岩をひとつずつ登る。
![パノラマ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr28.jpg)
さっき登ってた高塚山が見える。なかなか色づいてるようだ。
![天狗岩](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr29.jpg)
まだまだ山頂は上の方!いわいわいわいわ
![天狗岩](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr30.jpg)
一番てっぺんの岩に白い字で書いてあった。到着!
![紅葉](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr31.jpg)
燃えとるで~
![下り](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr32.jpg)
そして一気に下る。もう雨も止んで、合羽を脱いだ。
![大戸越へ](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr33.jpg)
荷物が軽かったのも束の間。再び重いザックを担いで歩き始めた。奥ゼリから大戸越へ続くマイナールートだそうで、倒木があったりちょっと迷いやすい道。アップダウンもあって、結構たいへん。
![落ち葉のじゅうたん](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr34.jpg)
落ち葉のじゅうたん。
![大戸越](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr35.jpg)
大戸越に到着。ガスが出てるけど樹林を抜けてパァッと明るい。
![坊がつる](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr36.jpg)
再び樹林の中の滑りやすい道を歩いて行くと、またパァッと開けた。坊がつるっぽい感じ。
![坊がつる](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr37.jpg)
避難小屋のところに出てきてひと安心。ビールっビールっ
![坊がつる](http://quickturn.jp/images/2011/111015kr38.jpg)
法華院温泉でひとっ風呂浴びて、ビール!今回はボッカ訓練じゃなくて「本番」なのでビールは担がなかった。しかし法華院温泉にはヱビスが白黒金揃ってる!しかもさすが車で運搬できるおかげで500mlで450円と山小屋にしては破格。
そんな冷たいビールを担がなくても頂けるだけで満足なのに、出るわ出るわ豪華料理&酒。ビッグボトルの日本酒にワイン一本まるごととか。moujiさんに至っては炭火で焼鳥とか4Lもあろうかっていう鍋いっぱいの雑炊とか。
「食事は各自で準備ですが、豪勢になり過ぎませんようお気をつけください。少なめに準備してきて、ちょうどよろしいかと思います・・・。」「お酒の量は、各自、適量でお願いします。」これは事前に配布された案内書の言葉。こーれーがこのメンバーの少なめ・適量なのか!これだけ担いであのスピードなのか!ボッカ訓練をあのペースであと10年やらないと追いつけないと実感した夜だった。それにしてもおいしかった。皆さんありがとうございました。アルファ米はそっとしまった。
コメント
せっかく遠征してきてもらったのに、天気が悪くてすまねー!と思っていたけど、
サイボーグには『こころのメ』機能が付いていて助かりました。
でも、2日目・・・、ガスがかかったら『見えねー!』って言ってたような気が・・・??
九州には「坊がつる仕様」という言葉がありましてね(ない!?)
水もアルコールも存分に使えるここでは、ついつい食べるものが豪勢になってね~。
他の山では、決してマネはできません。はい。
そーなんです。充電が切れると見えなくなるんです。体内原子炉は昨今の情勢で使えなくなりましてね(ない!?)
なるほど「坊がつる仕様」ですか・・・次回の坊がつるでは仕様に則って豪勢にいきたいと思います
![ファーストフード](https://quickturn.jp/wp-content/plugins/ktai-style/pics/SA/fastfood.gif)