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8/14~15 弓削島シーカヤックツーリング

 8/14~15のお盆真っ只中、たきびさんと前向キングの2人+1キングで(?)弓削島周辺を探索してみた。やはり夏は人が多かった45.1km。

 直前の12日のサイクリングで血尿を出してしまい、参加できるだろうかと心配しながら13日に病院へ行った。とりあえず検査が週明けに決まって、それまで自転車はNGということになった。カヤックはNGにならなかったのでセーフ!というわけで、朝6時集合で伯方島へ。

 なにせこの辺は出艇場所さえよくわからない。今まで山口や岡山で漕ぐことが多かったせいで、広島の海は殆ど知らないのだ。「広島にどこかないの?」聞かれても、海水浴シーズンに出艇できる場所なんてワカリマセン・・・山口なら・・・と答えるしかなかった。

 で、Googleマップなどで見たりしてあらかじめ相談して候補に挙げたいくつかの出艇できそうな浜に行ってみたのだが、ひと晩車をとめてていいのかわからない。結局、昨年のキャンプ地・出艇地探索サイクリングで行ってみた沖浦ビーチから出すことにした。まだ朝早かったおかげで駐車場にはキャンプ客らしき人の車程度で、泳いでいる人もいなくて邪魔にならずに出艇できた・・・と思う。

 若干薄曇りでそんなに暑くない。出艇して、金ヶ崎をまわり、一路北を目指す。今回は全て未知の海域である。どんなツーリングになるか予想もつかない・・・というと無計画な冒険っぽいので予想はしたけどそれが正しいのかどうかわからない、ということにしておこう。

 金ヶ崎の沖に出ると、これから回る島々が見えてきた。海図上はおそろしいことになっていた伯方島と津波島との間はとくに何もなく拍子抜け。そうは言っても一度来ただけではわからないもんだ。

 津波島・・・。ずーっと「つなみじま」と思っていたが「つばじま」だそうだ。この島には渡船がなく無人島らしい。Googleマップで見ると津波島の真ん中あたりに「コミュニティアイランドキャンプ場」とあったので一応今回のキャンプ地候補にあげておいたのだけど、季節柄?数艇のプレジャーボートが入っており、海水浴やキャンプなど楽しんでいた。一般の人のシーズンオフにはキャンプにいいのかもしれない。

 ちょっとだけ島を散策・・・といっても堤防の上程度しか歩いていないが、なぜか大量の犬糞が投棄されていた。犬かどうかはわからんけどなんとなく。その山がいくつもあって死にそうだった。一体何なんだ。

 本来のキャンプ場は堤防の上だろうけど、このように砂浜も満潮でも大丈夫そう。

 なかなかいいところだった。今度はシーズンオフに調査に来てみよう。

 津波島の北端にもキャンプ場があるらしかったのだけど、いまいちよくわからなかった。まぁさっきのところでいいだろうけど。

 津波島と赤穂根島の間を東西方向に分ける海峡は、上げ潮で西から東に川のように流れていた。遠くに多々羅大橋を見ながら、流れを利用して赤穂根島にとりついた。昔々、赤い骨が出てきたんですよ。それで、昔の人が会話の中であの島を説明するのに「ほれ、あの赤い骨の出た島じゃけぇ」「赤い骨の島じゃの」「赤骨の島じゃぁ。」「赤骨島じゃな。」ということで赤穂根島なった。に、違いない!などといい加減なことを話した。

 赤穂根島と佐島の間は南北の海峡。漠然と上げ潮は北向きと思っていたので、潮に乗りつつ佐島に渡ろうと思っていたがどうも潮流は北から南へ流れるようだった。あてが外れたので佐島へ渡りきってから、反転流を期待して沿岸沿いを北上することにした。どうやらこのあたり、同じ上げ潮でも、北向きだったり南向きだったりいろいろあるらしい。

 狭い範囲の海図だけだといまいちピンとこなかったが、大きな地図で確認すればわかった。上げ潮は大三島・生口島からの流れが燧灘へ出て行く方向、と考えれば全てまるっとお見通しなのであった。航海地図は詳細地図以外に広域地図もあるとわかりやすい。木を見て森を見ず。しまなみ海道を見て瀬戸内海を見ず。

 そんなこんなで佐島の岸沿いを北上していくと建設中の橋が見えてきた。佐島と生名島を結ぶ生名橋、だそうだ。

 こんな繋がる前の橋なんて一生のうちに何度見ることか。豊島大橋の開通前にあのあたり漕いだことがあるけれど、開通前とはいえ橋桁は既につながっていた。

 というわけで、もしかしたら最後に見る建設中の橋かもしれないので、たっぷり見ておいた。つながってたらあまり感じないけど、あんな重そうなカタマリをワイヤーで引っ張ってぶら下げてるんだと改めて考えるとすごいことに感じる。

 佐島の北を東に向かって現れた橋。こっちは完成済みの弓削大橋。

 日陰が見つからず、灼熱の浜に上陸して昼食にした。だいたい何が暑いかって、上陸すると暑いのである。って書くのは何度目か。自転車に比べると、いつでも水浴びできるカヤックはなんと涼しい遊びだろう、と思う。いや自転車も走ってる間は涼しいのだ。何が暑いって、止まると暑いのである。そう考えると、カヤックも自転車も野球に比べるととても涼しい。いや高校野球で熱中症とか聞くとね。それにしても暑いな。

 たきびさんは先日沖縄へシーカヤックに行ってきたそうで、なんでもシュラフが必要だったくらいだそうだ。実際、この夏はこの辺で35~6℃でも沖縄は31℃くらいだったりして、実は沖縄の方が涼しいらしい。沖縄へ「避暑」にいく時代がやってきた。

 昼食後、橋をくぐって弓削島の南へ向かった。

 たまに現れるこういう奇岩。なぜこういう形になったか、何千年、何万年かかったらこんな風になるのか。今の技術ならシミュレーションしてしまえるのかもしれない・・・けどそんな人いないか。いやこういうのは大抵世界のどこかでやってるもんである。奇岩のひみつ。

 寄り道したり、遠くの豊島を眺めながらたどり着いたのは、次のキャンプ地候補に上げた弓削島の松原海水浴場・・・なんだけどすごい人出。離島だから大したことないだろうと思っていたのだが、併設のキャンプ場も大変なことになっていた。盆休みだけはどうしようもないか。

 キャンプ地からは百貫島の灯台が見えた。夕食にと持ってきたゴーヤがくさったのでゴーヤチャンプルーのゴーヤ抜きにしようかと思ったら豚バラも忘れてきたのでゴーヤチャンプルーのゴーヤチャンプルー抜きにした。

 翌日。9時前に出航。追い風ですいすいと弓削島の北端へ向かった。すいすいと行ったということは今度は逆風なんである。

 一応南西の風ってことだったのでよろよろと因島へ横断してみた・・・が風裏にはならず、風速7~8m/sの向かい風。

q「すごい向い風ですね~」

た「つらいですね~」

King「向かい風でつらいのではない。涼しいのだ。」

q・た「ま、前向キング!」

 ・・・というくだりを思い浮かんだのでとりあえず書いてみた。信じてしまう人がいるといけないので敢えて書いておくと、そんな話はしていない。でも前向キングはいたかもしれない。

 途中で折古ノ浜海水浴場の跡地に上陸して休憩・探索した。

 因島南端の造船所には掃海艇「いずしま」。カメラを出してるだけでさーーっと後方に流されてしまう。

 こっちは訓練支援艦「くろべ」。ぴっかぴかの新艇にみえた。

 その他砕氷艦や車両運搬船などたーーくさんの大型船がドック入りしていた。

 因島・弓削島・佐島・生名島の真ん中はフェリー・貨物船・高速船など多くの船が往来する危険ポイント。しかも風と潮流のせいでかなり波立っていて、横断は厳しそうだった。

 なので、ドックの前を少し西に入り、航路を狭めて一気に横断。横断してみると幾分おだやかになった。

 生名島の「厳島」の横に上陸して昼休憩。役場のうらの影を使わせて頂いた。だいたい何が暑いかって、(略)

 生名島を出航したら、上げ潮で「北向き」の潮流に向かって南下。あいかわらず風が強い。往路と同じルートはつまらないので生名島の南岸を西へ向かい、岩城島へ行こうと思った。

 横断をしかけたところで岩城島と生名島の間は上げ潮で「南向き」の潮流だったので、その流れも利用して赤穂根島へ渡ってしまおうと考え、針路変更。南へ向かった。

 しかし途中までいったところで、佐島と生名島の間から貨物船が姿を現しバウをこっちに向けた。しばらく様子を見てみたが僕らは今南へ流されている。というわけで若干バックバック。やり過ごしてから赤穂根島へ渡った。

 赤穂根島の周囲は激アレ地帯。しかも逆風逆潮。岸にべたっと張り付いて反転流を使って漕いだ。久々荒れた海。たまにはこんなのもなくちゃね。

 でも津波島に渡るところはおだやかになっていた。上はおだやかに津波島への図。

 津波島の端っこはこんな激潮部。ほぼ潮止まりの時間だったのでおだやかな方なんだろう。伯方島の金ヶ崎へ横断する間に徐々におだやかになってきた。

 キノコ雲!と言われて見たらたしかにキノコ雲。レンズ雲に積乱雲のコラボレーション(笑)

 沖浦ビーチから1km以上離れたところで海に浮かぶビーチボール発見。これを持ってったらヒーロー(笑)と思ってかかえて漕いでみた・・・のだが、ビーチボールをシーカヤックで運搬するという行為をなめてちゃいけん。やってみるとわかるけど、大変難しい。結局若干空気を抜いてショックコードにひっかけて漕いだ。

 たくさんの海水浴客がいる中で持ち主探すったってなぁ・・・とビーチに近づいたら中学生くらいの女の子のグループが私のでーすと近寄ってきた。「1km先まで飛ばされてたよ」と言ってもあまり感動はなさそうだった。

 帰る途中に船折瀬戸の展望台に寄ってみた。ちょうど最大潮流の時だったようで、なかなかの迫力。しばらく待ってみたものの、通過する大型船がなかったのが残念。最大潮流を避けるのか、たまたまなのか・・・。

 帰りは大浜PAで夕食を・・・という話をしていたのだけど、生口島の先は渋滞中ということだったので、生口島入ってすぐの瀬戸田PAに寄った。ここで反省会と称してたこ天丼を頂いた。据え付けられたテレビから海水浴客がジェットにぶつかられてなくなった悲しいニュースが流れたり、隣のテーブルのカップルが口論してたり。

 まだ渋滞中だったのでしおなみソフトも頂いた。

 まだまだ渋滞中だったのでたきびさんが駐車場の片隅でカヤックを畳んだ。それも終わり、暗くなったのでそろそろ渋滞に突っ込んでみた。

 

 というわけで、広島の海をもっと知る旅・・・だったはずなんだけど因島以外は全て愛媛県だった。アチャー

 ま、それはそれ。なかなか楽しげな海域だった。弓削島もいろんな意味で気に入った。いろんなところから出艇していろんなルートを通って弓削島に行ってみよう。

弓削島シーカヤックツーリング
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